Welcome to 若戸大橋
幾度となく登場する若戸大橋… 北九州市洞海湾に架かる若松区と戸畑区を結ぶ橋で、地域の発展を担っています。今年の2月には国の重要文化財に指定され、また今年は開通60周年の記念すべき年でもあります。
建設当時は東洋一の吊橋だったこともあり、その美しい姿は多くの人々を魅了しています。特に高塔山公園展望台から眺める若戸大橋は、永遠の輝きを誇っているようです。
今回は、若戸大橋及び高塔山公園展望台を訪れる方々を歓迎する気持ちを込めて撮影しました(撮影時刻は⟨17:07~18:11⟩ 日没は17:15)。若戸大橋及びその周辺を、暮れゆく時刻とともに楽しんで頂ければと思います。
日没が過ぎ少しずつ暗くなっていきます…
この時刻から本格的な夜景に変わっていきます…
All the photos were taken through the lens of PENTAX K70.
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本の世界…
『チャイナ迷路』ローレンス・ガーデラ著 二見文庫
この小説の「あらすじ」に惹かれ読みました… 読後感は複雑な気持ちになりましたが、傑作といえる作品でした。
「朝鮮戦争末期の1952年春、6人の米国海兵隊特別攻撃班は、中国東北地方の山地にパラシュート降下した。松花湖の地下にある中国の原子力研究所を爆破するのが彼らに課せられた任務だった。当時の中国では、大陸支配をめざす中国軍と、それを阻止せんとする反政府ゲリラ軍とが血を血で洗う凄まじい戦いを繰り広げていた。果して、彼らは研究所を爆破して、無事に脱出できるのか…」(本帯より)
この作品が1981年に出版されたときはノン・フィクションとして出版されたとあります(後にフィクション⟨小説⟩として出版されていますが…)。この辺の経緯が、本作品は「事実か小説か…」という論議を読んだ所以なのでしょう。
確かに、著者のローレンス・ガーデラは17歳で合衆国海兵隊に入り、特別攻撃班の一員として中国大陸に派遣されたいう事実があります(本帯の著者紹介)。また「訳者あとがき」の中にある記述にも、これに関連する興味深い内容があります。そういうことを考え併せれば、事実という判断はあながち間違いではないと言えるのかもしれません。読み終わった読者の判断に委ねられたことになります。
筆者はこう考えようと思っています… フィクションとしてこの作品を読めば、絶品の冒険小説といえますし、他方、ノン・フィクションとして読めば、こういう事実があっても可怪しくない歴史的な戦争状況が中国にあったと容易に想像できます。いずれにしても、読むべき価値のある作品であることは間違いなく、お薦めの一冊です。
written by Seikou-Udoku
好きなスポットで秋を満喫…
午後のひととき… 好きなスポットにて秋の感覚を楽しみました。
自然が織りなす雲、目の前に広がる景色、微風が秋をより感じさせてくれる。この大気の中で、ひとり秋の感覚を味わいます。
秋は瞬く間に過ぎゆく… 感傷と共に。そして、日々の事柄が更新されてゆく…。
PENTAXのファインダーを覗き、被写体を決めオートフォーカスを作動させる…
ペンタプリズムを通して、網膜に映る風景…
今回は、撮影したRAW写真を”Luminar AI” にて現像・レタッチしてみました。この日の気分が”Luminar AI” を求めていたのでしょう...
