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島忠ホームズ川越店

幹線道路交叉地点のホームセンター
2012年02月27日
 関東南部を環状に結ぶ国道16号線と、東京~群馬を結ぶ国道254号線が交叉する川越市小仙波に、2007年4月開業したホームセンター・家具店の複合店舗。
 この場所には、16号と254号を短絡する県道に面して「島忠家具センター」があったが、「島忠ホームズ」開業に先立って閉店。跡地はABCマートや回転寿司店が入居する、島忠ホームズとは別の複合店舗に変わっている。

 かつて「島忠家具センター」の名で営業していた通り、現在でも家具の取扱いは他のホームセンターを圧倒する。
 元々埼玉県春日部市で創業した箪笥製造工場を起源とする会社ならではの品揃えである。家具以外の売り場も決して手を抜いているわけではなく、他店舗並みかそれ以上の充実振り。


 埼玉県内で言えば大宮・志木・狭山・東松山の各市から通じる幹線道路が交叉するこの場所は、当然に至便のポイント。川越の中心市街地からは外れており、現在でも道を少し外れると水田が広がる地帯。だから平坦かつ広大な敷地を確保し易い。先の島忠家具センターを初め、ホームセンターのドイト(現在は閉店し居抜きでドンキホーテが出店)、新車・中古車のディーラー、巨大パチンコ店などが古くから出店していた。

 またこの場所を夜通りかかった方は、高層建築のラブホテルが放つ妖しいネオンの輝きをご記憶かもしれない。クルマだと国道16号線に乗って大宮方面から、鉄道だとJR川越線や東武東上線の車窓から、川越よりかなり離れた地点でも確認できる「ランドマーク」である。
 市街地から外れた川の畔といえば、江戸の昔から猥雑な商売が栄えるのが常。ここも乾いた台地の上にある川越市街地が終わり、江戸の北の守り・川越城の外堀及び江戸への物資輸送ルートとして機能していた新河岸川や、水田に灌漑用水を行き渡らせる水路が縦横に走る地域。しかも余所者が行き交う街道上と来れば、ラブホテルの乱立も止むを得まい。


 普段買い物に来るには若干ならず遠い場所なのだが、現在子ども達が通っている幼稚園がこの場所から近いため、行事に参加した帰り道などによく利用する。
 私の通っていた高校も近く、学生時代はよく部活動の買い物や、趣味の工作材料を買いにドイトへ行っていた。だから少々遠くなっても、昔から親しんできた地域にはどうしても足が向いてしまう。

 幹線道路の交差点といえば唯でさえ渋滞が発生しやすい上に、2003年9月に開業した家電量販店、そしてこの島忠ホームズと大規模な商業施設整備が進み、旧来から営業している店舗のお客さんと併せ道路混雑が著しいが、そこは勝手知ったる地元民。脇道抜道を知り尽くしており、渋滞に嵌って難儀することは、ほぼ無い。

 ホームセンターか家電量販店かパチンコ屋か、はたまたラブホテルか。どんな目的があるかは別にして、人が集まる場所には、人を惹き付ける不思議な力がある。
 昔から足繁く通い、今でも何だかんだ理由を付けて遠くから買い物に出向く私も、そんな魅力に抗えない一人なのだろう。



住所: 埼玉県川越市小仙波691-1
電話 : 049-225-0666

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