☆オイル交換。と、ちょっとウンチク…。

・走行距離は少ないですが、6カ月経過してしまったので、恒例のオイル交換です。

前回交換したオイルがちょっと期待外れだったので早めにMobil 1の10W-30に交換したかったのですが、今回は下抜きをしようとドレンパッキンやオイル、オイルフィルター等の準備をズルズル先伸ばしにしていたので遅くなってしまいました。

　そして、今回使ったオイルは、画像の通り価格に負けてこれにしました。

Kirkland Signature　 Full Synthetic Motor Oil 5W-30 5 quart x 2(コストコ販売品)。

GM社御用達のUSA製オイルで、Mobil 1他今迄使っていたオイルは\1000/1ℓ前後ですが、このオイルは¥550/1ℓとほぼ半分のコストなので、使って観て感触が良ければ、今後も使おうかと…。

・早速ドレンボルトを緩めようと思いましたが、ボルトが全然緩まず、更にボルトの角がナメ気味…。
手持ちの24㎜メガネが12角しかなく、このまま強引に回したらナメそうだったので、今回下抜き諦めました。

以前、下抜きの際(AB)インパクトでも使ったのか解りませんが、アルミ製オイルパンなので、ボルトを緩めるのがちょっと不安です。

取り合えず、ドレンボルトは新品手配しときます。


　と言う事で、上抜き/下抜きでのオイル量比較は次回に先送りです。

・上記の通り、結局上抜きでの対応になりました。

廃油タンク上では、約4ℓ位(下から4つ目の節部)の抜け量ですが、大体この辺の実測値は約3.5ℓ前後です。

・ゲージ上で大体2/3位置迄オイルを入れましたが、この状態で約3.23ℓ使用になります。
Full位置でも、多分3.3～3.4ℓ位だと思います。

前回も上抜きでは大体同じ量しか抜けなかったので、頑張っても3.5ℓ抜ければ良い方だと思います(全容量：3.9ℓ)。

つまり、0.4ℓ以上のオイルが残ってしまう計算です。

・今回の走行距離は2000㎞未満でしたが、新油と比べるとやっぱり汚れています。

普通にこんなモノなのか、自分の車の個体特有なのか解りませんし、以前のオーナーの管理状態も解らないので、判断は出来ないのですが、走行距離の割には汚れている感が有ります。

もしかすると、使ったオイルの洗浄能力が高くて…と言うのも有るかと思いますが、以前にABで交換した際にも汚れ気味だったと言われたので…。

・今回使ったオイルですが、〝Full Synthetic 5W-30〟…。
一応100％化学合成との説明が有るので、一昔前なら全化学合成：GrⅣと解釈出来るのですが、SN規格品以降でのオイルメーカーでのグレード表記が、GrⅢ～Ⅳの内容がかなりアヤフヤで、オイルを選ぶ際、Full Synthetic：GrⅣだと思ってもGrⅢベースだと言うパターンになります。

色々調べてみましたが、結局、¥5000以下ではGrⅣ品は購入出来ない様です。

・Full Synthetic 、全化学合成と記載が有っても、GrⅢベースが多く、と言うか、今現在、Mobil 1でも、GT-R御用達のオイル以外はGrⅢの様で、そのGrⅢの範疇が昔の半合成～今時の全合成とかなり広くて、極端に言うと、メジャーメーカー品のモノで値段により中身を判断するしかない感じです。

メーカーHPや現品説明を観ても、成分割合(ベースオイルや添加剤の割合等)は解らないので、GrⅣオイルは当然コストが掛っているので高額になります。
なので、GrⅢでもコストが掛っている：性能が良いモノは、値段も高めだと思います。

・前回使用のオイルですが、これでもHPでは〝100％化学合成〟と謳っていますし、Mobil 1の缶表面にも〝Full Synthetic〟の記載が有ります。

私の感覚では、上記の表示品はGrⅣの感覚でしたが、今現在は通用しません。

それだけオイルの性能(特にGrⅢ)が上がって来たと言う事なのだと思うのですが、今回チョコッと調べて観ただけですが、メーカー側のグレード表記で判断付かず、現状で拘る方がおかしいのかと感じてしまいました。

決して十分な内容を調べた訳では有りませんし、理解も合っているかは疑問も有りますが、結局は車関連で儲けの一つであるオイル関連の利権が絡んでいるのかなー…、なんて思ってしまいました。

　
　結論的には、信頼性の有るメーカー品のオイルを、出来る限り安価で入手出来れば良いと思います。
ただ、使ってみないと解らないので、使用感も加味すると、結局は使い慣れたモノが安心出来るのも確かなので、Mobil 1を使っていれば無難とも感じるのですが、ソコソコのコストのGrⅢオイルを短サイクルで交換して行くのも手段の一つなので、今回のオイルの様子を観ながらかな？・・・・・。