2015年7月18日(土)。
台風の通り過ぎた東京は、
朝のみ晴れたが強風が残った。
【1】
※農場らしい光景
この日は、東大農場で休日に設けられた唯一の観蓮会(一般公開)の日だった。
【2】
※睡蓮
風に煽られ激しく揺れる蓮は、撮影に不向きだとわかってはいたが、
【3】
この日を逃すわけにもいかず、複雑な心境で出かけることになった。
【4】
昨年もこの催しに足を運んだのだが、今年の方が来訪者が遥かに多かった。
【5】
携帯から大砲&三脚持参の強者まで、多くの方が蓮の花を写真に収めようとしている。
【6】
しかしやはり台風あとの風は曲者で、強くそして時に巻くように農場を吹き抜け、
様々な道具を構える撮影者を苦しませていた。
【7】
さらに、蓮自体は気温の関係か、開花が例年以上に進行しており、
【8】
多くの花が既に如雨露の口状へと姿を変えてしまっていた・・・。
【9】
限られた蓮に向かう、自分を含めた来訪者とカメラの行列。
【10】
正直、少々うんざりした気持ちになったが、折角足を運んだのだから、
【11】
たとえ数枚でも「今年の蓮」を残したいと、数少ないシャッターチャンスを狙った。
【12】
ZeissのApo-Zonnar135㎜も携行したものの、替える暇もなく、
【13】
そして十分に設定も構図も吟味できないまま切り取りを重ね、
【14】
農場をあとにするまで凡そ45分、撮影枚数は約80枚だった。
【15】
今回はその中から何枚かをピックアップし、前編として掲載した。
【16】
環境的に恵まれたものではなかったが、花たちにはそんなことは関係ない。
【17】
台風にも負けることなく、豊かな表情を見せてくれていた。
【18】
透き通る花弁に、梅雨明けの匂いを感じる朝だった。
【19】
※EOS 6D EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM
(了)
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Posted at
2015/07/20 18:03:33