T.M.WORKS Inside Ignite REV 取り付け

先日のマフラーリアピース交換の後、低回転のトルク感が減った印象でした。その後ECUリセットし、しばらくの期間走ってきましたが、やっぱりその印象は変わりませんでした。なにかしら、低中回転のトルク感をアップできる方法はないかな～と探していたところ、この製品の存在を知りました。
http://www.tmworks-web.jp/products/rev.htm

昔のクルマだと、プラグコードを交換するのが点火系チューンの定番でしたが、ダイレクトイグニッションだと、そういうのは見かけません。この製品にしても、「点火チューン」とうたっていますが、いわゆる「アーシング」に近いモノです。みんカラでも評判は二分される印象です。
効くのかな～…

えーい！　試すことにしました。
WAVEパート2楽天市場店にて、23,679円（税・送料込）でした。

箱を開けたら、ゴムの筒（名称：先端キャップ）が4本だけ！？　マジか！？

その下に、銀色の筒（名称：グランディングパイプ）が4本と、ケーブル（名称：グランディングケーブル）が1本、入っていました。
あとは取付説明書、注意書き、保証書…　入っていたのは以上です。

箱、でかすぎる！（笑）

取付説明書はWebでも公開されています。むしろWeb版のほうがカラーで見やすいです。
http://www.tmworks-web.jp/images/rev/ird101tori.pdf

エンジンカバーと、ブローオフの配管を外して、点火コイルを取り外します。このあたりの作業は、プラグ交換などの整備手帳としてたくさん情報があるので、割愛します。

点火コイルから、ゴム製の先端キャップを引き抜きます。ここまでは、なんてことありません。

が、取付説明書の「４．先端キャップの取り付け」の説明が、さっぱり分かりません。

「押し込んでから引っ張る」、という単純な指示なのですが、やってみると、具体的にどういう意味か分かりません（汗）
押し込んで、引っ張っても、ぽっこりと突起ができてしまいます。
「作業の痕跡がない場合には保証の対象外とさせていただきます」とか書いてあるし…　でも、分からないし…

だいたい、このゴム製の「先端キャップ」の上下の方向すら説明が無いし…　なんだこりゃ…

いろいろやっているうちに、こうなりました（笑）
取付説明書はさっぱり分かりませんが、ゴム製の先端パイプの上から、銀色のグランディングパイプを取り付けたところです。
説明書の写真っぽくできたので、きっとこれで良いんだと思います（汗）

この作業を4気筒ぶんやって、点火コイルと配管類を戻します。

最後に、（写真はないですが）グランディングケーブルを、エンジンのヘッドカバーと、バッテリーのマイナス端子につないで、完了です。ヘッドカバー側は、ブローオフからのリターンパイプを固定しているボルトでつなげば良いと思われます。これも、取付説明書では場所がよく分かりませんでしたが、おそらく、長さからして、そこかと…（汗）

ちなみに、付属していた「グランディングケーブル」は、説明書にあるような銀色の編み線のものではなく、フツーの黒い細いリード線でした。
ん～、なんか、いろいろと、テキトーだな～…

いずれにせよ、エンジンはちゃんと始動しました。よかった～！(^^)

愚痴はさておき（笑）、走ってみた印象です。
いまのところ「劇的」なことは感じていないので、少しでも感じたことを列挙する程度にしておきます（そのうち体感できたことが増えたら追記します）。

・アイドリングが少し静かになった
・アイドリング中のマフラーからの煙が少し減った
・マフラーからの排気のニオイが少し減った
・加速は「ググっ」とくるというより、スムーズな印象になった
・加速中の排気音から雑音が減った（乾いたキレイな音になった）
・アクセルオフ時に「ぽん」と燃え残りが燃焼する音の頻度が減り、音量も小さくなった

これらのことから、うたい文句の「燃焼効率の向上」は間違いないものと推測できます。悪い印象はまったくありません。
が… かといって2万円強（気筒あたり約5,000円）にみあうコスパかというと…　う～ん…

今後、様々な状況でチェックしてみます。また、ECUの学習によってフィーリングが変わってくるかもしれません。うたい文句の「燃費UP」も、今後ウォッチして、なにかあれば追記します。