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エコだけど、エコだけじゃない! - アルトエコ
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USAのらきち
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スズキ / アルトエコ
エコ S(CVT_0.66) (2013年) -
- レビュー日:2023年5月21日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:買い物
おすすめ度: 3
- 満足している点
- 先代のHA36Sより50㎜高い全高により頭上空間に余裕があります。現行HA37Sがこの全高に戻したほどてすから。この先々代のHA35Sには特別な機構は何もなく高圧タイヤ仕様なのに意外な乗り心地の良さと走りの良さを両立しています。
- 不満な点
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ブレーキは初期制動が甘い。つまり効き始めがグッといかない。安全運転をしていれば問題ありませんが、平坦路でもアクセルOFFでの滑走感が強い。それだけ走行抵抗を受けにくいらしく、僅かな下り勾配でもアクセルを踏んでいないのにどんどん加速していくほどなので、スピードが出ている状況からのブレーキングは早めが肝心。
渋滞状態や細かい路地でゴーストップを繰り返す場面ではアイドリングストップ機構が煩わしくOFFにしなければいけません。
エアコンの負荷が減る秋・冬・春は300kmを遥かに超えてからの残量警告なのですが、夏は250kmほどで警告されるので給油のタイミングが早まる20Lタンク。スタンドでは16~18Lしか入りません。 - 総評
-
なるべく少ない燃料で足として活躍し、駐車場や道路が狭い所へもスイスイ気軽に乗って行けるのは今どきのどの軽自動車にもいえることですが、のっぽなハイト型ワゴンより軽いので常時2人までの足として使うなら実燃費も良好。車歴10年目で走行9万km超えですが燃費性能に衰えはありませんので、安い通勤車が必要になった人にはお勧めの一台です。
可愛いらしいスタイルのHA35S、実は期待以上に走りも良好。
ただし、このアルトエコをスムーズに走らせるには丁寧なアクセル捌きが必要。CVTによる変速タイミングやエネチャージの作動タイミングによってアクセル操作がラフな人にはギクシャクするだけの反応の悪いクルマでしかありません。
メーター内のグリーンのエコランプをできるだけ点灯させたままでスムーズに走らせることができれば、コーナーが続くところではたちまち先行車に追いつく走りの良さと燃費の良さが際立ちます。
- デザイン
- 5
- スタイルは現行のHA37Sアルト、先代のHA36Sアルトよりは女子受けが良いようです。先代よりも全高が高く実用性も兼ね備えています。
- 走行性能
- 4
-
維持費の安さ、燃費の良さを期待して、妻の通勤車として前車スプラッシュと交替させましたが、通勤車としては圧倒的に操作系が軽くて乗り心地も良いので女性も苦も無くドライブできますし、軽量なのでけっこうスピードも出ます。
以前のアルトは後輪のサスペンションがうまく機能せずに早期に腰砕けが発生していましたが、純正13インチのままでもDEデミオと変わらない安定性の良さです、スズキ車はスプラッシユ以降、欧州志向の足回りを取り入れたようです。 - 乗り心地
- 4
-
エコ仕様ではない標準アルトより車高が低くサスペンションも僅かですがローダウン化されている、標準で3.0kg/mの高圧タイヤ、乗車するたびにグッと沈むので底付きしそう、なのに意外にストロークがあって粘りもありフワフワしない不思議な足回りです。
始動直後やエアコン作動時などアイドリングが1000回転前後の時のD→Rシフトで「ゴッ」と激しめの振動あり。平常の700~800回転では振動なくスムーズです。
車重700kgプラスの軽ですから、それなりの静粛性。フロアマットの下に吸音マットを入れて対処していますが、雨の日は騒々しいです。
Sモード(レンジ)は加速が欲しい時に有効ですが、タコメーターが6000回転に張り付いてエンジン音が騒々しいです。
こんな走りより、ゆっくり走らせればエンジンは2000回転以下、60km/hでも1100~1200回転で燃費も良好です。
- 積載性
- 2
- 4人乗りでロングドライブならハイトワゴンに敵うわけありません。荷物を積むなら近距離で2人まで。
- 燃費
- 5
-
「e燃費アワード2013-2014」の「軽自動車部門」において22.6 km/Lを記録し、同部門で1位の実績は、実燃費でハイブリッドのアクア(2013年11月改良モデル、22.4km/L)の記録を上回ったそうです。
通勤+買い物で往復40km×週5日、春・秋19~21km/L、冬18~20km/L、夏15~18km/L。冬は低温によりアイドルストップが作動しない場面が多い、夏は冷房エアコン全開+アイドルストップはOFFのため。
最高燃費は203.4km走って5.7Lしか入らなかった昨年の秋、1人乗りでの燃費チャレンジ。往路2時間、休憩30分、復路2時間の平均速度50km/h超で35.68km/Lをマークしました。
燃費重視で軽量3.8kgの鉄ホイールに13インチ145タイヤ仕様ですが、更に軽量な1本3.6kgのエコフォルムCRS 102 4J-13も試してみましたが、やや重い14インチ155タイヤでも燃費への影響は少ないようで、通勤に使わなくなった最近でもコンスタントに20km/L以上をマークしています。 - 価格
- 5
- もともと100万円カー。5年落ち中古で購入しましたが、5年近く経過した今でもあまり値下がりしていないようですが、ほかから比べれば圧倒的に安いです。
- 故障経験
-
アイドリングストップ機構がエコだとカタログで誇った時期のクルマだけに、信頼していましたが猛暑の時期に新品のカオス・バッテリーを上げてしまったことがあります。
バッテリーが弱っているサインはリモコンキーの反応が悪くなること。最初はリモコンの電池の弱りを疑いますが、本体の方が弱っています。
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