祝デビュー46周年…太田裕美さん

太田裕美さま

デビュー46周年目おめでとうございます…!
今年はどんなお気持ちで11月1日を迎えておられますか…?

昨日はNHKスペシャルで筒美京平先生の特番がありましたが、歌謡界に残された足跡の偉大さに改めて敬服致しました…。
筒美先生の作曲、No.1は♪『木綿のハンカチーフ』だと私は思います…。
60～90年代に掛けて先生のヒット曲は数々あれど、45年もの長期に渡って支持されている曲は♪『木綿ハン』に間違いないですね…。

裕美さんにヨイショしているだけでなく(笑)、私は毎日欠かさずダウンロードのランキングをチェックしているのですが…、
この4年間、♪『木綿ハン』は常に100位以内に入っているのです…。
つまり、裕美さんの♪『木綿ハン』を「購入して聴く人」が、全国に毎日毎日ほぼ欠かさずいるということはやはり凄いことだと思うからです…。

私は小6で買った♪『しあわせ未満』を皮切りに裕美さんの曲を聴き出しましたが、当時の私は作詞家も作曲家も誰であるかは関心有りませんでしたが…、
太田裕美さんの曲には独特のムードがありますね、私はすっかり填ってしまい、そして40年以上も虜なのです…。
それは、裕美さんの少女の甘くか弱く美しい歌声、松本隆先生の繊細でリアルで切ない詞、萩田光雄先生のクラシカルで大胆なアレンジ、…が少年の心に強く響いたのだと思いますが…、
では、筒美京平先生の曲の特徴とは…!?

それはきっと、「光と温もり」ではないでしょうか…。
松本先生の切ない詩なのに、筒美先生の曲が付くとフワッと光って温もりが感じられるのですね…。
例えば、若い人が♪『木綿のハンカチーフ』って、失恋の歌だったんだ!? とツイートしているのを時々見かけたりします…。
本来落ち込みそうになる暗い歌の筈が、筒美先生の手に掛かるとどこか希望が感じられる歌になるのかも知れません…。
とにかく筒美先生の曲は「光と温もり」を感じる…。

私は裕美ソングでスクスク素直に育った一人です、間違いなく私の体は裕美さんの歌で育成されております…(笑)。
あれッ!? ということは裕美さん自身はどうなんだろう…!?
そう、太田裕美さんの体の大部分は、松本先生や萩田先生、そして筒美京平というこの日本の偉大な作曲家で出来ているということ…。
筒美先生らデビュー当時の人々のご縁を大切にし、いまなお感謝の気持ちで生きている裕美さんの姿勢に私は感動しています…。

語り部として裕美さんにはこれからも筒美先生作品を歌い続ける責任が有りますね…!
頑張って下さいね…!
人に与えられたものは次にまた違う人にも与えてお返しすること、それが自分の果たす役割です…。

人は生まれながら運命を背負っているかどうかは私には判りませんが、それよりもその人の生きている環境が大きく作用するのではないでしょうか…?
裕福貧乏いろいろ条件は様々異なるかも知れませんが、大切なことはその与えられた環境の中で最大限、感謝し生かして生きるということ…。
恵まれているかどうかよりも、人の縁を大切にし育み生きる人は、また良い縁に巡り会いより良い人生に向かっていく様な気がします…。

太田裕美という人は、その生かされた環境をまたさらに生かし、一つ一つステップを上がっていく…。
応援しています…。

仙台市 りゅうじん 瀧口 雅之