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映画『レッド・スパロー』(2017年製作)
当初は、この映画の原作小説を読む予定でいましたが、映画が公開されていることを知り、映画を視聴することにしました。
原作は上下二巻のかなりボリュームのある小説で、高い評価を得ていたので映画も期待に胸が膨らみます。予想通り、映画はボリュームのある原作を上手く凝縮した内容に作り上げたという印象です(原作は読んではいませんが筆者の感覚です)。見ていて退屈するということはありませんでしたし、エンターテインメントとしての映画を十二分に楽しめました。
あらすじは…
「謀られた事故でバレリーナになる道を絶たれたドミニカは、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員となり、自らの肉体を使った誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ『スパロー』になるための訓練を受ける。やがて組織の中で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密情報を探っていたCIA捜査官ナッシュに近づくというミッションを与えられる。接近したドミニカとナッシュは互いに惹かれあいながらも、それぞれのキャリアや忠誠心、国家の安全をかけてだまし合いを繰り広げていく…」
おそらく原作小説を読むと、もっと深みのある内容に酔いしれるのだろうと思います。著者は元CIA局員で数々の作戦を経験をしてきただけに、その描写・内容はまさに本格的なスパイ小説かと思います。いずれ機会があれば、小説を読んでみようと思っています。
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Apple Life… macOS Ventura
macOS Venturaがリリースされたので早速アップデイトしました。筆者の利用頻度が高い写真アプリに、便利な機能追加されていたことがメインの理由といえます。
広い範囲で新しい機能が追加されていますが、その中で筆者が特に注目するのは…
Spotlight(検索):筆者が頻繁に使う検索で、今まで以上に進歩
Message:最近はLineに加えて、Apple純正のメッセージをよく使っている
Stage Manager:作業効率アップには役に立つ。
テキスト認識表示:大いに役立ちます
macOS Venturaでアップルライフを楽しもうと思っています。
written by Seikou-Udoku
史跡を訪ねる… 立場茶屋銀杏屋
(北九州市八幡西区石坂一丁目4番6号)
長崎街道の黒崎宿と木屋瀬宿との間には “石坂の急坂”と呼ばれる旅の難所があるため、銀杏屋は「立場茶屋(たてばじゃや)」として設けられたといいます。つまり、諸大名はじめ、長崎奉行、巡見使、奉幣使らがここを通過するときのための「休憩所」ということになります。尚、県及び市の文化財(史跡)として指定されています(参考 北九州市役所HP)。
母屋は一部2階建で、大名などが休憩した「ざしき」は「上段の間」をもつ格式高い構造になっています。
庭には、樹齢300年から350年と推定される銀杏の大木があります。この大木を見るために、脚本家の倉本聰氏がここに訪れています。
さらに、この地方を測量した伊能忠敬、さらにはシーボルトや司馬江漢らもここで休息したと資料に記されています。
この史跡を現地でサポートしているボランティアの方からいろいろな興味深いお話を伺うことができました。筆者にとりましては、たいへん有意義な訪問となりました。
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小説から映画へ… 『グレイマン』
ご案内のように、マーク・グリーニーの人気シリーズ小説の第一弾『暗殺者グレイマン』を10月5日に取り上げました。
さらに、これを原作とした映画が製作され、本年7月に「NETFLIX」で配信(一部劇場公開もされた)されています。
映画のことは知ってはいましたが、先ずは小説を読もうと当初から思っていました。本紹介の中でも述べましたように、小説は頭脳・思索の中で爆発する迫力と面白さがあり、切れ味最高のスーパーヒーローが登場するアクション小説なんですね。既刊されているシリーズ全て読みたくなるほどの面白さがあります。
一方、映画『グレイマン』は…
NETFLIXに加入し待望のこの映画を鑑賞しました。映像の完成度が高く、視覚からくる迫力を十分に感じながら楽しめました。とにかくアクション・シーンはド派手で凄く、グレイマンの不死身な強さに酔いしれます… 最高のエンターテインメントに仕上がっています。ボリュームのある内容を満載している小説を、たった2時間2分の映画に纏まっていることは驚きでもあり、称賛に値します。尚、本稿ではストーリーについては割愛します。
本を読んた後に映画を視聴すれば、この作品を理想的な形で楽しめるかと思います。が、映画だけを見ても十分楽しめます。
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シリーズ第二弾を読みました…
『暗殺者の正義』
マーク・グリーニー著 ハヤカワ文庫
傑作冒険アクション小説の金字塔とも言えるこのシリーズ… 何よりも凄いと思うのは、スケールの大きさかと思います。国際諜報・陰謀のど真ん中で動き回るグレイマンに目が離せません。とにかく強い! こういうスーパーヒーローの活躍を心のどこかで期待をしている自分自身がいます。
「“グレイマン(人目につかない男)"と呼ばれる暗殺者ジェントリーは、ロシア・マフィアから、悪名高いスーダンの大統領の暗殺を依頼された。だがCIA時代の上官が現われ、意外な提案をする。大統領を暗殺するふりをして拉致せよ。成功すれば、今後命を狙うことはないというのだ。彼はロシア・マフィアの依頼を受けたように見せかけてスーダンに赴くが、次々と思わぬ事態が! 」(本帯より)
現実の国際政治を瞥見してみますと、到底許容できない理不尽な事象ばかりを(ニュース等を通して)日々目にしています。小説の中ではありますが、グレイマンが命を賭けて戦う… このフィクションの世界に酔いしれながら現実の国際政治を見ますと、また違った見方もできるような気がします。たかが小説ですが、されど小説なんですね。面白い!!
