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2015年09月29日 イイね!

突然のクロスポロくんとのお別れとなりました。

突然のクロスポロくんとのお別れとなりました。突然ですが、我が家のクロスポロくんとお別れになってしまいました。

2011年に我が家にやって来たクロスポロくん。納車後4年数ヶ月、家族の通勤用としてまたお買い物や駅までの送り迎え用として、元気に活躍してくれていました。主なドライバーの家族も乗れば乗るほど気に入ってとても可愛がっていました。もちろん自分自身もクロスポロくんに対しては、それまでのゴルフ4とは異なりあちこちに手を入れてあげたり洗車や整備をしたりしていましたし、たまには自分のゴルフRくんを乗らずにこちらのクロスポロくんを運転して、その軽い身のこなしぶりを楽しんだりしていました。

クロスポロくんはナンチャッテSUVですからエンジンは普通のポロと同じで1.2Lダウンサイジングターボです。でも1.2L—SOHCとはとても思えないほど発進加速はスムーズかつパワフルで、普通に乗るにはパワー不足など一切感じませんでした。ただナンチャッテのために無理をして?履いている205/40-17インチタイヤのせいか、路面の状況を拾いやすく乗り心地が硬めであることが玉にきずといったことが欠点といえば欠点であった程度でした。それが・・・

9月の中旬日本を襲った台風と秋雨前線による大雨で大変なことになりました。家族が運転して朝の出勤途中のこと。大雨のためいつもメインで通る県道が冠水により酷い渋滞を引き起こしていたのを見た家族は、他のクルマに続いて迂回路である住宅街に入っていったのが不幸の始まりだったのです。遅刻を恐れた家族は路面冠水を気にもせず前のクルマに続いて走行していたのですが、突然の大雨でその地域一帯が急激に増水を始めていたことに注意がいかなかったようです。当然道路は冠水状態だったところへ、思い切り突っ込んでしまいました。道路前方が上り坂のため冠水していなかったことから、家族はそのまま抜け切れると思ったのでしょう。逆にアクセルを少し踏み込んで逃げ切ろうとしたのですが、それが運の尽き。あえなくクロスポロくんはエンジンの動きを止めてしまったのでした。ナンチャッテSUVはやっぱりナンチャッテでした。ついでに後続のクルマも止まってしまい、数台がいきなり冠水でダウンしてしまったのです。

クルマは冠水はしていましたが、洪水などでよく目にするような浸水とか水没といったほどではなくホイール中心部あたりまで冠水していた程度で、車室内は殆ど浸水していませんでした。でも再度エンジンを起動させようにも全くかからなかったそうです(本当は浸水した場合にはエンジンをかけてはいけないらしいのですが・・・)。

当時はあちこちで冠水浸水被害が起き、レッカー車の手配をしても半日近く待たされた挙句、やっとディーラーに運び込みました。VWのエマージェンシーサービスに電話をしたレッカーが最も早く現場に到着したそうです(エマージェンシーサービスに感謝します)。

ディーラーにて被害状況を診ていただいたところ、最悪なことにインテーク側吸気口からエアフィルターを通り抜けシリンダー内まで水が侵入してしまっており、もはやエンジン交換以外に修理の方法はないとのこと。家族一同ショックを受けました。修理見積もりが軽く3ケタに上ってしまったからです。まあクルマの心臓部が急死してしまったのだから、修理が高額になってしまうのもわかりますが、あれだけ家族が気に入っていたクロスポロくんが、しかも一見どこも異常はないように見えるクルマが廃車の瀬戸際に立たされてしまっているのですから。

昨今豪雨の被害やクルマの水没などをTVで目にするにつけ、冠水や水没などの怖さを話してきたつもりなのに、自分たちがそれらと同じ災害に見舞われるなんてことは考えもしませんでした。

