シートヒーター移植
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
分解したエスクードのノーマルシートから、シートヒーターの発熱体を取り出します。
前後の端を両面テープで貼り付けてあるので、そっとめくると簡単に剥がれます。
2
座面の発熱体はこんなかんじです。
真ん中に四角い穴が開いているのは、ここをリングで止める構造になっているためです。
3
座面発熱体の後部左には、サーモスタットが付いていて、過熱を防止するようになっています。
ノーマルシートは、クッションにサーモスタットが入るくぼみが設けてありますが、レカロには当然ないので、後部の邪魔にならないところへ設置。
4
背もたれ側の発熱体も、クッションと表皮の間に手を入れて剥がしました。
配線はちいさなコネクタで接続するようになっており、発熱体を外す際にはコネクタを抜けば独立して剥がせます。
ちなみに裏返してみると、ちゃんとスズキの純正品番が記されてあったので、発熱体だけ、それも座面と背もたれのそれぞれを別に発注することも可能なようです。
5
レカロのLS-Fに発熱体を貼り付けます。
これは座面のもの。この上にシートカバーをかぶせるので、ズレたらイヤなので、スプレー糊を裏面に吹き付けて固定してあります。
画面左が座面後方になりますが、少し出っ張っているのは、ここにサーモスタットが入っているからで、これもカバーをかぶせると見えなくなります。
本来は、発熱体の長さを生かせば、座面前端まで覆うことができますが、前述のサーモスタットが出っ張って具合が悪いのと、すぐ熱がこもってヒーターが切れるのを防止するために、発熱体を後ろ側にずらしてセットしています。
6
カバーはレカロ(ただしLXーVF用)専用なので、ピッタリです。
センターカバーと言って、座面は全体を、背もたれは真ん中だけをカバーするため、装着するとカバーしているようには見えません。
しかし、シートカバーをかけたところで問題発生。
座面と背もたれの間に見えているのは、背もたれのカバー後端を止めるプラスチックレールで、これを背もたれフレームに挟み込んで止めることになっていますが、LS-Fはフレームの構造が違うのか、挟み込むところがありません。
付属の説明書によると、最新のカバーはプラスチックレールではなく、S字フックで引っかける構造のようですが、これはそうなっていないんですよね…。
さてどうするか…。
7
で、考えたのは、レールになにか棒状のモノを通して、その両端を背もたれ表皮の間に差し込んで止める、というもの。
画像真ん中に見えているのが、プラスチックレールで、両端にちらりと覗いている、緑色のものは…100均の園芸コーナーで見つけた、洋蘭の支柱です。これが細さと言い、ペンチで曲げないと曲がらない硬さと言い、実にピッタリ。(笑)適当な長さにカットして、両端をU字に曲げ、カットした先端をやすりで仕上げてあります。
差し込んでみると…おお!装備品のようにピッタリ!(←自己満足
画像左に見えている、黒い線はシートヒーターの配線です。
取り回しをうまくやらないと、シートをスライドした時に挟み込むかも知れないので、注意しましょう。
わたしは干渉しないように、シートレールの後端を通して、シートフレーム下にタイラップで固定しています。
8
入りきらないので、横倒しの画像ですいません。
これが完成図。
座面は全体を上からかぶせ、背もたれは真ん中の部分を、後に折り込んで差し込むようにして固定します。
見た目も座り心地も、カバーとは思えません。^^
色はわたしは黒を選んだので、一見ノーマルシートのようにも見えますが、わたしはシックなのが好みなので、それもまた気に入っています。
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