written by Seikou-Udoku
あしや砂像展 2022
コロナ感染症のため休止していた砂像展が、3年ぶりに開催されています(10月28日~11月13日 芦屋海浜公園レジャープールアクアシアン内特設会場)。平日にもかかわらずたくさんの方々が訪れています。
今年のテーマは『時空を超えて 乗りもの』… 筆者には興味のあるテーマですので、期待に胸が膨らみます。それでは一緒に砂像を見て回りましょう…
電車と新幹線
豪華客船と関門橋
陸蒸気… 日本初の鉄道事業 この事業実現に中心的な役割を果たした大隈重信公
午後のひとときを楽しく過ごすことができました。
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本の世界…
『雪の狼 上下』グレン・ミード著 二見文庫
1995年に出版された当時、この小説は瞬く間に世界の読者を魅了したと言われています。このジャンル、つまり「国際諜報冒険小説」とでも言うのでしょうか… とにかくこのジャンルの小説好きには名作、もっと言えば「最高傑作」と言えるようなレベルの小説だと思います。
ジャック・ヒギンズの名作「鷲は舞い降りた」を凌駕するような迫力と凄さがあります。たいへん良かったですし面白かったですね。二冊のボリュームのある小説ですが、あまりの面白さが故に二日ほどで読み終えました。
恥ずかしながら、筆者は今回始めてこの作品を知り、その質の高い内容に驚いています。ここ数ヶ月ほど海外のこのジャンルの小説を読み続けていなかったならば、この作品を知り得なかったかもしれません。今はただ、この作品に出会えて良かったと思っています。参考までに、この作品は1997年(第16回)日本冒険小説大賞(海外部門)を受賞しています。
「40数年の歳月を経て今なお機密扱いされる合衆国の極秘作戦『スノウ・ウルフ』とは? 冷戦のさなかの1953年、酷寒のソヴィエトにおいて、孤高の暗殺者スランスキー、薄幸の美女アンナ、CIA局員マッシーたちが、命を賭けて達成しようとしたものは何か…」(上巻本帯より)
「スノウ・ウルフ」作戦の下、米ソ戦争を回避するべく独裁者「スターリン」抹殺を米国は計画し実行しようと動き出します…。これ以上は作品を読まれてその迫力を感じてもらいたいと思います。歴史上「スターリン」の死は謎に包まれています。このフィクションもあながち虚構ではないのかもしれません… 小説の世界でしか味わえない時空間を体験してみてはいかがでしょうか…。
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一段と寒くなった今…
そろそろ紅葉が美しい時期になりましたが、いかがお過ごしでしょうか…
筆者はといえば、住んでいる地域にある歴史及び絶景スポットを訪ねる、本を読む、映画などを観る… これらを満喫しています。
日頃より筆者が感じとった楽しさを、当サイトに訪問された方々にシェアしようと努めています。10月は13冊の本に出会い、秋という季節の中で読書を楽しんでいます。繰り返しますが、ここ数ヶ月は海外の小説がとても面白く読み耽っています。これから読もうとする本を買う歓び、本の最初のページを開き読み始めるワクワクする感覚、読み終わったときの達成感・充実感、その感覚を文章で書き残す楽しさ… そんな秋の日を過ごしています。
written by Seikou-Udoku
史跡を訪ねる… 『曲里の松並木』
北九州市指定史跡 北九州市八幡西区岸の浦二丁目
この松並木は、江戸時代に徳川幕府が全国の街道に松や杉を植樹させた名残であり、昭和20年頃までは黒崎から木屋瀬にかけて、街道には多くの松を残していました。今はわずかにこの周辺に昔日の長崎街道の面影をとどめています(参考 北九州市HP)。