車両保険は当然加入していましたし天災にも適用できる特約だったのはせめてもの救いでしたが、それでも全損扱いにはしてもらえず、結局エンジン交換までの修理費しか出してもらえないということでした。

そこで家族一同頭を悩ませることになりました。大好きなクロスポロくんをあくまで修理して乗るべきかどうか、それともこれを機に新車を買い直すか。ディーラーさんによれば修理したとしても完全に復旧できるとは断言できないそうです(後日急に不具合が起きる可能性を捨てきれない)、一方新車に乗り換えるにしても保険で出していただける金額は頭金にしかならないことです。クロスポロくんはまだままだ乗り続ける予定でしたのでクルマを急に購入する予定はしていませんでした。

いろいろ悩みましたが、通勤に使用しているクルマなので早く結論を出さないと不自由な生活が続きます。そこで最終的に結論を出したのは、やはり苦労しても新車にしようということでした。何しろ主な運転者は家族なのです。しかも女性です。例えば一年くらい経って急に走行中不具合が起きたりしたらどうにもなりません。その恐れが怖くなり家族は乗り換えることを強く希望するようになりました。

というわけで、あれだけ大切にしていたクロスポロくんはとお別れするという悲しい決断をすることになりました。不動車が決定したクロスポロくんは残念ながら廃車となります。まさかこんな運命が待ち受けていたなんて誰が予想できたでしょう。我が家の家族一同、最近では最もショックな出来事でした。

追伸ですが、クルマが浸水したことばかり注目が行ってしまったのですけれど、実は家族の着用していた通勤用の衣服、靴などがクルマから脱出の際に膝まで水に浸かってしまい(汚水同様です)、これも捨てざるを得なくなってしまいダブルショックでした。それでも命の危険がなかったことだけは不幸中の幸いというべきなのですね。

それにしても近年は何かおかしい異常気象が続きますね・・・

Posted at 2015/09/29 00:58:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | VWクロスポロ(6R) | クルマ
2013年09月15日 イイね!

クロスポロくんがパンクしました(*_*)

クロスポロくんがパンクしました(*_*)まもなく台風18号が関東にもやってきそうです・・・。
その合間に雨が止んだので、私と家族は別々に出かけました。

いつもの喫茶店でくつろいでいたら家族から緊急連絡が!
声が焦りまくっている風だったので、なんだろうと思ったら、クロスポロくんがパンクしたと言うではありませんか。

あとで事情を聴きながら整理してみると・・・

免許を取ってもなかなか運転する機会のない娘が今日は運転して出かけたとのこと。途中で天気が暗くなったのですが、先日取り付けたオートライトがなかなか点灯しなかったため、手動でライトスイッチを回そうとして少しハンドル操作がおろそかになったため(おーアブナイアブナイ !!)、センターラインにタイヤが乗ってしまったのだけれど(幸いにも対向車はいなかったそうです)、そこに反射板?が埋め込んであって、右前輪がそれを超えた途端にハンドルの挙動がおかしくなり、路肩に止めて見てみると、シューと音がして空気が漏れているのがわかったそうな。仕方なく近くのガススタまでソロソロと走ってあえなくダウン。

見てもらうと、なんとサイドウォールの部分が亀裂状に裂けているではありませんか!ラジアルにとっては致命傷です(泣)。

写真でよく見れば、『TRACTION』と印字されている下のところに亀裂が入ってますよね。



問題なのは、クロスポロって標準ではテンパータイヤとかが装備されていないんですよね~。その代わり簡易のパンク修理キットかなにかが付属してます。でも、サイドウォールがやられてしまうとパンク修理キットなんて使い物になりません。ガススタの人はその1本だけ交換しましょうか?と言ってくれたそうですが、メーカーもブランドも異なりタイヤパターンも異なるのでは街乗りくらいならいいけれどクルマの安定性から言えばあまり好ましいとは言えません。私の住んでいるところは郊外で一般道でも平均時速が高め。しかもどこへ移動するにも高速道路を使うような地域なので、クルマの挙動に対応できるとは言い難い家族のクルマですからなおさら心配です。

どうしようか・・・

一応ディーラーさんに連絡してみたけれど、クロスポロは40サイズのロープロタイヤ(17インチ)標準(一応コンチのCS2なんですが)で、注文になってしまうとのこと。いつもお世話になっているタイヤショップはお休みだし・・・。

一瞬悩みましたが、ふと思い出しました。
ウチは一応クロスポロ用にもスタッドレスを冬期に履かせていて保管してあるではありませんか!

