ボランティア活動報告

１日目
　瓦礫の撤去作業。日頃スコップやツルハシなど全く使わないため、覚悟していたとは言え、非常に大変な重労働でした。
　一緒のグループの中に、デンマークから日本に今留学していて、今回参加された方がみえました。東日本大震災のニュースを本国で見て、すごく心配していたと話してくれました。ありがたいことです。彼女は黙々と作業をこなし、周囲の人もつられてハイペースでの作業となりました。リーダも驚きの作業進捗に、グループの男性陣からも凄いと言われてました。

２日目
　南三陸町の消防署が、新築された仮庁舎への引越しに伴う荷物運搬等を午前中に行いました。
仮庁舎が今年の３月にやっとオープンするのですね。今の消防署は、トレーラーハウスとテントです。震災後２年が経とうとしているのに、やっと仮庁舎ができるとは・・・。消防車も野天駐車ですから、消防署の隊員の方も苦労したことでしょう。
この物事が進むのに時間が掛かり過ぎるのは何なんでしょうか・・・。行政サイドの言い分もあると思いますが、もう少しなんとかして欲しいですね。
　午後からは、サケの稚魚の養殖場でフィルターと水槽の清掃作業を行いました。なかなか貴重な体験をしました。サケの稚魚は４年後に放流した川に戻ってくるそうです。サケと同様、４年後にまた戻って来たいです。

３日目
　南三陸町の特産物ワカメの選別、出荷準備作業などを行いました。ワカメって綱（つな）に苗を挟んで養殖するんですね。知らなかった（汗）
　休憩の時には、めかぶのしゃぶしゃぶやぜんざいをご馳走になり、おみやげにワカメまで頂きました。

九州から長期ボランティア活動されている方、東京から大学が休みで参加されていた学生、デンマークから留学中に参加されていた女性、長野からリタイヤ後に参加されていた方等、いろんな方と会話できたことも今回のボランティア参加の大きな収穫でした。今後は活動なかなかできないとおもいますが、何かの機会にまた行きたいとおもいます。