江戸後期の狂歌師大田南畝は「坂を下るに赤土の岸あり。松の並木の中をゆくゆく坂を上り下りて、又坂を下りゆけば、左に黒崎の内海見ゆ」とその紀行文(小春紀行)にこの松並木を描写をしています。
なお、史跡の指定範囲は幅20~30メートル、長さ約310メートル、面積約8000平方メートルで、現在旧街道緑地として整備されています。
皿倉山展望台が見えます… ここから地デジ電波が発せられています。
街中にあるこのスポット「曲里の松並木」を初めて訪れ、歴史を感じながらゆっくりと散策し、PENTAXのシャッターを切りました。とても有意義なひとときでした。
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感動の映画をあなたに…
映画『愛の読むひと』
(2008年米独合作製作 原題 The Leader)
この映画をご覧になった方は多いかと思いますが、筆者は初めて視聴しました。あらすじに惹かれるままに映画の中に入っていきました…
「1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケル(デヴィッド・クロス)は、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する…」
なんと悲しいストーリーでしょうか… その反面、なんと心を打たれる映画でしょうか…。この映画の原作はベルンハルト・シュリンクの「朗読者」であり、ドイツで刊行され、5年間で25カ国で翻訳され、アメリカでは200万部を超えるベストセラーになった小説です(残念ながら、筆者はこの本を読んでいません)。
この映画には大きなテーマを含まれています… ナチ下での戦争犯罪およびそれに関わった人々、つまり、過去に犯した罪をどのように裁き、どのように受け入れるのか…。さらに、非識字(文盲)を抱える人の存在。
主人公である非識字の孤独な中年女性ハンナの儚くも正直な生き方を思うと、光が届かない思索の底に引き込まれたような気分になります。さらに、最終シーンでは、ハンナのことを思うと涙が止まりませんでした。筆者の拙い文章では、到底語り尽くせない深いテーマである「ナチ下の戦争犯罪」があり、この映画はそれを訴えた秀逸な作品だと思います。
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電化製品の寿命…
今年で築後15年を迎えた我が家では、ほぼすべての家電製品が寿命を迎えました。通常家電製品は10年前後が耐用年数であると言われています(製品によっては15年前後まで稼働するものもあります)。
先月は、二つの電化製品が寿命を迎えました… TVアンテナとIH調理器。両製品共15年もの間、我が家に貢献してくれたので感謝しかありません。屋根に設置されていたTVアンテナ(パラボラアンテナも含む)は、台風による強風で傾いてしまい、しかも一部破損もしていたので交換することにしました。
この機会に、屋根に設置しない方法に変更(地デジは屋根裏、パラボラはベランダ)。もう強雨風の影響は最小になり安心感が得られました。もう一つのIH調理器(ビルトインタイプの三口タイプのIH)も15年の長い期間、本当に役に立ってくれました。一昨日性能が良くなった製品に交換されました(IH調理器は高額なので家計的には打撃ですが)。
いずれも費用がかかることばかりですが、電化製品には『寿命』があることを改めて考える機会になりました。そう、忘れてはいけないことがあります… 自分自身にも寿命があることを…。
written by Seikou-Udoku
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