ロアアーム交換
1
異常が判明したのはユーザー車検の検査ライン上です。\(-_-;)もっと早く気付け!
さて・・・車検当日の事です。
検査ライン上で、サイドスリップが×印・・・。
測定中ハンドルを動かしていないので問題なのは車のほう・・・
測定数値を教えてもらうとトーアウトに8.8と目を疑う数値
一度帰ってスケールで前タイヤの前後の幅を測ると数値差8.5mmでトーアウト
(実際には車体が干渉するのでタイヤの斜め下での測定値)
ジャッキで持ち上げ確認すると右ロアアームエンドの
ボールジョイント部のガタが大きく通常荷重では外に拡がる事で
トーアウト方向に開いてしまっていました。
(7図参照)
他にもこのガタは走行中のアライメント変化を引き起こします。
ゼロ発進や加速等で車体が左にわずかに変針
ハンドルを右に修正する癖がいつの間にか身についていたし、
コーナーで挙動が変化するのでハンドル修正が忙しかったのですがなんとこれが原因!
横GやアクセルのON・OFFでの挙動の変化が
ガタ付きで考え得るアライメントの変化と一致していました。
(8図参照)
次第に『足回りがへたってきたか?』と思いながらも
不具合に自然に馴れてしまうのは人間の適応能力でしょうか?
疑問に思っていたらもっと早く気付いていたでしょう?・・・???
部品発注の時間がないので当日は応急処置・・・
いわゆる車検の為の『一時しのぎ』で
タイロッド調整、取り敢えず午前中に再検査をクリアしました。
この時、過大なトーアウトを修正しただけだが、後になって
高速域でのハンドルのブレがピタリとおさまった事にも気が付きました。
多くはホイールバランスだけが原因だと思っていましたが
意外な誤解で、これはある意味で勉強にもなりました。
トーアウトでのタイヤ間隔が拡がろうとする負荷とその反動なのでしょう。
交換作業自体は大したこと無いので
次の図以降サラリと流します・・・
もちろん、ロアアーム交換後に改めてタイロッド(トー)調整をしたのは言うまでもありません。
交換後は車の安定感とハンドリングが甦り、運転が更に楽しくなりました。・・・懐かしい思い出です。
あっ!この図の説明 『ウマは必需品』・・・ですネ
2
VIVIO RX-Rでロアアームを外すには4箇所のネジを外すだけです。
ハブ側×1
ボディ側×2
スタビライザー側×1
3
専用工具は要りません。
あえて言うならば
ココの隙間にマイナスドライバーを差し込んで下方向にガツン!
とするぐらいでしょうか。
4
ボディ側固定部の前後です。
特にコメントもないのですが・・・
余談で、
マフラーはセンターパイプ部もオールステンとはいえ
ココまでは錆びるようです。
ステンレスと言ってもいろいろと品質の違いがあるようです。
まぁ、これ以上腐食は進まないでしょうから気にする部分でもありません。
5
ロアアーム交換中の新旧部品比較(メーカー対策)
補強部分が大きくなっていて表面化しない改良が行われている事を知りました。
(赤線位置の違い)
ちなみに価格は購入当時、片側9480円で左右とも同一価格でした。
防錆として亜鉛塗料をスプレーしているので色の違いは無関係です。
6
新旧部品比較2(摩耗劣化)
ピロボールジョイント部は上下・左右・前後のあらゆる方向にガタガタでした。
ダストブーツもペシャンコです、潰れた山の部分のボディ側が大きく切れていました。
そういえば2図でもわずかに確認出来ます。
早めに対策(防水とグリスアップ)していれば防げた摩耗かもしれません・・・。
7
何故、トーアウト?
青い線が通常のタイヤの進行方向
黄色い線がタイロッドだと想定した時
サスの伸びる力と車重とタイヤの位置関係から
矢印のように外側に力が掛かるので
タイヤは外に開きトーアウトとなります。
(緑色の線の方向)
車検時は黄色いタイロッドの長さを伸ばして
緑の線を青い線と平行になるように応急処置しました。
※あくまでも緊急の対処法です。
整備工場で安易に調整していると本来の原因を見逃してしまうかもしれません。
8
信号発進や加速等では・・・
駆動力によってタイヤがボディよりも前に進もうという力が増大します。
この時、タイヤは前に行こうとすると同時に、
タイヤの中心がキングピン位置よりも外にあるので
キングピン軸を中心に内側に入り込もうとします。
結果としてそれまで左右均等に開いていたタイヤが
(ハンドルを固定している時)
右側タイヤのみガタの分だけ内側へ向いてしまい車体が左に変針します。
この挙動の乱れはコーナリング中にも発生し、
アクセルワークだけでタイヤ一本分位はすぐに走行ラインが乱れ
気の抜けない車となり、疲れる原因にもなります。
古くなったから足回りが弱くなってきたと思った時は一度点検して みたら良いかもしれません。
・・・と、自分にも訴えてみる?(;´_`;)
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