2017年4月1日(土)。
毎年恒例の東大農場観桜会。
今年は4/1と4/2だったのだが、、、
あまりに桜の開花が遅く残念なことに。
今年東京の桜の開花宣言日は3/21だった。
3月中に満開の声を聞くのが当たり前のはずが、
開花宣言日以降の気温が上がらず、月を超えても1-2分咲き。
楽しみにしていた観桜会もこれまでにないしょっぱい結果に。
【1】
この日は寒の戻りで、関東の山間部では雪の予報も出ており、
西東京市にある東大農場近辺も小雨の降る肌寒い天気だった。
【2】
裏起毛のパンツにウールのハイネック、ダウンジャケットを
引っ掛けて出かけたが、暑すぎるなんてことはなく、
むしろ傘を持つ手が真冬のように冷たく悴んでしまった。
【3】
最寄駅から農場に向かう途上からイヤな予感はしていたのだが、
案の定、いつも結構な見物客で賑わう入口に誰ひとりいない。
【4】
恐る恐る桜並木を見通してみると、あれ?気を取直して見通してみると、
いやそんなハズは・・・これは予想を上回る未開花状態_| ̄|○
ほとんどの樹が、全く花を付けていない(泣)
僅かに花を開いた樹、どうにか1-3分咲き程度になっている樹、
両方併せて3本ほどだった。。。ガクッ!
【5】
過去こんなことはなかったのに今年は大誤算だった(主催者側もね)。
確かに千鳥ヶ淵でもまだ2分程度なんて言ってたからなぁ、はぁ〜っ。
ま、想定の範囲内だと割り切り、これも修行と強がってみて、
数少ない樹齢40-70年の染井吉野を撮ってみる。
【6】
まだ花付きのマシな樹、開花の進んだ枝を狙って何枚か撮ってはみたが、
小雨の降る空、夕方のような暗さに、流石の桜も色が浅い(^◇^;)
華やかなものを撮ろうとして、淋しげに撮れてしまうのは、
なかなかツラいものだなーと、妙な感心と冷めた納得。。。
【7】
桜は早々に諦めて、農場博物館に立ち寄ってみた。ここ、正式名称は
東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構農場博物館。
いや何とも、舌を噛みそうだ。最高学府は名前だってスゴイぞ(笑)
【8】
東京都内とは思えない看板を目にすることだってできる!
【9】
生憎の雨だったけど、水たまりに映る古い建物も風情があるしね。
【10】
これが目玉@チェリートラクター CT101G型。
【11】
1953(昭和28)年から青森県弘前市にあった神農工社が開発し、
川崎市のビクターオートが1955(昭和30)年から製造し始めた。
【12】
出力10PS、排気量496ccの空冷2サイクルディーゼルエンジン
(国産化した西独のSTIHL社製)を搭載しているトラクターで、
ヰセキ(井関農機)トラクタのルーツでもある。
【13】
後ろ姿を撮影すると、背の高いカートみたいで存外カッコ良い(笑)
【14】
こちらは古川式動力耕運機。
【15】
ちょっとそそられる絵柄(爆)
【16】
続いて秋山式動力耕運機。キャタピラが渋い!
【17】
BOLENS社製土塊破壊機。
【18】
BOLENS Hands-Ho。
【19】
ガラリと変わって旧牡牛房にあったハブコックテスター。
【20】
名残りの「東大牛乳」の木製ケース。
【21】
博物館のシンボルにもなっている物理実験用風車。
【22】
実際に使われていただろう大八車。
【23】
今は農場で収穫された綿花や蓮、鈴懸の実が載せられていた。
【24】
【25】
桜を観に訪れたのだが、結局はほぼ違った中身に…(汗)
ま、たまにはこんな番狂わせも面白いかもしれないけどね〜。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
※Canon EOS 5D MarkⅣ Tamron SP 90mm F2.8 Di MACRO VC USD (F017)
(了)
Posted at 2017/04/12 21:40:27 |
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