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2016年07月26日

これぞ!花の浮島 〜礼文島 ②〜

これぞ!花の浮島 〜礼文島 ②〜
2016年6月23日(木)。

礼文島は良い天気だった。

張り詰めた朝の空気が心地良い。

※Top画像はトレッキングルートから望む利尻富士



もちろん気温は高くない。

長袖でなければ震えてしまうほどだ。


【1】(礼文の海に昇る朝陽)

Lr-1922-2



例によって4時前にはすっかり陽も昇り、


【2】(朝の利尻富士)

Lr-1925-3



利尻山が礼文水道に浮かぶ。


【3】(刻々と雲の表情が変わってゆく)

Lr-1929-2



朝の静寂にカモメの声が吸い込まれる。


【4】(ため息の出るような眺めだった)

Lr-1932-4





この日はトレッキングに出かけることにした。

家内も一緒のため初心者向けの桃岩周辺に向かう。

しかし無謀にも展望台まで車で上がるのではなく、

ホテルから登山ルートを通って桃岩展望台に抜け、

元地灯台経由で知床(礼文南部の集落)に出る、

というコースを設定した。

展望台までが1-1.5h、桃岩〜知床が2-2.5hとして、

3-4時間ほどの行程になるだろう。


早速am7:30にホテルを出発した。

登山ルートへの入口が崩落で通行止めになっており、

仕方なく観光バスが辿るルートを徒歩で登ってゆく。

他に歩く人のいない急こう配カーブの連続だ。

追い越していった何台かの観光バスの乗客が、

好奇に満ちた眼差しを向けたように見えたのは、

何かの勘違いだろうか(苦笑)


【5】(ヤマブキショウマ)

Lr-1939-2




ロードサイドの花を楽しみながら、ゆっくりと登った。


【6】(たくさん咲いていたレブンシオガマ)

Lr-1943-2



途中、レブンウスユキソウの群生地を眺められる

林道の分岐に差し掛かったのだが、往復4kmの表示と

傾斜のある砂利道に躊躇い、結局寄り道は断念した。


【7】(可愛らしいオオヤマフスマ)

Lr-1942-2




桃岩展望台の駐車場近辺から舗装路を離れ、

トレッキングルートを歩くことになる。


【8】(ようやく桃岩が近くに見えてきた!)

Lr-1944-2



観光バスで登ってきたシルバー世代とこの辺りで合流。


【9】(これも多く見かけたミヤマキンポウゲ)

Lr-1949



しかし展望台を過ぎてしまうと人影がめっきり減る。


【10】(エゾイブキトラノオとチシマフウロと青い海)

Lr-1951-2



この先は断崖沿いのアップダウンをひたすら歩く。


【11】(この花も多数、センダイハギ)

Lr-1955-3



強烈な太陽光の下、水も持たずに歩くのは、

熱中症の危険があるため、意識的にゆっくり進む。


【12】(トレッキングルートに入ってもレブンシオガマはよく咲いていた)

Lr-1956




しかし何という眺めだろうか。


【13】(観光バスの皆さんはこの辺りで森林限界ならぬ「足腰限界」につき下山されてゆく)

Lr-1961-2



青い空、青い海、緑の絨毯、重量感のある岩山、


【14】(桃岩と同じような高度までやってきた)

Lr-1965-2



彼方に浮かぶ利尻、そこここに咲く北の花々。。。


【15】(チシマフウロとレブンキンバイソウと利尻富士)

Lr-1971



疲れも吹き飛ぶような景色に暫し時を忘れて佇む。


【16】(右手が桃岩、正面は元地の桃岩猫岩展望台、左手に猫岩が見える)

Lr-1974-2



【17】(まだまだトレッキングルートは続いてゆく)

Lr-1983-2



【18】(桃岩が西側から見えるようになってきたぞ)

Lr-1987



【19】(これぞ「花の浮島」礼文島)

Lr-1998-2



【20】(尾根の反対側=利尻島側にもたくさんの花が咲いている)

Lr-2004-2




しかしこの辺りで自分は速度を上げ、先に知床の


【21】(トレッキングルートは急激に下ったり登ったりの繰り返しだ)

Lr-2014-2



集落に下り、飲み物を調達して途中まで折り返し、


【22】(元地灯台に近づくにつれ、レブンキンバイソウの群生が見られるようになった)

Lr-2026



【23】(レブンキンバイソウをアップで)

Lr-2032-4



家内に水分を与えないと真面目に危険だと思った。


【24】(ヒオウギアヤメも咲いている。遠く元地漁港が望める)

Lr-2029-3



ということで、先に山を下っていったのだが、


【25】(ぐっと回り込んで、宿泊客の見送りで有名な「桃岩荘」を眼下に)

Lr-2035-2



【26】(もう地蔵岩が見えなくなってしまった。礼文島の西側の断崖を望む。このずっと先に前日寄った澄海岬がある)

Lr-2044-3



案外知床からの折り返しにスピードが伴わず、


【27】(ようやく元地灯台。ここから知床のバス停まで丁度2kmだ)

Lr-2045



あまり効果的な給水にはならずに終わってしまった。


【28】(知床を目指してペースを上げて進む。利尻富士が見守ってくれる)

Lr-2049-2




相当ヘロった僕らは知床から歩いて香深に戻る気力が

残っておらず(約4kmなので普通に歩けば1時間弱)、

かと言って1時間待ちの路線バスも待つ気になれず、

タクシーを呼んでホテルに帰った(それでも十分午前中)。



この日登った岩山を、今度は下から確かめてみたい!


【29】(元地側の展望台に下りる途中で車を停めて猫岩方面を撮ってみた。随分猫背のネコだね、って当たり前か)

Lr-2146-3



と単純に思い、同日夕刻に香深とは反対の元地(島の西側)の

展望台に行って、桃岩を仰ぎ見てみた(笑)


【30】(まるで小さなギアナ高地・・・笑)

Lr-2159-3



下から眺めてもスゴイものはやはりスゴイ!


【31】(桃岩とはよく言ったもんだ。しかし隣にいた観光客のおばちゃんは同伴のおばちゃんに「乳頭岩よ」と力説してた。
        ま、わからなくはないが、形状を表すなら「乳房岩」の方が良いのじゃないかと思うが・・・笑)


Lr-2160-2




実は昼前にホテルに戻ったあと、島の北側に出向き、

その後また南側にとって返したりしたのだが、

長くなってしまったので、その様子は次回にしたい。


【32】(この日も暮れゆく利尻富士を堪能した。しかし、疲れすぎて速攻で寝てしまったのはご想像の通り)

Lr-2164-4




次回はついに旅の終わり、礼文島の最終日までを掲載。

今回も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。



※X Pro2 XF 16-55㎜ F2.8 R LM WRほか


(了)
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Posted at 2016/07/27 19:06:18

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