• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

イトケン(G)のブログ一覧

2012年06月30日 イイね!

銘酒

銘酒 愛知県にも銘酒がある。愛知県の北設楽郡設楽町という、奥三河の自然に恵まれた、静かな山村にその蔵元はある。

 関谷醸造。

 「空」「吟」「蓬莱泉」といった、幻の銘酒を世に送り出している、知る人ぞ知る醸造メーカーである。

 これらの酒がなぜ幻と言われるかというと、ひとえに入手が非常に困難だからである。直接蔵元に行って予約をしないと売ってくれない。製造本数も極めて少なく、あっという間に売り切れてしまう。それゆえ、その名声は天下に響き渡っていながら、実際口にしたことのある人はほとんどいないという、文字通りの幻の銘酒となっているのである。

 先日、偶然この関谷醸造の酒を手に入れることができた。とある芸能団体のキャンペーン商品として、その団体のオリジナルブランド名を掲げた限定商品である。世に名が轟いている銘柄ではないが、関谷醸造の酒である。その味に間違いはないはずである。

 少々値は張ったが、この機会を逃したら、もう二度と口にすることはできないかもしれない(※注)。思い切って二本購入した。

 大事に冷蔵庫にしまってあったのだが、ようやく口にすることができた。

 鮮やかな青いビンから、お猪口に酒を注ぐ。甘い良い匂いが鼻をくすぐる。一口口に含むと、思いのほか濃厚な味わいが口の中に広がる。甘口の酒のまったりとした味わいなのだが、不思議とキレがいい。スッと口の中からその存在が消える。

 なるほど。これは銘酒だ。

 そして、その段階ですごく大切なことを思い出した。すごくすごく大切なこと。

 オレ、日本酒って好きじゃなかったわ。

 ひぇーーい。

 有名だから、つい買ってしまったんだけれど、そもそも、オレ、日本酒なんて飲まないし、好きじゃない。どれほどの銘酒であったとしても、一口味見できればそれで充分だ。というわけで、銘酒がほとんど手つかずで残っている。

 この間、料理で肉を炒めるときに少し使ったんだけれど。まぁ、料理酒としても優秀だね、これ。

 ※愛知県三河の山中に、設楽ダムという利水・治水ダムの建設計画があるのだが、このダムが作られると、日本酒の命である水がダメになってしまう。ダムが建設されたのちは、醸造は困難になると言われている。ダム計画は何十年も前のもので、その必要性は疑問視されている。
Posted at 2012/06/30 21:30:11 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2012年06月29日 イイね!

日食~eclipse~

日食~eclipse~ 今更ですが、日食の写真撮れました。ワッチョーイ。

 何百年かに一度の天体ショーということで、日本中が大騒ぎしていた。オレの住んでいる地域は雲がかかる予報だったがご覧のとおり。これは、オレが相当な晴れ男なので、そのおかげです。そう、この地域で日食が見られたのは、オレのおかげなんです。

 金環日食のピークの時間は、近所のおじちゃんおばちゃん、町工場の従業員、納品に来たトラックの運転手、みんな同じように観察用のグラスをかざして空を見上げる。そして、ちゅごいねぇ、ちゅごいねぇと言葉を交わす。

 近所のおばちゃんが、「私が小学生の頃にも日食があったわ。」っていう思い出話をすると、「えっ?、小学生の時だったっけ?中学生の時じゃなかった?」とその場にいたオッチャンが言う。すると別のおばちゃんが「あんた、年齢が違うんだから、同じなわけないでしょ」とツッコミをいれる。

 その場にいる人たちの心が通い合ったような連帯感を感じた。人と人との関わり合いが少なくなり地域コミュニケーションが希薄化する現代にあっては、日食以上に貴重な場面だったと思う。

 そして、その日は日本中のブロガーが日食を話題にしていた。どこを見ても日食日食。そして、写真もアップされていたりする。しかし当然なのだけれど、基本同じモノなわけですよ。撮り方の上手下手、雲の有無などの若干の差異はあるものの、同じモノ。

 さらに言うと、わざわざブログで報告してくれなくても、写真をアップしてくれなくっても、どんなだったか、みんな知ってるわけ。だって、ほとんどの人が、同じものを同じ時間に自分の目で見てるわけですね。

 でも。

 見せたいのよね、これ。

 何だろうねぇ、意味がないことを見せたくなるって心理は。

 似たような心理になる場面は、日常生活の中にたくさんあって、ものすごく長いウンチを途切れずに出せた時や、大きな耳クソが出た時や、乳首の横にとても長い毛が一本だけ生えていることを発見したときなど、見せたくってたまらなくなる。もちろん、そんなもの見せたって意味がないことは重々承知なのだが、見せたい欲求は抑えることができないんですね。

 そんなわけで、オレの日食の写真も、見せちゃう。

 ほれほれ、見て見て、上手に撮れたよっ。


 そして、注目度を上げるために、わざわざ一か月以上が経過したこのタイミングで、この話題を書くってところが、また、やらしいでしょ。やらしくて、ゴメン。あと、何百年かに一度の神秘的な天体現象と乳毛の話を、同レベルの話にしてしまってゴメン。
Posted at 2012/06/29 22:05:17 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2012年06月28日 イイね!

