桜前線を追いかけて群馬へ！

関東は桜が散り始めたため、桜前線を追いかけて北上してみました。うさぎの“あず君”も一緒です。

今回のお出かけもいつもの「金曜日の夜出発、車中泊１泊」のショートトリップ。この出掛け方だと、金曜日の夜の高速道路は睡魔との闘いになりますが、土曜日は朝から十分遊んで帰ってきても翌日は日曜日なので、もう1日は自宅でゆったりできて得した気分になれます。

21時半に自宅を出発。圏央道→関越道→上信越道を走り、1時頃に「道の駅・みょうぎ」に到着しました。真っ暗ながら、周囲の桜は満開なのがわかりました。ビールを1本飲んで、寝袋に包まります。

翌朝、目を覚ますと辺りは霧で真っ白でした。8時、「さくらの里」へ向かって車を走らせます。

下仁田町役場HPの桜情報によると「３日前に開花したものの気温が低く開き具合はいまいち」とのことでしたが、「道の駅・みょうぎ」の周りの桜は満開だったので、「もしかしたら…」と、ちょっと期待してみました。しかし、標高が上がっていくにつれ桜の花数はすくなくなり、標高700M以上の「さくらの里」に到着してみると、1分咲きとも言えるかどうかという状態でした。



開花シーズはすぐに満車になるという駐車場ですが、どの車も来てみるもののがっかりしてすぐに帰ってしまい、円内は静まり返っていました。霧のおかげで妙義山を眺めることもできず、「さくらの里」の散策はを30分程度で切り上げることにしました。それにしても、ここ「さくらの里」はすごい広さの上にすごい桜の数で、満開の時に来られたらすごい迫力だろうなぁ、と思いました。たぶん、1日居ても楽しめると思います。「次回をお楽しみ！」ということにして、山を下ることにしました。



「道の駅・みょうぎ」のすぐ近くにある、「パノラマパーク」へ。ここは、美術館・温泉などの施設があるエリアでこちらの桜は満開でした。ちなみに、ここには「パノラマパーク」から「道の駅・みょうぎ」近くまでを一気に下るローラー滑り台がありました。子どもがいたら楽しめそうです。

桜を眺めて歩いたあとは、温泉「もみじの湯」（3時間まで500円）に浸かって、休憩所のソファーで爆睡。せっかく遠くに来たのではあるけど、こんなどんよりした天気の日は頑張って外を歩くよりも、こうやって露天風呂と昼寝という過ごし方がぴったりのような気もしました。この後、「道の駅・みょうぎ」で桜ソフトクリーム（250円）を食べて、再び車を走らせました。



信越本線・横川駅。言わずとも知れた「峠の釜飯」で有名な駅です。鉄道少年だった頃は、特急「あさま」に電気機関車を連結したり、ホームに駅弁売りがいたりする光景が好きで何度も訪れました。しかし、長野新幹線が開通して碓氷峠を走る線路が廃線されてしまった今日、横川はどんなふうに姿を変えてしまったのだろうかと心配しながら、そして懐かしい気持ちで久しぶりに立ち寄ってみました。

しかし、意外にも人が多くてびっくり。鉄道文化村が賑わっているのか、それとも妙義山の桜など、観光名所があるからなのか。釜飯の「おぎのや」も繁盛している様子で嬉しくなりました。ちょうど、横川駅沿いの桜は満開だったので釜飯を買ってレグナムの荷台に腰をかけ、懐かしい味を堪能しました。



うさぎの“あず”と、奥さんが「おぎのや」の力餅で作った“あず”

1泊2日のこの旅での走行距離は約400ｋｍ。燃費は13ｋｍ/Lの好成績でした。


※　情報

次の情報は下仁田町役場に電話で確認した内容です。

当初、私は「さくらの里」の駐車場で車中泊をしようかと考えましたが、開園時間以外は駐車場のゲートが閉められており入れません。そのため、私は「道の駅・みょうぎ」を利用しました。「道の駅・みょうぎ」から「さくらの里」は車で15分程度です。

また、管理事務所のある駐車場は狭いため開花シーズンはすぐに満車になってしまいますが、中之岳駐車場はかなり広いため満車になることはないそうです。