どもww
VARISのVRS GT-WING HYPER NARROWと同時進行で取り付けた
オイルキャッチタンクについて書いてなかったので 今日は そのネタです
オイルキャッチタンクとは言うものの
競技車両では無いので 気液分離器としての機能がメインやから
オイルセパレーターって呼ぶ方が正しいんでしょうね (o’∀’o)
スカイラインクーペ CPV35に搭載される
VQ35DEは
最近の車に多い 2系統のブローバイ経路があって
その 2系統が2つのロッカーカバー(ヘッドカバー)の前方中央でバランスホースで繋がってます☆
右バンクのロッカーカバー前方から
ブローバイコントロールバルブ(ワンウェイバルブ、PCVバルブ)を介して
φ9のホースでインテークマニホールドコレクターのロアへ
左バンクのロッカーカバー後方からφ15のホースで
エアダクト(インテークパイプ、サクションパイプ)へ
こっちは フリーウェイなので
スロットル全開時に吸気流速を利用してブローバイガスを吸い出す事もあれば
全閉時に負圧になったインマニがロッカーケースを介して外気を吸い込む事もあります
画像をまとめて ブローバイホースだけ
赤く塗っといたんで 参考までに添付しときますね (*´∀`)b
スカイラインクーペCKV36やフェアレディZ Z34の VQ37やZ33のVQ35HRは知らないけど
V35セダンのVQ35DDは同じシステムで 同じホース径のようです♪
この辺は使い回しの多い日産なのでほとんどの車種が同じかとww
日産がよく使うPCVバルブの説明画像見付けたので
これも 添付しときます (*´∀`)b
ブローバイガスは基本的には
ピストンとシリンダーの隙間から吹き抜けた未燃焼の混合気の事ですが
一般的には 生ガス 排気ガス エンジン内に充満するオイルミスト
燃焼時に発生した水分等をまるっと含めて ブローバイガスと呼んだりもしますよね (・∀・)
この ブローバイガスをそのまま循環させると
吸気温度の上昇 メタルの腐食
カーボンやスラッジの原因になったり
エンジンオイルの希釈 汚染 酸化等の性能劣化の原因になっちゃったりします(;´д`)
酸化したオイルはシールやパッキンに大ダメージを与えるし良い事がありません(;´д`)
それに スロットルに付着したり
サクション内で飽和するとエアフロセンサーやエアクリを汚したり
アイドリング不調やエンストの原因になったりもします(;´д`)
って事は
皆さん よくご存知でしょうし
ぼくも前々から気になってたので どーにかしたかったのですが
なかなか良い物が見付からず
ARCのは Z33と違ってセンターダクトがせっかく付いてるV35には
取り付け出来ないし(せっかく自作DIYした カーボンダクトを外したく無いw)
ヘタな汎用品では 面白くねぇ。。。
って事で サーキットコンセプト製のオイルセパレーターを買ってみたのですが
容量は小さいし トップのホース接続部の加工は出来ないし
何より削り出し部品は綺麗なんですが カーボンのとこの仕上がりが悪い。。。
まぁ取り付けしちゃえば見えないとこなんですが
自分でカーボンパーツ作ってると見たくない部分が見えちゃうんですよね(;´д`)
ってな感じで やきもきするのもなんなんで 専用設計で ワンオフしてもらっちゃいました (*´艸`*)
うちのV35は
コスワースのインマニに付け替えた時に インマニ内部がオイルまみれになっているのと
ビッグスロットルに付け替えた時に ほんの5km程走っただけで
サクション内部やスロットルがオイルまみれになっていたのを確認済みでしたので
ほんまは バンク毎に 独立したキャッチタンクを付けたいとこでしたが
設置するスペースが無いし 無理に付けてもメンテナンス性が悪いので
両バンクから φ9とφ15で2in出来るように作ってもらいやした♪
出口はARCに習って サクションに戻す予定で φ15の1outです (*´艸`*)
で ホースや エコノフィティング(おしゃれなホースバンド)が揃ったところで
先ずは 左バンクから♪
サクションパイプやら純正のブローバイホースを外して汚れ具合を確認してみると
これがまた 想定外で奇跡的に二度見しちゃうくらいに綺麗 (o’∀’o)
。。。
きれいっ ((( ;゜Д゜))) !?
えーっと (((;´Д`A
なんで σ(oдolll) ??
ブローバイガスが出ないなんて ありえないし。。。
一応 ブローバイ対策として
オイルの量を 500ml少なく入れてはいたのですが
それ以外の対策はしてないし。。。
最後に確認してから随分放置していたのですが (汗)
つまっ。。。てる!?