そこで、ゴルフで急ぎ自宅へ戻り、クロスポロ用のスタッドレスを4本積み込んで早速家族の待つガススタまで向かいました。もちろんあっという間に交換は完了し事なきを得たのですが・・・

それにしても今回の体験は貴重でした。

○センターラインなどに埋め込んであるあの反射版てタイヤにとっては凶器になることもあるんですねぇ。しかもラジアルにとって一番弱いサイドウォールを傷付けてしまうなんて。普通はなくても危険回避なとでライン越えをするなんてよくあることなので、気をつけなきゃですね(どう気をつけろっていうのかとも思いますが)。

○クロスポロ(6R)にテンパータイヤを内蔵していないということは困りものです。ゴルフ用とかでテンパータイヤを流用できるものがないものでしょうか?もしあって購入できても、そのテンパータイヤをしまうところってあったっけ?明日確かめてみよう・・・

まあもしテンパータイヤがあったとしてもきっと家族は交換できなかったと思うし(女性2人だけですから・・・)、いつまでもテンパーのままというわけにもいかないから、結果は同じだったかも知れません。

でもまあ、思わぬところでスタッドレスくんが役に立ちました。


Posted at 2013/09/15 20:38:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | VWクロスポロ(6R) | クルマ
2013年05月20日 イイね!

712SDCW移設、ついに完了!!

最後に残っていたマイクの問題も解決しました。ゴルフRに装着されていたマイクが思いの外簡単に取り外せたので、そのコネクターを切り離した上で長尺のマイクケーブルと結線して712SDCWへ試しに接続し、無事に動作を確認しました。

最後に残っていた可能性としてマイクケーブルの中間に何らかの増幅器が挿入されているかもしれないということについては、結局ゴルフRに装着されていたマイクはストレートに712SDCWに接続されていたことになります。

取り外したゴルフRのマイクですが、カーナビではよく見かけるようなマイクの形ではなく四角い箱形になっています。これはあらかじめクルマ内部に組み込みしやすいようになっているためだと思われます。実際ゴルフRの場合オーバーヘッドコンソール内部に取り付けられていて、マイクの存在感は全くありません。クロスポロ(6R)にもメーカー純正ナビオプションがありますが、ゴルフ同様にマイクはオーバーヘッドコンソール内に装着されるようで、そのためのスペースがきちんと用意されていました。

惜しいことにゴルフとクロスポロでは若干マイクの形状が異なるらしく、ポン付けというわけにはいきませんでしたが、ほんの少し加工してあげることで苦労することなく装着が出来ました。ですからクロスポロ装着後もマイクの存在感は全くありません(写真の通り)。写真のルームランプ真ん中あたりにある放熱孔のような穴がたくさん開いている部分の内側にマイクが装着されています。



取付後のマイクの感度はすこぶる良好で、エコーが出ることもなく通話先には品質の高い音声が届けられます。

今回は手っ取り早くゴルフRのマイクを外してクロスポロへ移設してしまったことで問題は解決しましたが、いままでのマイク関連の問題を整理してみました。

712SDCWはNX712(W)と同じ設計であるという前提で補修パーツを組み合わせ殆どが問題なく機能しましたが、マイクだけが上手く動作しなかったのでゴルフRから取り外したマイクを調べてみると、これはParagon AGというドイツ国内の自動車向けエレクトロニクス製品会社であり、同社のIntegra MicというハンズフリーOEMマイクとウリふたつであると思われます。そしてこの製品は通常のコンデンサーマイク(ECM)にくらべてバイアス電源を必要としないバックエレクトレット型のコンデンサーマイクであることもわかりました。

