☆　パイオニア　ロンサムカーボーイ　カセットデッキ　ＫＰ－００７　修理

　パイオニア　ロンサムカーボーイ　カセットデッキ　ＫＰ－００７　を修理いたしましたので、修理箇所を忘れないためにメモメモしておきます。

　
　１９８０年代のカーコンポとなりまして、今はなきカセットテープ用デッキとなります。

　この頃はカセットテープが主流の時代でして、やっとＣＤが出だした頃と記憶しています。

　かなり古い品物ですが、最近の大陸製と違いダメージも少なく修理ができる事がわかりましたので、ＵＰしておきます。


　ちなみに配線確認はこちら↓↓↓↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/1376897/car/1010949/2638941/note.aspx


　ちなみに、可変抵抗器の取替情報はこちら↓↓↓↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/1376897/car/1010949/3876585/note.aspx

ちなみに２台目「KP-007」修理内容はこちら↓↓↓↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/1376897/car/1010949/4055206/note.aspx

　ちなみにアンプＧＭ－００４の修理内容はこちら↓↓↓↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/1376897/car/1010949/2648888/note.aspx

　真似されてチャレンジされる方は自己責任にてお願いします。

先日もブログでＵＰしましたが、先ずは分解して駆動ベルトの交換です。

　ベルトがベトベトになっていますので交換しますが、上カバーと前面パネルを外してカセットが入る部分を取り外して裏返しにいたします。

　（細かな説明は省略．．．）

切れたベルトをピンセットで取り除き清掃いたしますが、ベルトがプーリーなんかにこびり付いて付着していますので、ティッシュや糸を駆使して丁寧に取り除きます。

　当方はパーツクリーナーをティッシュに染み込ませてピンセットでフキフキして、その後糸をプーリーに巻きつけて左右に引き、綺麗にいたしました．．．。

　これだけで約１時間ほど掛かってしまいますので、のんびりやりました．．．。


　（笑．．．）

実はこのカセットデッキですが、最初はカセットが入らない状態となっていまして、写真の駆動部分をじっくり観察しておりますと、ある事に気が付きました。

　実は写真の赤い四角の所ですが、グリスみたいな物が付着していますので、ここは何処か駆動させる部分に接触していなければならず外れたのではないかと感じましたですねー．．．。

　実は当方匂いはしませんが、鼻が利くんです．．．。

　（笑．．．）

あれこれと考えて観察しておりますと、時間は掛かりましたが判明いたしました！！．．．。

　ここの穴の部分がやたらグリスのような汚れが付着していましたので、もしかしたらここでは！？と思い、何とかはめてみますとカセットの出し入れができだしましたですねー．．．。


　長い期間使用されてズレて壊れたんですねー。


　（笑．．．）

序にヘッドの清掃とローラーの清掃をいたしました。

　ここはあまり音質についての変化は無かった（感じ取れない）ですねー．．．。

　もしかして当方が音痴かも！？．．．。（笑．．．）

後ですが、前面の（赤マル）ムギ球が切れておりましたので、交換いたしました。

　それと写真はないですが、左に3つあるツマミの付け根にあるムギ球も切れておりましたので、交換いたしました。

　手持ちのムキ球で１２Ｖ-３２ｍＡ用をチョイスいたしました。

無事に音楽も鳴り出し復活いたしましたですねー．．．。

　いやー、師匠にもお手伝いいただき何とか復活させることができました。ありがとさんでーす！！。

　音楽は何とか再生できるようになりましたが、音質のボリュームが全然ダメでして、調整ができません．．．。
　

　流石（さすが）ジャンク品、細部に渡って壊れております．．．。


　もうイヤッ！！。（笑．．．）