もし詰まってたら オイル上がりを起こして エンジンブローでしょうがw
まぁ 今んとこ問題も無さそうなので
気を取り直して
右バンクをバラしちゃいますww
こちらは ホースの中も
しっとりなめらかジューシーでしたので
一安心 (*^o^*)
って事で ちょいと悩みましたが
予定変更で サクションパイプの ブローバイホースが繋がるとこはメクラにして
真空近くまで負圧になるインマニ側を利用して
ブローバイガスを引き摺り出す事にしました♪
そもそも 吸気流速で吸い出す力はたかだか知れてるのに
そのホースを延長してしまうのでは さらに吸い出す力は小さくなっちゃいますし
せっかく汚れてないスロットルが
キャッチタンクで分離しきれなかったブローバイで汚れる可能性がありますので
逆に好都合かとf(^_^;
それに ブローバイ還元装置のシステム図を見てもらうと解ると思うのですが
左バンクのブローバイホースは
フリーウェイで 外気を取り入れる事もあります。
それは 右バンクに付いている PCVバルブって文字から分かるように
ポジティブ クランクケース ベンチレーション
積極的にクランクケースを換気しますって意味で
右バンクのPCVバルブが働いて ブローバイを排出する時に
外気を取り込んで 真空になるのを防ぎ
換気して エンジン内部をキレイキレイするのですが
よくよく考えると ロッカーカバー内に外気の侵入を許して
クランクケース内に酸素を取り込むのは
オイルの酸化を促進しちゃうんですよね (・∀・;)
それに エンジン内部の温度を下げる効果もあるかもですが
キャッチタンクに繋げる時点で エンジンルームのこもった熱で
ホース自体が熱くなってるので
その中をグルグル通って
ロッカーカバーに辿り着く頃には外気んも熱くなるし
キャッチタンク内の 液化する前のオイルミストを含んで
フレッシュエアーもクソも無いわけで。。。
って事で キャッチタンクのoutをφ9のホースが繋げれるように加工依頼を出して
その日はホースだけ繋いで終了です (o・∀・)b
ホースは FRENTUBO(フレントゥーボ)のカーボンホースにしたかったのですが
いかんせんHPを見ても詳細が解り辛く
代理店の情報も少な過ぎるので今回は諦めて
キノクニ ラン・マックスの
フレックスナイロンメッシュホースにしましたw
ステンレスメッシュをナイロンで覆っていて
ステンメッシュの約半分の半径で曲げれる柔軟性がありますし
常用許容温度範囲が約-40~148℃で
オイル系はもちろんのやし ガソリンやクーラントにも対応してますので
まぁ 問題は無いでしょう (o´∀`o)
で
加工依頼を出したはずでしたが。。。
拘りの強い職人さんは 1から作り直しちゃいました ((( ;゜Д゜)))
それに加えて 新しい機能の追加をお願いして 出来上がったのが コレ ↓ ↓
キャッチタンクの上面に キャップとして ボルトを付けてもらいました (*´艸`*)
ここから サイフォンの原理でオイルを抜くつもりです♪
わざわざ バラして ホース抜いてってめんどくさいですし
バラす度に色んなとこ痛める可能性もありますしねw
あとは 仮組み後に レベルゲージを見易いとこに付ける予定もあったんですが
オイル交換の時みたいに 棒を突っ込んで
中に溜まった汚物の量を調べるようにした方がスマートやし
レベルゲージのホースが汚くなって交換する必要も無くなります (*´Д`*)
ほいで キャッチタンクを設置してみたのが ↓ ↓
この状態でエンジンカバーを付けて
SODに参加したのですが
今日
ステーを作って
アールズの セパレートクランプを取付けいたしやした (*´艸`*)ァハ♪
そーそー
パワステタンクを ちょいと移動する為に
パワステタンクのステーもワンオフで
作り直してます (*´∀`)b
見え辛いですが。。。
で
全体図です♪♪
ちなみに エンジン触る前の むかぁーしの画像です ↓ ↓
チューニングマシンやレーシングマシンの様な
スパルタンなエンジンルームは めっちゃ好きですが
うちのV35に求めたのは
いかにもなエンジンルームじゃなくて
やった感より やっちゃった感のある ガキっぽいエンジンルームでもなくて
色気のある 卑猥なエンジンルームですww
SODの写真は 悪鬼ィさんに撮ってもらったやつです☆
ありがとうございました (o´艸`o)
ごきげんよーー xoxo