時速200kmへの挑戦 [7]

北米仕様の1989年 DOHC AT車のECU (OBD-0タイプ)の写真です。
いわゆる前期AT車用ですね。
部品番号は「37820-PK2-6760」です。

以下のページの解説が詳しいです。
http://www.silentdork818.com/obd0ecu.htm

後期型ECU（OBD-1タイプ)は、こちらへどうぞ。
https://www.hondata.com/tech-obdi-ecu-anatomy

ところで、一般的にECUの改造というと噴射マップを変更してパワーアップするのが定番ですが、前期用ECUでは見たことがありません。

http://wiki.preludedriver.com/contents/3rd-generation/ecu
上記のページによると、前期用ECUに使用されているCPUはOKIの80C154と83C154の2種類あり、83C154はROMを内蔵しているため改造しにくいようです。

また、基板上にM6260AというICがありますが、OKIが作ったホンダ車のECUのための専用品の様です。
https://hackedecu.com/oki6260a

用途は、
・Switching injectors on/off(pre-driving – TTL level)
・Switching ignition out signal on/off(pre-driving – TTL level)
・Switching outputs(purge, auto trans, CEL, etc.) on/off
とのことです。

また、M38256AP-xxには、燃料噴射マップデータが入っているようです。

この部分、興味があります。

仕向け地の設定用の抵抗なのか、AT/MTの切り替え用の抵抗なのか、EGRの有り／無し用の抵抗なのか…。

MT車用の前期ECUの写真があれば、比較してみたいです。

裏面です。特に部品は見当たりませんでした。