PCX150を所有して半年経過しました。
■動力性能
PCXと言えば125ccが定番。
原付二種では最強と言われていますが、150は排気量がcc拡大しただけ。
車体を含めて全くPCX125と同じです。
しかし、その僅かな排気量差は、125ccの車体には十分過ぎるPOWERを与えてくれます。
それが体感出来るのが登坂能力。
まず、速度を落とすことなく走れるのでストレスはありません。
どうしても125ccの場合、登坂能力には不満があり、諦めて我慢するしかありません。
高速走行は巡航100kmなら問題なく走れます。
実際に長距離を走ってみました。
但し、追い越し加速は期待しない方が良いでしょう。
あくまでも低速車線をのんびりと気持ち良く走るのがPCX150です。
150ccという排気量は自動二輪では最も下になるので、自動二輪としての利便性と、原付二種の軽快性を求める人には最高の相棒になります。
ブレーキに関しては文句なしです。
かなり良く効く部類に入ります。
■燃費
市街地走行で1リットル辺り43km。
高速走行では45km。
アイドリングストップを使用すると、もっと伸びるらしいですがほぼ使いません。
バッテリーへの負荷を考えると怖くて使用出来ないのが理由。
アイドリングストップ無しでも40km以上走るので経済的です。
■スタイル
グローバルモデルということで全世界で販売されているPCXシリーズ。
スタイルはフロント押し出し感が強くて好き嫌いがハッキリします。
全体的に尖ったスタイリングなので若者に好まれるようですが、実際にはリターンライダーを含めオジサンにも好まれるようです。
私もその一人ではありますが(爆)。
カラーリングをマットブラックにしたのは、PCXのスタイリングに一番合っているのと、白や赤は疵や汚れが目立つから。
■全体感
車体サイズがコンパクトなこと。故に取り回しが楽なのが最高です。
モデルとしてはKF12は最初期のタイプですが非常に満足しています。
タンク容量の増加は確かに惹かれますが、ライトのLED化は改造可能ですし、燃費に対しても40km走れば御の字と感じます。
やはり初期型のスタイリングが一番格好良いと思う私にとっては、多少の装備変更で便利になったとしても、それに恩恵を感じるよりもスタイリングを優先したいですね。
市場ではかなりリーズナブルになっているので、程度の良いマシンを探すのは今かも知れません。
チョイノリにツーリングにと、コンパクトで疲れず力を入れずに乗り回せる自動二輪です。