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2024/03/10

安価でロードノイズを制する方法(その9)

カテゴリ : オーディオビジュアル > カーオーディオ、ビジュアル > デッドニング

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前回、フロントドアのドアヒンジの空間に洗車用スポンジを突っ込んでロードノイズ低減を図りました。
効果は高いのですが、道路で段差を通った際の「ゴゥン」という低音だけは防止できてませんでした。
他の音が大幅に低減された事で余計目立って聞こえる感じすらありました。
スポンジでは低周波を防げないですからね^^;

また、洗車用スポンジでは空洞が多すぎて雨水を含んでしまい、乾きにくいという別の問題もありました。
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この低周波を防ぐために最適な部材は何か探してまして、最初に閃いたのはゴムボールでした。
低周波を防ぐにはゴム製が1番です。
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これをスポンジの代わりに挟んでみました。
手前に見えてるスポンジは実験ですので気にしないでください^^;
これでも効果は確認できましたが、ゴムの厚さも薄くほとんどが空気層ですので低周波は抑えきれませんでした。
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最適な部材を探し求めて数ヶ月。
コーナンでやっと見つけました。安心クッションかまぼこ型です。
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NBR(発泡ゴム製)なのですが、車の衝突防止に使用されるだけあってゴムの密度が凄いんです。
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断面がこちらです。洗車用スポンジとは密度が雲泥の差です。
水分も入り込む余地もありません。

この密度の高い厚手のゴムがドアヒンジ部分から直接入り込む、低周波を含めたロードノイズを抑えてくれるはずです。
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これをハサミでカットします。強度があり過ぎて簡単にカット出来ないので、周りから少しずつカットしていく必要があります。
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カット面もこんな感じですごい密度です。
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これをドアヒンジの部分に差し込めば完成です。ドアの開閉度を変えながら奥に押し込んでいきます。
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ドアへの配線ジャバラを避けて2箇所に押し込みしました。

1本買えば、運転席側・助手席側とも充分足りますので700円未満で施工可能です。
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コツとしては完全に奥に押し込んでしまうとドアを開ける時にゴムが押し潰されて「ギュッ」という音が鳴りますので、そのスペースを少し空けてやる事です。
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試走しました。
まず感じるのはロードノイズの低減です。
綺麗な路面や普通の路面ではロードノイズが無いと言ってもいいくらいになりました。
荒れた路面でもゴォーーーという音が小さく、下部で抑え込まれています。

肝心の段差での音ですが、抜群の効果です。
段差音が格段に小さくなり、かなりの段差でも車内に音が響かなくなりました。

アクセルを踏めばエンジン音は聴こえ、ロードノイズはほぼ聴こえない状態になると、車が物凄く軽やかに動く感覚になります。

ロードノイズとして耳に伝わる振動が車体の重たさを感じさせてたという事ですかね^ ^

これで雨水の課題も解消しました☆

(追記)
みん友さんにも試して頂いて分かったのですが、ドアの開閉を繰り返すとクッションが奥まっていき、ドア開閉時にギュッギュッと言う音が鳴ります😅
ジャバラを圧迫しないように切断サイズは小さめにする事をオススメします🍀
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(後日)
カマボコが余っていたので、ドアヒンジより上部のAピラーに入り込む箇所に、カマボコを縦半分に切って投入しました。
また、ドアの方に小さいサイズのカマボコを投入しました。
ドアが閉まった時に2つが密着し合い、ピラーへのノイズ侵入を防ぐ狙いです。
コツとしてはドア開閉時にカマボコがズレないサイズ設定がいいと思います。

効果は、、、すさまじいです。
ロードノイズは荒れた路面でも車内に入り込む音が最小限になりました。
また、これまで聞こえていたエンジン音がかなり小さく聴こえるようになりました。

ドア周辺のモールにより室内へのノイズを防いでいると思ってましたが、モールの外側でもピラー側に音が大きく侵入していたことが分かりました^_^

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