レンタカーで借りた新型N-BOX

四国へ旅に出るのに、オリックスレンタカーの新型N-BOX体感キャンペーンを利用して借りて来ました。

9月に下ろしたての新型N-BOX、グレードはG・L Honda SENSINGの2WDになります。

NAエンジンで58馬力、6.6kgmのトルク。新型になってNAにはHondaお得意のVTECが装備されました。

NシリーズになってからのNAエンジンはよく走りますが、新型になってさらに磨きがかかった感じです。

燃費は今回の使用で22km/Lとこのボディで平均20km/L超えは立派です。スズキみたく電子デバイスなしで純粋にエンジンだけでこの走りと燃費を実現しているとこはHondaの技術力なんでしょうね。

ミッションはいたくフツーのCVT。

NAだとDかLレンジしかなく、Sモードがないのは山坂道を走るにはとても不便。付けなくて良しとする理由を知りたい…

ターボだとパドルシフトが付くのですが、NAでも十分走るのでNAにも是非付けて欲しいです。

新型のすごいところは、軽自動車なのにレーダークルーズコントロールと車線維持支援機能を全車標準装備にしてしまったところ！　今回の長距離ドライヴでは役立ちまくり、ほぼ自動運転状態で楽チンでした。

LEDヘッドランプも全車標準だし、王者の風格を感じる大盤振る舞いです。ケチなスズキにも見習って欲しい…

レンタカーなので新型のウリである助手席スーパースライドシートではなく、普通のベンチシート仕様。

シートは個人的にはクッション部の沈み込みが足らず、長時間乗っているとお尻が痛くなって来ました。助手席からは文句は出なかったので、人によるのでしょう…

今風を感じる、2.5A出力のUSB端子が2つもあります！　横にはティッシュ箱を置いてさらに充電中のスマホを置けるという痒い所に手が届く設計なのはさすが。

ドアトリムにも各種収納スペースがあり、便利でした。

グリップ部は本来つかめる大きさであれば良いところですが、実際の利用シーンがよく考えられていてスマホが収まる大きさになっているのは感心しました。

ドアハンドル上の微妙なスペースは何に使うのかと悩みあぐねた結果…ガム入れにピッタリでした（笑）

Nシリーズの特徴たるセンタータンクレイアウトのおかげで他社には真似できない、床の低さとラゲッジスペースがあります。

シート位置を後ろに下げてもこれだけの荷物が普通に収まってシート下に隠れるのはお見事ですね。その分バックドアが長くてかなり後ろに引かないと開けられないのは玉に瑕ですが。