これですべて謎か解けたのです。



バックエレクトレット型のコンデンサーマイクはその仕組み上バイアス電圧不要なので、いわばダイナミックマイク同様に普通のオーディオ機器におけるマイク入力端子にプラグインすれば使用できます。一方で安価なピンマイクはバイアス電源が必要なのでマイク入力端子にはプラグインパワーと呼ばれる電圧が加えられた端子になっているのです。クラリオンNX712(W)など一般の市販ナビではプラグインパワー方式のマイク端子が一般的なようですが、712SDCWではあらかじめParagon AGのマイクを使うように設計変更されていたためマイク端子に電圧が加えられておらず、その結果NX712用マイク(コンデンサーマイク)を使用した際に出力が異常に小さかったのだと思います。

プラグインパワーを提供する回路からバイアス電圧を取り去って通常のマイク入力へ戻すには、単に抵抗器1本を回路上から抜き取るか、場合によってはさらにコンデンサ1個を取り去ってそこを短絡することでできます。おそらく712SDCWの場合には電源へ接続されている抵抗器1個を抜き取る(もしくは最初からその抵抗器を組み付けない)ことでバックエレクトレット型マイクへ対応しているものと思われます。

高価なメーカーオプションである712SDCWを注文して装備しているクルマからわざわざ取り外して他車に転用しようというオーナーさんは極めて少数であると思われますが、私の場合と同様の挑戦をされる場合には、マイクの仕様のみNX712(W)系とは異なるということに注意していただきたいと思います。ただバックエレクトレット型やダイナミック型で転用できますので、市販のオーディオ用ピンマイクで『バックエレクトレット型』と明示してあるマイクを使用することが出来るはずです。

ようやく712SDCWを我が家のクロスポロくんへ移設する作業が完了しました。

次はリアカメラをリアハッチ・オーナメントの裏側に隠すタイプ(ゴルフ6と同じタイプ)に取り替えることと、ステアリングをマルチファンクションスイッチ(MFSW)付へ交換して手許から操作できるようにしたら完成となる予定です。
Posted at 2013/05/20 15:42:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | VWクロスポロ(6R) | クルマ
2013年05月13日 イイね!

712SDCW移設、いまだに格闘中!!

いったんは成功裏に終わったかに見えた、712SDCWのクロスポロ(6R)くんへの移設なのですが、その後大きな問題が判明してしまいました。

それは携帯電話のハンズフリー用使用するマイクの感度に関する件です。

712SDCWには、Bluetooth経由で接続される携帯電話やiPhoneを使用してハンズフリーで通話の出来る機能があります。そのためのマイクも設置されています(せっかくそこまであるのになぜが音声コマンド入力機能がないようではありますが:苦笑)。

以前コメントしましたが、この712SDCWはもともと今年の3月に納車されたゴルフRに標準装備されていたものです。ゴルフRにサイバーナビを装着したため712SDCWが捻出されたのでクロスポロへ移設することを考えました。

ゴルフRから712SDCWを取り外した際に、どうしても取り外せなかったパーツやハーネスがありましたが、712SDCWはクラリオンのNX712(W)の兄弟みたいなものだとわかったので、NX712用のハーネスや適合品などを取り寄せて無事にクロスポロくんへの移設ができ、見事完成!!というわけでブログにも書かせていただきました。

・・・が!