完全体なオレ ~腰痛地獄からの生還編~ 2/2

完全体なオレ ~腰痛地獄からの生還編~ 2/2  それからというもの。

 東に良いカイロプラクティックがあると聞けば行って治してくださいと言い、
 西にスポーツ整体のプロがいると聞けば行って腰が痛いと言い、
 南によく効く温泉があると聞けば浸かって体を温め、
 北に腰痛の人あればオレも同じだと言い、
 雨の日も風の日も、止まぬ痛みに耐えながら暮らす日々が続いた。

 そうこうしているうちに一年経過。~2011年12月~
 何をしても治らなかったので、結局、最初の神の手を持つ整体の先生の所に通うことにした。通うこと、半年。オレの体が、少しずつだが矯正を受け入れるようになった。矯正がうまく入った日は、痛みがかなり軽減される。しかし、少しでも体に負荷がかかるとまた元通りになってしまう。

 来る日も来る日も、矯正してもらっては、すぐに元通りを繰り返した。

 もう、これ以外に良くなる方法は思いつかないので、根気よく通い続けた結果、元通りになるまでの間隔が徐々に空くようになってきた。半日が一日、一日が二日と。合わせて痛みも引いて行ったのである。神の手の整体のセンセの診立てでも、体の歪みもどんどん取れてきたらしい。

 そして、痛みがなくなった。~2012年6月~
 ここんところ二週間以上、矯正をしなくてもまったく痛みがない。歩いても走っても、仰向きに寝ころんでも痛みがない。走れるようになったなんて、夢みたいです。痛みがないって素敵なことね。階段を軽やかに上れることが楽しくて仕方がない。


完全復活をした筆者、前列左から三番目。(社員旅行にて)


 一時は一生負うべき痛みと覚悟をしていただけに、本当にうれしい。

 神の手は伊達ではなかったな。

 ありがとう神様と、神の手を持った整体師のセンセ。

 これで完全体に戻れまし・・・、あ、まだ完全体ではなかったな、オレ。神の手の次は、髪の毛をよろしく頼みます。
Posted at 2012/06/28 00:08:59 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2012年06月27日 イイね!

完全体なオレ ~腰痛地獄からの生還編~ 1/2

完全体なオレ ~腰痛地獄からの生還編~ 1/2 そういやぁ、完全体になったのはロッくん(R56クーパーロックパッケージ)だけではなかった。オレも完全体になったのだよ。

 ずっと悩まされていた腰痛、足のしびれから解放されたのだ。

 ことは二年前にさかのぼる。~2010年10月~
 地元の大きな音楽イベントに出演したのだが、そのステージセッティングと撤収作業を張り切って手伝った。重いスピーカーや機材を次々と運ぶ。重い荷物はマッチョなオレに任せろ。調子に乗って作業した翌日、激しい筋肉痛に見舞われた。イタタ、ちょいとこれは体がなまっているなぁと思った矢先。

 グキッと来た。
 ギックリ腰がグキッと来た。


グキッと来た瞬間の筆者、奥の一番左。


 ギックリ腰の強烈な一時的な痛みは一週間ほどで改善したのだが、腰や足にしびれが残ってしまった。歩くたびに左足から腰に激痛が走るし、仰向きで寝ようとすると、これまた激痛が走る。ここで、きちんと治療しなければならなかったのだが、仕事が忙しいピークに突入する。仕事が一段落するまで我慢することにして、痛みに耐えながら頑張った。

 少し体を動かすだけでも激痛が走る。しかし、オレの仕事は人前に立つ商売。苦しい表情は見せるわけにはいかない。オレは一切表情にも出さず笑顔で働き続けた。

 それから半年後。~2011年6月~
 ようやく仕事が一段落したので、地元で神の手を持つといわれる整体の先生のところに通うことにした。その診立てでは、痛みをかばっているうちに、筋肉の緊張が固定してしまって、筋繊維の癒着がおこっているとのこと。背骨も筋肉の緊張によって側弯状態になってしまっていて、おまけに、らせん状にひねりが入っているらしい。状態はよくわかったが、何をしてもちっともよくならない。背骨の矯正をしても、体が受け付けない。

 これは整体ではダメだと思い整形外科に行き、MRI検査を受けた。骨がかなり歪んでいることや、幸い椎間板は飛び出していないことが分かった。痛み止めの薬が処方され、牽引治療に通うよう指示された。しかし、牽引治療も3カ月以上通ったが全く効果が出ない。(まぁ、神の手によって丁寧に矯正しても治らなかったものが、機械で引っ張るだけで治るわけがない。)

 このまま、この痛みともう一生付き合っていかなければならないんだろうかと、弱気な自分も顔を見せ始めた。

 ・・・つづく。
Posted at 2012/06/27 00:14:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2012年06月26日 イイね!

