GIZのブログ一覧

　山奥の　おっ洒っ落ぇ～なっ　キャフェに　誠にベストマッチな　“脳散ラス号”でございます～！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おりょりょぉ～？　そこの貴方　鼻でせせら笑いましたなぁ～！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ま　ま　そこは我慢いたしまして　中に入ってみましょう♪



　　お洒落なキャフェに併設された　これまたお洒落なギャラリーエリアでございます

　　手づくり作家さんの　お洒落なものや　可愛らしい一品モノが展示販売されております♪

　　ん～～？　何やら　奥まった一角に　怪しげなエリアが　．．．



　　　　　　　　様々な　作家さんによる　美しいものや　お洒落なもの　可愛いものにまぎれて・・・



　　な　な　なんと云う事でしょう！　私メのオリヂナルブランドぢゃ　ありませんかっ？？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　“SABIUSHI”君　売れたら困る価格設定。。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こちら　非売品　“masked　SABINEKO”


　　購入して頂いても嬉しいモノが　実は一番手間暇が掛かっており　お値打ちだったりします。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　其の他諸々　好評？展示販売中でございます～♪




　え～　どこぞから　あんた　いったい何者？　と聞こえますが　最近　本人もよくわからない次第。。


　　ところで　JeepやLC　DEF　RRが登場する映画は多く見かけますが　Y-60は　ほぼ皆無。。。

　　ところがっ　あるんですね～！！　　日活映画　『走破！　男たちの熱き道程』

　　レンタルで調べましたが　DVD化はされておらず　VHSのみレンタル可。。

　　なかなか　見応えのある内容のようですが　こうなったらY-60が主役の映画を作りましょう！

　　ストーリーは決まっておりませんが　脚本が上がりましたら多くの　みん友さんに出演依頼。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　えっ？　制作会社？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　んと　んと　スタジオ　GIZRI　．．　125馬力．．．



　　グンマの御高名なお方から御指摘を受けましたが　なんとなく　意味がわかってきました。

　　　　　　　「イイね！」　は付くが　コメントが無い　　妙に本日のブログ3発　納得いたしました。。。　　

　　　またまた　変なモノを造りました。

　　　当然　今回も総てスクラップ　胴体は　排気漏れを起こした4tダンプのEXパイプ

　　　私は　大好きな　深海生物　こんなのがいるかもしれない！　と思い造りました

　　　尻尾と思しきモノは　リアルイノシシの骨　可動式でございます♪







　　このようなモノは　大人に見せるよりも　子供に見せたほうが面白いです。

　　で、偶然居合わせた　「山奥の怪しい修理屋」　2代目の息子さん（保育園児）に見せました

　　「お～い　○○君　これ　なんに見える？」

　　『う～ん　蟻！　じゃなくて～　魚！　じゃなくて～　とかげ！』


　彼には　目のつもりでつけたものが　蟻の触角に見え　エラから魚を想像　脚でトカゲ


　　　「これ　怖い？」

　　　『う～ん　怖いような　格好いいような　よぉ　わからん』

　　　「これなぁ　尻尾振りよんねんで　ほれっ！」

　　　『うわっ！　むちゃくちゃ　可愛い♪』

　　　理屈抜きの　子供の感性　やはり素晴らしいですね！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この子の名前は　まだありません。　

　


　　　　　はじめまして　錆牛君です。


　　林道わきに　不法投棄されていた木箱の中に　僕達は入っていました。

　　僕達は　鉄ですから　時間はかかるけど　いずれ　土に還ることができます

　　僕達を守っていてくれた　古い木箱も腐り始め　僕達も　土に還ろうかと相談していました。

　　実際に　土に還った仲間も　たくさんいました。

　　その昔　もう　忘れましたが　いっしょに　一生懸命働いたものです


　　　　　ある日　いつもの聞き慣れたエンジンの音が聞こえました


　　ほとんど車のとおらないこの林道　いつものように聞き慣れたエンジン音は遠ざかりました。

　　と　思うと　今度は　そのエンジン音が　また　近づいて来ました。

　　僕達の横で　エンジンは止まり　誰かが降りてきました。

　　ザクッザクッ　林道から見え難いところにある　捨てられた木箱に　誰かが近づいて来ました。


　　　腐りかけた木箱の蓋をあけ　おじさんは目を細めました

　　　おじさんが大きな木箱を持ち上げた途端　今まで僕達を守ってくれていた木箱は壊れました

　　　おじさんは　素手で僕達を拾い集め　何度も何度も往復し　おじさんの車の中に入れました


　　　　　僕たちは　とても古いので　車の中に入ったことがありません

　　　　　とても　あたたかく　ゆらゆらと気持ちがよかったです

　　　　　一晩　僕達は　おじさんの車の中で過ごしました

　　　　　寒かったけど　山の中にいる時とくらべると　とても快適でした


　　　朝　おじさんがやって来て　エンジンを掛け　やがて　走りだしました。

　　　僕の仲間のひとりが　きっと　僕たちは熔かされて新しい「鉄」になるんだ　と　言いました。

　　　『土』　に還るのも悪くないけど　それもいいかな　と　僕は思いました。


　　　　　　“どこか”　に到着し　おじさんは　おじさんの友達を連れてきました

　　　　　　ふたりのおじさんは　錆びだらけの僕達を手に取り　なにやら　大喜びしました

　　　　　　なにが　そんなに嬉しいのか　僕達には　全然わかりませんでした

　　　　　　おじさんたちは　錆びた僕達を丁寧に降ろし　居心地のいい棚の上に乗せました

　　　　　　時々　おじさんは僕達のところにやって来て　手に取り　眺めていました


　　ある日　おじさんは　僕達のところに来て　僕と仲間を　違うところに運びました。

　　コンコンと叩いたり　ゆっくり曲げたり　切ったりすると　ばらばらだった僕達をひっつけました。


　　　その昔　働き者の唐鍬だった僕は　いつも一緒に働いていたウシ君の胴体になりました！

　　　僕の仲間は　僕の脚と角になりました！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おじさんは　・・・


　　　「もう　土に還ったり　働いたりせんでええ　そこでゆっくり　草でも喰うてたらええねん」

　　　と　言いました。