問題が判明してしまったのです。それは、移設完了後にこのクロスポロくんを運転していた家族からの電話でした。

こちらからの話し声は全然問題なく届いているのに、運転している家族の声(送話音量)は蚊の鳴くような小ささというかサーというノイズにまぎれてかすかにしか聞こえないんですけど(TT)

いそいでNX712取説とかを調べて送話音量設定を最大にしてみたけど一向に変わらず。また家族が帰宅してからマイク位置などを変えてみたけど、そんなマイク指向性などのレベルのハナシではありません。もっと根本的な問題のようでした。

どうも原因はマイクの感度というか、712SDCWマイク端子へ入力される音声信号レベルが低すぎるようです。

おかしいな~、マイクなんてものは端子形状は異なってもメーカー関係なくけっこう転用できたりするんじゃなかったっけ?思わぬ伏兵にたじろぎました。

でもまあ、単に信号レベルが低いだけだから増幅してやればいいんでしょ、と思って500円くらいのマイクアンプキットを買い込み、さっそく組み立ててみました。クロスポロくんのパネルを外したり組み立てたりが面倒なので、まずは手許にあったパイオニアのマイクで実験。

あれ?うまく増幅できないよ?なんで?

手許にあるオーディオ用マイクは無事に増幅を確認できたのに、なぜかカーナビ用マイクが増幅できない・・・

まさか、カーナビ用マイクって普通のオーディオ用マイクと違うの?まさかとは思うけどカーナビ用マイクってバイアスの必要なコンデンサータイプ(ECM)?

ここからは手探りの世界ですだってカーナビ用マイクってカーナビ付属品だから定格仕様は公開されていないからです。そこでパイオニアのカーナビ用マイクを改めてテープデッキのマイク入力に入れてみました(プラグは変換した)。そしたらやっぱり音声として入力できないではないですか!しかも今度は全くマイク音声が入らないです。どうもカーナビ用マイクはダイナミックマイクではないらしい。

振り出しに戻りました。

資料もなく、もちろん回路図もなく、まともな測定器もないし、ネット情報も皆無です。症状だけで病気を特定していく医者の気持ちが分かるような気がします。

そこで今までに分かったことを整理してみました。

(1)712SDCWにもともと接続されていたマイクはゴルフRから外せなかった。
(2)712SDCWはほとんどクラリオン市販ナビのNX712(W)と同じであることが
  分かっている。
(3)取り寄せたNX712用マイクは当然クラリオン補修部品なので使えるはず
  だった。
(4)NX712用やパイオニアのカーナビ用マイクはオーディオ用マイクとしては
  使用できなかった。どうも信号が小さすぎるようだ。
(5)オーディオ用マイクアンプ(ダイナミックマイク用)は増幅度を40dBまで
  上げても効果がなかった。しかしオーディオ用マイクを使うとこのアンプ
  はきちんと機能した。

ではゴルフRに設置されていたときはマイクレベルは問題なく使用できて(当たり前か)、NX712用マイクでは使用できなかったのか。そこで確証はないけれど仮定として思い浮かんだことは、

ひょっとしてVW用712SDCWは、それまで採用されていたシーメンス製(?)といわれるRNS510のパーツやハーネスを流用して使えるようにOEMカスタマイズされたナビではないか?ということです。
考えてみれば、GPSのシャークフィンアンテナも、バックの際にひょっこり顔を出すリア/エンブレムカメラもRNS510のときと同じだし、RNS510から712SDCWへは急遽装着変更が行われたため、新しいカタログも作れなかったほど急な話だったそうなので、取り急ぎパッチを当てたような開発/納入であったような気がします。

そしてそれを確かめるには、ゴルフRのマイクを取り出すことです。どうせ使わないマイクならハーネスを途中で切ってしまったも良いので、調べてみよう!