ハイラックスサーフ185系 11/11

ハイラックスサーフ185系 11/11 ハイラックスサーフの最終回です。最後に、このクルマのドライビングフィールについて書きます。

 サーフは超重量級の四駆で、基本はトラックである。総重量2トンもの重い車体を3Lのディーゼルエンジンで引っ張る。出力は130ps/3,600rpm、29.5kgm/2,000rpmを発生する。30kgmものトルクをわずか2,000回転で発生するのだ。せいぜいぶん回しても3,000回転ぐらい。普段は2,000回転以下の領域でグイグイと走ることができた。

 ディーゼル特有のトットットッという音は発生しているが、不思議なことに停車時よりも、走行中の方が車内が静かになる。アイドリングの低い回転では、振動が断続的に発生しているが、走行時に回転を上げると、振動が振動によって打ち消されるのだろうと思う。

 ハンドリングは評すまでもなく、車として問題なく曲がれるという程度のこと。特に味わいや気持ち良さがあるわけではないが、クロカンというクルマにそれを期待するほうが無理な話だ。

 その代わりと言ってはなんだが、高い悪路走破性を持っている。ラダーフレームにリジッドサスペンションと、クロカンのセオリー通りの構造である。泥地、砂地、ガレ地、どんなところでも、ぐんぐん走れるのは圧巻だった。ひざまで埋まるような深雪の中を、チェーンを巻いてラッセルするのは、まるで海上をクルージングしているような楽しさがあった。

 そして弱点は、シートがよくないということだった(これはサーフに限らず、トヨタ車に共通だったが)。サーフのシートはかなり大きく背もたれ座面とも分厚く、クッション性も高めてあるように見えるのだが、体をまったくサポートしてくれず、体のあちこちに自然に負担がかかってしまっていた。そのため、長時間ドライブでは激しい腰痛に悩まされることになった。座布団をかましたり、カイロで温めたりする腰痛対策が必須だったが、サーフに乗っている間は、これは自分の持病だと思っていた。

 ところが、サーフから別の車に乗り換えたら、どれだけ長時間運転しても腰痛にならなくなったのである。これでサーフのシートが原因だったことが判明したのだ。余談だが、その後、友人のカルディナで二時間ほど移動したら、サーフの時と同様の腰痛が発生した。トヨタのシートは人間工学を無視してシートを作っていたのではないかと思う。

 散々遊び倒して、楽しい四駆生活を堪能したが、やはり走りの楽しさを体が求めていく。時代はディーゼルの規制に向けて動き出していた。ある情報筋から、現行ディーゼルは乗ることすらできなくなるかもしれない、少なくとも下取り価格は暴落するという情報が入り、サーフとの別れを決意する。そして、レガシィB4へと車歴をたどることになる。

 本当に楽しい車だったが、もう一度乗りたいかと問われれば、答えはNoだ。驚異的な悪路走破性はともかくとして、サーフで楽しんだ旅のスタイルは、サーフでなくとも可能なのだ。旅をするならエブリィくんで充分。サーフで培った旅のスタイルはエブリィくんにしっかり引き継がれて今に至っている。

 ハイラックスサーフ185系、終わり。
Posted at 2012/06/26 12:37:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「騙されやすい件 http://cvw.jp/b/129992/48428172/
何シテル?   05/13 15:23
細々と・・・ クルマのブログはじめました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

トゥインゴS ~売れないだろうな、このクルマ~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/10/03 10:29:24
ルノー・カングー~これは、船です~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/30 21:38:33
教育問題 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/07/12 10:58:14

愛車一覧

シトロエン ベルランゴ シトロエン ベルランゴ
二台目のフランス車。 初めてシトロエン。 二台目のフルゴネット。
ミニ MINI ミニ MINI
5台目のMINI。 3台目のR56クーパー。 2代目のクリスタル。
日産 ノート e-POWER 日産 ノート e-POWER
初めての日産。 初めてのハイブリッド車。 初めての電気自動車。
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
 悪路走破性に特化した骨太で堅牢なクルマです。街を流すだけでも独特の世界観が楽しめます。 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation