峠オフに参加してきました、ルート詳細はこちらをご参照ください。
ツーリングレポートの前に、開催前に起きた出来事を少しお話いたします。
峠オフは、もともと、好みが(そして賛否も?)偏っているイベントなので、非公開ではないけど参加メンバーを広く募集することはせず口コミにしていることと、メンバーそれぞれ多忙なため、スケジュールを合わせる準備段階がいちばん難儀します。(メンバー集めの名人である hirarin0229 さんに実行委員長をお願いしちゃう言い訳です。)
今回の峠オフは、開催日を決定して後は開催を待つのみというところで、闘病中だった峠オフのレギュラーメンバー ま@とり さんの訃報が届きました。
先日、お見舞いに行ったときは結構元気で、「峠いつやるの? 走りたいなぁ~」と言ってくれて、「峠オフが終わったらドラレコ動画を持って会いにくるからね~」って約束して、ルートも彼女が峠オフに最初に参加したときのルートをほぼ踏襲したのに・・・
思考停止→現実逃避を経て、やっと事実を受け入れられるようなってきましたが、喪失感は手強いです。
参加者の方々と話をして、彼女の遺志と一緒に走る追悼ツーリングにすることにしました。
話を開催日に戻します。
そして迎えた開催日、集合は上信越道・佐久平スマートに 9:00 頃(9:30発)です。
6時前に起きて、助手席の前にお守りの写真を貼って出発です。
(ガムテープでゴメン、ちゃんとラミネートして張り直すから許してね)
関越道に乗ったらいきなり、川越ICを頭に約 10km の事故渋滞で、これを抜けるのに1時間以上かかってしまいました。
なんとか遅れを取り戻そうと、ノンストップ(制限速度は厳守です)で集合場所に向かいます。
上信越道で後ろから、青いベンツが迫ってきました、hirarin0229 さんでした。
彼も渋滞に巻き込まれていたようです、ちょっとホッとしたりして(苦笑)。
集合場所についてしばらくしたところで、ヒラヒラ さんが歩いて登場しました、ツーリングオフに歩いて登場ってドウイウコト・・・?
佐久平PAを行き過ぎて佐久ICまで行ってしまい、下道で戻ってきたのですが車で中まで入ってくると金がかかるので外に車を止めて歩いて入ってきたそうです(爆笑)。
いろいろありましたが、これでスターティングメンバーが全員集合しました。
あ・・・もう一人紹介しなければいけません。今回は峠オフ始まって以来、最年少の参加者がいます。
hirarin0229 さんのご長男です、先日スキーに行ったときに国道17号の三国峠でご機嫌だったので連れて来てみたそうです。
6歳にして、峠オフデビューとはスゴイ英才教育ですが、さて喜んでくれるでしょうか?
まずは、hirarin0229 さんの新車 MB CLAクラス シューティングブレーク のお披露目会です。
元々は白なのに、ラッピングで青くしてしまう・・・大枚をはたいてまで、自分のイメージカラーを死守する男気に脱帽です。
クルマのことがよくわからない Pootaro ですので、コメントをせず写真だけ載せます。
エンジンルームを見せてもらいました、タービンがデカくてビックリしました。
・・・スタート時間を大幅に遅れてやっと出発です。
最初のステージは県道44号線で神津牧場までのルート、前半はセンターラインあり広めの2車線道路ですが、軽のペースカーとその後ろを走るワンボックスカーにがっちりとガードされちゃいました。
おまけに、散々ガードされた後でワンボックスカーが軽を抜く・・・お~い、抜くなら早くせい(笑)。
内山牧場の手前の三叉路でワンボックスカーは我々と違う方向へ、お待たせいたしました・・・峠オフの始まりです。
内山牧場の縁を迂回しながら神津牧場まで続くこの道は、一般的にはとても快走路と呼べないかもしれませんが、峠オフに参加するメンバーにとっては大好物(笑)、好天の下、ブラインドコーナーが続く 1.5 車線道路をノリノリで爆走です。
出発時間が遅れたため、神津牧場の駐車場に着いた時は、神津牧場を出発する予定時間になってしまいました。
協議の結果。神津牧場でソフトクリームはキャンセルして先に進むことにしました。
2nd ステージは、まず妙義荒船林道で軽井沢レイクニュータウンへ、それから県道43号,92号を経由して国道18号へ、それから上信越道の松井田妙義ICの脇を通ってお食事処へという、今回のツーリングでいちばんの難関ステージです。
まずは、妙義荒船林道を行きます。
この道は、前半は斜面の南側を走るので日当たりが良くて、路面もよく見えて路面や路幅のわりには快適なのですが、中盤以降は路面が荒くなる、北側斜面に入るのでちょっと暗くなる、ガードレールのないブラインドコーナーが続きます。
ドライバーにとっては、コーナーも路面も見なければいけないうえに、ブラインドコーナーの先の対向車を予測しなければいけないという、酷道マニア垂涎の道です(笑)
快調に走って、北側斜面に入ったあたりで先行の車に追いつきました。
クルマに詳しくない Pootaro なので、名前はよくわかりませんが WRX STI だったような気がします(画像を見てわかった方、教えてください)、このクルマが早い!! 長野ナンバーなので地元なのでしょうね。
特に、ブラインドコーナーに入っていくスピードは驚異的でした、私はあのスピードでブラインドコーナーに入っていく度胸はありません。
コースを熟知して対向車を読み切っているのか、××なのか・・・
後続なのだから同じ速度で入っていけば良いのでは、と考えたアナタ、そういう問題ではないんです。
エスケープゾーンどころか、ガードレールもない道なんですよ。
対向車が来ていれば先行は止まるわけですから、先行車が急ブレーキをかけて止まっていることを予測して走らなければいけません。
結局のところ、センターラインのないブラインドコーナーは車間を詰めて入るわけにはいかないんです。
ブラインドコーナにおける後続のアドバンテージは、進入速度ではなくて、立ち上がりで踏むタイミングを早くできる所にあります。
途中、ちょっと離され気味になりましたが、徐々に詰めて(マケテナルモノカ)必死についてきました。
すると、ちょっとした直線でウインカーを出して、道を譲ってくれました。
あのまま走っていても、後ろからツンツンできるところまでは詰められなかったのに何故・・・ヒラヒラさんの見解は「ブレーキがスカスカになってしまったのではないか」ということでした。
たしかに、ブレーキに関しては後ろが絶対有利ですね。(でも・・・実は一度姿が見えなくなるまで離されたので、「勝負あり」っていうことで先に行かせてくれたのかもしれないという気がしています。)
先行車は、コーナーに入る前にブレーキングを完全に終えて、軽くアクセルを入れながら曲がって、コーナーの脱出スピードはものすごい早さでした。
どう考えてもラリーストの走りでした、コピーをさせていただきました、良い経験をしました。
妙義荒船林道を走りきった後は、県道43号,92号です。
この道は、国道18号碓井バイパス(入山峠)と並行して走っている県道で、ヘアピンカーブが続きますが、結構急斜面なので降りていく場合は思ったよりスピードが乗ります。
快調に峠を下り、国道18号に合流した後は昼食スポットへ。田舎やさんです。
ここで Klee さんと合流です、駐車場で待っていてくれました。ご多忙なのに追悼&お披露目オフに欠席するわけにはいかないと、時間を作って参加してくれました。
林道の後にジェットコースターのような道を下って駐車場に着た hirarin Jr は・・・寝てました(爆笑)。
あんな道を走る助手席で寝ることができるとは末恐ろしい・・・と思ったのですが、車を降りるとマーライオンになってしまいました。
寝ていたのではなくて、車酔いでぐったりしていたのかもしれません(ゴメンナサイ)。
hirarin Jr の回復を待っておそば屋に向かいます。
何度見ても見事な佇まいです、私は天ざるをたのみました。
昼食後は本日の 3rd ステージへ
西松井田駅前を抜けて県道33号線へ、そのまま走って行くと突然現れるのが地蔵峠です。
ここはセンターラインがあるのか怪しい部分もあるのですが、道幅は割と広めでメーターを見てビックリという場面がある峠です。
地蔵峠を抜けた後は、引き続き県道33号線を榛名湖に向けて進みます。
「榛名の森CC」という看板を目印に左折すると、榛名西麓広域農道に入ります。
この道は Pootaro が群馬一の快走路だと思っている道で、センターライン完備、長めの直線ときちんとブレーキングをして入っていかないと抜けられない高速コーナーというとても楽しい道です。
ここでは、先導役を一時中断させていただき、天まで届けという想いを込めて、後続を気にしない、いままで公道でやったことがないくらいの本気走りをさせてもらいました。
高速コーナーを抜けた直線で、助手席の前に貼ったお守りの写真にチラッと目をやったら、シルエットの中に笑顔が浮かんだような気がしました。
喜んでくれたかな・・・?
このステージの途中で、ハイドラ上の hirarin 号が止まってしまったので、榛名西麓広域農道の出口で待つことにしました。(車とドライバー両方とも)クールダウンが必要だったので、これはこれでちょうど良かった。
マーライオンになって、すぐ後にご飯を食べて、またすぐに峠ですからしょうがないです、おバカなおじさん達に付き合う子供も大変です。
ドラレコ不調のため、昼食からここまでの部分は記録されていませんでしたので、この部分の写真は2年前のブログから引用しました。
ドラレコがハングアップしていたみたい・・・この症状が時々出ることは前から気になっていました、いざというときのためのドラレコですから、こういうことではいけません。
新しい物に買い換えようと思っています。
これ以上は、hirain Jr に可哀想(というか幼児虐待?)なので、あとの行程はクルージングにすることにしました。
せっかく良い天気なんですから、景色を楽しみながら走るのも良いことです。
中之条の街中を抜けて県道53号線に入ります、道の駅霊山たけやまでひとやすみ。
ここは、この季節は風が涼しくて、鳥の声が聞こえて、ツバメが営巣する、ま@とりさんが大好きだったところです。
巣に餌を運ぶツバメを見て、「わぁ~」って言いながら目を細めるま@とりさんの顔が目に浮かびます。
hirarin0229 実行委員長の音頭取りで黙祷を捧げました。
こうしている間、hirarin Jr はというと、建物の奥の方に行ったと思ったら、何やらスゴイ物を見つけてきました。
建物の後ろには、大きなジャングルジムや滑り台があったんです。
私はここには何度も訪れているのですが、こういう施設があることを全く知りませんでした。
子供の嗅覚は恐ろしいですね、満面の笑顔で戻ってくると、お父さんの手を引っぱって・・・即全開モードです。
道の駅霊山たけやまを後にした一行は、引き続き県道53号を行きます。
最初に現れるのは大道峠です、クルージングモードなので攻めず、でもペースは落ち込まないように。
コーナーはゾーンを3っつに分けて、早めのブレーキング→定常円→早めにアクセルオンできるように、という感じで、最低速度を高く保つよう丁寧に走ります。
この走りは、「いい練習になる」って好評でした、サスガ峠オフの猛者達はよくわかっていらっしゃる v^O^v
この後は、県道53号を離れて国道17号を渡る橋を通って、月夜野カントリークラブの横を抜けて県道272号へ。
途中、私が道をロストしてしまい Klee さんに先導してもらいました。
そんなこんなで、到着がちょうど5時になってしまいました、4時半につく予定だったんですが・・・皆さんゴメンナサイ。
なぜに5時前?・・・それは、ここのクレープがとても美味しくて、峠オフメンバー全員のお気に入りなんですが閉店が5時、今回も間に合いませんでした(涙)
ガッカリしているおやじ達を尻目に、hirarin Jr は、ここでも児童公園のような遊べる施設を見つけて全開でした。
でも、風が爽やかで(ちょっと寒いくらい)、空気が澄み渡って新緑が綺麗で来て良かったな~って思いました。
このあと、駐車場に戻ってしばらく談笑したあと、解散となりました。
hirarin0229 さんは Jr と遊ぶため、また遊戯施設へ・・・お父さんもたいへんだ(笑)
hirarin Jr も彼なりに、おじさん達に結構気を遣ってくれたような気がします。
この後は、女王様に満腹なっていただいてから関越で家路につきました。
高坂SAを先頭に 10km ほどの渋滞がありましたが、その程度ですんで。
練馬出口で新座料金所まで渋滞(ってことは谷原交差点までってことですね)ということだったので、鶴ヶ島IC で圏央道に乗り換えて中央道経由で帰ってきました(今日の関越は流れが悪い日だったみたい)。
鶴ヶ島まではつかず離れずという感じで、ヒラヒラさんとランデブー。
今日一日遊んでくれた皆様、ありがとうございます、感謝しています。
楽しくて、そして悲しくて切ない、でも思い出に残る良いツーリングになりました。
本日の走行記録です、女王様もエンジンオイルワーニングが出たり異音がしたりと、万全ではない中、よく耐えてくれました。
最後に恒例の参加車一覧です。
hirarin0229号 | Klee号 |
ヒラヒラ号 | 女王様(Pootaro号) |
イイね!0件
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