外しました。なんと、やっぱりマイクはクラリオン製ではありませんでした。これがRNS510のときと同じかどうかは分からないのですが、少なくともNX712付属のカメラを押し込んで装着したものではなく、ゴルフのオーバーヘッドコンソールに最初から装着を前提として開発されたもので、きちんとはめ込んでありました。しかもマイクだけ車体のハーネスとの間でコネクター接続となっていてあっというまに取り外しが出来たのです。

※Paragonというドイツの会社製のようですね。調べてみると、Paragon AGという会社が確かにあり、自動車用電子パーツを提供しています。特にintegra mic(R)という商品はハンズフリー用に特化したマイクのようで、形は実際にゴルフから取りだした(上の写真)マイクにそっくりです。突き止めました!PDはおそらくProduction Dateの略で、2012年34週の製造と思われます。このintegra micだとしたら、これはバックエレクトレットコンデンサーマイクらしく、もしそれならバイアスは不要なはずですが実際の状況とは異なっており事実はわかりません。

なあんだ、もっと早くに気付けば良かった。このコネクタに適合するコネクタはありませんが、長いマイクケーブルで引っ張り直して接続すればきっと上手くいく・・・はずです。だってもともと使っていたマイクなんだから。

でも週末はここでタイムアウト。取り敢えずコネクターのところでケーブルを切断し、長いマイクケーブルと接続し直すところまでしかできませんでした。

ひとつだけ残されたリスクがあります。車体ハーネス側の途中で何らかのマイクアンプが挿入されている可能性です。RNS510のときはマイクはストレートに本体へ接続されていたようなのですが、流用マイクとなると何らかの変換が必要になっているのでは・・・。これらのカスタマイズを何らかの形で712SDCW内で処理をしておいてくれるといいんですが・・・。もう祈りに近いです。

さて、今度は実際に712SDCWへ取り付けて実験してみることにします。確実に動作確認できたら本格的に取り付けます。うまくすればクロスポロのオーバーヘッドコンソール内部にもとからあるはずのマイク用取付位置にきれいに納まるはずです。
Posted at 2013/05/13 13:55:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | VWクロスポロ(6R) | クルマ
2013年04月12日 イイね!

6Rクロスポロへの712SDCW純正ナビ移設準備中!(2)

6Rクロスポロへの712SDCW純正ナビ移設準備中!(2)

この712SDCWナビはゴルフ6ですとメーカーオプションですから、せっかくオプションつけたのに再び取り外して「社外ナビを取り付けるというオーナーさんは殆どいないと思いますので、Rなど一部の標準装着車オーナーさんにしか参考にならないかも知れません。お許しください。

【ゴルフR標準搭載ナビ712SDCWの取り外し】

直前のブログ(1)でも触れましたが、ゴルフRに設置されていた712SDCWはライン装着なので、グローブボックス内のDSRCユニット/AV/USBなどのようにきれいに取付処理されているものの、ハーネス類が車両ハーネスと一緒にがっちりとテーピングされていて取り外せない部分があるなどの問題がありました。他のグレード車の712SDCWパッケージ車に取り付けられている状況を見たわけではありませんが、同じような状況ではないかと思います。

1.取り外すことができたもの
  ・712SDCW本体と取付用フレーム、化粧パネルなど
  ・車両のISOコネクタを接続するためのメイン/ハーネス
  ・CAN-BUSアダプタ
  ・アンテナ変換ケーブル
  ・DSRCユニット本体
  ・AVポート(RCA)-USB変換ケーブル
  ・USBポート・ケーブル

2.取り外せなかったもの
  ・シャークフィンアンテナ(GPS)
  ・ハンズフリーマイク
  ・DSRCユニットのアンテナケーブルと電源ハーネス、通信ケーブル
   USB延長ケーブル

3.敢えて取り外さなかったもの
  ・リアカメラ一式(サイバーナビで利用するため)
  ・TVアンテナ、FMアンテナ一式(フロントガラスに貼り付けられてはいなかったため)

【712SDCWは、どこまでNX712にそっくりか?】

その1でも触れましたが、操作パネルは全く異なる712SDCWとクラリオン市販のNX712ですが、どうもバックパネル上のコネクター類に関してはウリふたつであることがわかりました。

写真に取り外した712SDCWのバックパネルを示します。クラリオン社のWebサイトにてNX712の取付説明書をダウンロードして見ますと、両者のコネクタは位置や形状、コネクタ端子配列などを含めてまったく同じといって良いと思います。つまりこの状態で712SDCWを外してかわりにNX712を交換しても問題なく動作する、のではないかと推測します(そんなオーナーさんはいないと思いますが)。

しかもNX712取付説明書に記載のある電源ハーネス(メインハーネスのこと)各々の色と機能を712SDCWを比べてみますと、一部を除き殆ど一致するのです!ただし712SDCWのハーネスには、その殆どに基本色やライン色の他に銀色(?灰色?)の点帯が点々と印されていることが違います。

純正カーオーディオなどでよく見られるように、欧州車特有のコネクタそのものを使用しているのではなく市販用ナビと同じコネクタ仕様ということで、最も典型的な例はFMアンテナ端子が国産車と同じJASOプラグになっていたり、GPSアンテナ端子や地デジ用アンテナ端子はクラリオンの市販ナビで標準的な端子を使用していました。さらにこの712SDCW特有のマルチファンクション・コネクタ類も、NX712と同じである事から、ひょっとしたら712SDCWでは語られていない機能、たとえばサイドビューカメラや、ハイパワーアンプ接続用のプリアウト出力などを使った拡張もできるのではないかと思います。是非今後試してみたいと思います。

一方で以前より欧州車のオーディオコネクターとして有名なISOコネクター(基本16端子+拡張端子)については、スピーカーケーブルとB電源(常時通電)がメインで、車両信号はCAN-BUSアダプターから提供されていました。そのCAN-BUSアダプターは写真で示しますが、クラリオン特製(笑)で、どうもVW用に仕込んだもののようです。712SDCWは他のVW車にも採用されていますので、逆に言えば他のVW車とも共通な車両情報のプロトコルが採用されていることが伺えます。

【DSRCユニットについて】

DSRCユニットについては、これはもうクラリオンが市販しているDSC012そのものですから、語るまでもありません。このDSRCユニットですが、サイバーナビを取り付けたとき分かったんですけれども、パイオニアのDSRCユニットと形状、取付スクリューなどの位置がそっくりです。ただしケースのサイズが奥行きが微妙に異なっており全く同じとは言えませんが。でもひょっとするとこのDSRCユニットのメーカーはクラリオンとパイオニアそれぞれ同じなのかもしれません。

【いよいよ部品集めに入りました!】

ゴルフから取り外せなかった主要なパーツがいくつかありました。ここからはいよいよOwn Risk。自己責任というやつです。メーカーさんからは絶対に互換保証は出ないと思います。

取り外せなかったパーツ類について、クラリオンからNX712用の補修パーツとして取り寄せることにしました。

・NX712用GPSアンテナ:1.448円
・NX712用マイク:893円
・DSC012用アンテナ:7.845円
・DSC012用電源コード:1.680円
・DSC012用接続コード:2.940円

そして別途クラリオン・ナビに適合する地デジTVフィルムアンテナ一式(4ch分).。これはブースター付き社外品(原田工業の電波職人)シリーズ)を購入しました。

本来この712SDCWパッケージは6Rクロスポロにも設定されているのですが、ハーネスなどの部品は車両ハーネスと一体になっているので必ずしも入手はできるとは限りません。さらにクロスポロのFMアンテナ基台をGPS内蔵のシャークアンテナに換えることも相当な負担が予想されましたので、単純にNX712用を使った方が安上がりだという結論なのです。

まだ一部部品は入手できていませんが、これで部品が揃いますので、いよいよクロスポロくんへの移設が始まります。

果たして想定通り成功するや否や。組み付け後成功したらまたブログに書こうと思います。

(きっと、つづく)


Posted at 2013/04/12 16:16:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | VWクロスポロ(6R) | クルマ

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