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HiRO(LT)の愛車 [ホンダ プレリュード]

整備手帳

作業日:2018年10月28日

ステアリングラックブーツ(助手席側)の交換 [1]

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
かなり劣化してきた助手席側のステアリングラックブーツ(ドリブン・ダストシール)を交換しました。
おそらく無交換の車両は、のきなみ経年変化してやばい状態だと思います。

お約束の固着で、タイロッドエンドのロックナット(19番)が緩まないので、CRC556とジャッキを2個使ってなんとか緩めました。
2
あとは、エアートランスファーチューブ等を外してから、古いステアリングラックブーツをぐりぐりと引っ張り出します。
3
引っ張っただけで、簡単に裂けてしまいました。
(^_^;)

30年間、ご苦労様でした。
4
ステアリングブーツの新旧比較です。

上は、大野ゴムのRP-2094(BB4型用)、下は純正の53890-SF1-J60です。

全長と小径の方は、ほぼ同じ寸法です。
5
問題は大径側で、純正のφ57mmに対して、RP-2094はφ45mmしかありません。
直径で12mm違うという事は、円周方向に38mm伸ばさないと同じ寸法になりません。
6
大径側は、写真の左側に見えている古いブーツを外してここに嵌める必要があるのですが、ジャッキアップしている車体と床との距離があまり無く、両手が自由に使えない状態では指で引っ張る力が足りません。
結局、どうやっても嵌められませんでした。

※ちなみに、ブーツとラックエンド間の潤滑にはNOK クリューバ SYNTHESO PRO AA2 又は相当品、ボールジョイント部には出光オートレックスA又は相当品を塗布する必要があるそうです。

美クーペリトラさんの記事をみると、プロが相当苦労したとありますが、その意味がやっとわかりました。(^_^;)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2637636/blog/40215503/

おそらく車体をリフトにのっけて、下から棒か何かでテコの原理で強引に引っ張って広げないと無理だと思います。

ちなみに、写真に見えているダストシールバンドは、マニュアルで指定した角度で取り付けるように細かく指定されているのですが、理由が不明です。
伸びたビスが他の部品と干渉するのを防ぐためでしょうか?
(サービスマニュアル シャシ整備編87-4版のP.11-55、P11-78)
7
仕方が無いので、応急対策としてブーツの大径側に切り込みを入れて強引に嵌めました。(^_^;)

私の車輛の様な4WS車の助手席側ブーツは、4WS機構の影響で、平均的な物よりかなり大径側が大きいのが、ネックになっています。
詳細は、以下のページをご覧ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1153468/car/884786/3100778/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/1153468/car/884786/4119272/note.aspx

今後、大径側を伸ばすようなジグを作成するか、もっと大径側が大きなブーツを探す必要があります。

※単に大径が大きなブーツは色々ありますが、小径がφ12mmというのがなかなかありません。
8
ちなみに、ブーツ交換後は以下のページの様にフロントトーの調整が必要ですが、力付きて未実施です。(^_^;)
https://minkara.carview.co.jp/userid/1153468/car/884786/2934332/note.aspx

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この記事へのコメント

2018年11月2日 12:40
BB用が使えましたか?
車検時にメカニックから言われたのも同じことで、ひょっとしたらと持ち込んだブーツの径が「全く違います。」と言われ見事撃沈!

幸い中古部品が入手出来たので、ブーツは外さないでまるごと交換しました。

しかしこちらのブーツ、本当に入手困難です。
考えられる場所はおよそ全て当たりましたが、見つからない。最後にたどり着いたウクライナにはあるらしいのですが、ウクライナ語は全く解りません。

ゴム製品は厄介ですね。
コメントへの返答
2018年11月3日 0:17
RP-2094の大径側の直径が12mm違いますから、2本以上のレバーで伸ばしながら被せないと無理だと思います。
美クーペリトラさんの記事でも、かなり大変だったとありました。
2018年11月10日 15:33
楽しそうに、カーライフを送っておられますね。

こんにちは。

私のもそうですが、愛着の有るクルマのパーツが少なくなり、一般整備が困難なのは寂しい限りです。

町の工場では、樹脂系の成型品をオスメス嵌合させる場合、水や油を使ってはめ込んだりしますが、エアー併用で作業する所も有りますね。

10ミリ以上差があるので、ヤケドに注意しながら口元をドライアーかヒートガンで炙りながら柔らかくて、パイプエキスパンダースプレッダーで拡げれば使えそうですが、どうでしょう?

固着ナットの車体自重を使った外し方、私も使っています(笑)。

参考になれば幸いです。
コメントへの返答
2018年11月10日 19:32
情報、ありがとうございます!

パイプエキスパンダースプレッダーは、同じ直径の金属パイプを勘合させるときに使うヤツですね。

インチキ修理が得意(^_^;)な私は、パイプ等を固定するのに使用する半円状のサドルバンドを2個、180度対向させて、ボルトとナットでぐりぐり広げるジグが作れないかと妄想しています。

ステアリングラックブーツの大径側を、ステアリングラックを収納しているシリンダに嵌めたあと、ジグ自体をうまく外せるのか、試行錯誤が必要そうです。
(^_^;)

また、小径・大径・全長が純正部品と近い、他車用のブーツも調査中という状況です。

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