予定は無いのに無謀な船出(全配線の点検)(その1)
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最終的な収拾が付いていないので、徐々に書き込んで行きたいと思いますが、全く予定していなかった無謀な航海に船出してしまいました。
こんな大事になるとは全く予想していなかったのに、ここまでバラすことになってしまいました。(外気取り入れ部まで取り外してバルクヘッドが見えています)
たまたま午後にホームセンターに行き、いつも高く積まれているトイレットペパーが1つも無く、「トイレットペーパーが無くなとネットに書かれたとかで、皆さん大量に買われてしまい在庫ありません」と騒ぎになった3月のあの日が、我が家のジムニーが動いた最後の日となってしまいました。
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土壺にはまる前哨戦です。
前回メインハーネスのワンオフ作成&交換(正確には中古の5型用純正配線をベースに配線の強化[必要に応じsqアップ]や後付機器類用配線の溶け込み)から10年以上が経過しているな~と感傷に浸り・・・。
配線の入れ替え&まき直し+後付機器用配線の溶け込み&交換を何気なく開始しました。
まず着手したのはオルタネータ系の配線交換。オルタを社外の大容量品に交換しており、製造元はこんなアダプターを介してオルタ→純正配線に接続できるように配線を添付してくれています。
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でもオルタ側(灰色)は防水型なのに、車両側のコネクタ(黒い方)は非防水。残念!
ここに水が入りリークしたら充電されなくなってしまいます。動作信頼の向上のためには、なんとかしないと行けません。
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オルタの製造元に無理をお願いして送料だけでアダプター配線をもう一ついただきました。
端子を分解しコネクターを確認。「配線com」で「これ」と思うコネクターを数種類注文しました。当然アダプターでは無く、長い配線にして防水コネクターでメインハーネスに直接接続できるように加工していきます。
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そんなことを気にしながらジムニーのエンジンルームを眺めてみると、センサー側は防水なのに非防水端子が使われている場所が多い。
オルタ側の端子が防水なのに、メインハーネスと接続するカプラは4極非防水の250平端子。
ついでですから、これらも防水端子に交換しちゃいましょう。
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ついでに着手したのがオルタ→バッテリーの「+」ラインと、バッテリー→ボディ&スターターの「ー」ライン
写真はマイナス側ですが、太さが判りますかね。
実は10年以上前に航空機用の高効率配線に交換していましたが、当時で中古の配線でしたから、劣化が不安なので交換することにしました。
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エンジンルーム内で一番太いスタータラインとの太さの比較ですが差異が判るでしょうか。
使用したのは素線1本一本がメッキされている「4AWG/マリン仕様電気ケーブル」耐電圧160Aです。
マリンケーブルは国内だと3社ぐらいから入手できるのですが、同じ企画なのに耐熱温度や柔軟性、価格等が微妙に異なります。
値段もそれなりにするので(当初はオルタラインのみ交換するつもりだったので)大阪の会社から最低販売単位1Mだけ購入しましたが、これも裏目に。
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最大の難関がコネクターの「カシメ」でした。このサイズになると本来なら油圧のカシメ工具になるので数万円します。なんとか某Amaz〇nでハンマーでぶったたいて「かしめる」安価な工具を発見。
丸端子で練習してから作業しましたが見事に失敗。丸端子とバッテリー用端子では堅さが違うんですね。やり直すのには配線長が不足・・・配線の追加購入が必要に・・・。
慌ててネットで取扱店を探し、横浜のマリンショップに行ったら「お休み(HP記載と営業日が違った)」でトホホな目に。結局別日に再度訪問することになりましたが、交通費で配線代が出るぞ~!
腐食対策として、渾身の力で「かしめ」た後に、端子と配線の隙間に半田を流し込んでいます。実はこれが11月頃・・・先は長い(続く)
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