March Super Turbo
Nissan E-EK10GFR(5MT)
1989年~1991年に
生産した中の
1990年式個体です。
・走行距離、
05/06時16万km
05/10に169999から
17万キロ更新中。
06/03に17,7777km達成。
2006年12月27日14:29、
1888888km走破しました。
2009年6月2日PM10:30、
20万キロ走行達成しました。
愛車である、自称(自傷?)
変態珍奇希少車の
スーパーターボの面白さに
憑依されて長い間を一緒に過ごしています。
K10系MAエンジン車保存の意思はあります。
-モデファイ個所-
・ニスモK&Nスポーツフイルター
・某ショップ特製アーシング
・デンソーイリジウムパワープラグ交換
・マイクロロン注入
・リアバンパーサイド部に赤反射板
・リヤにステッカーだらけ(爆)
・草ラリーエントリーを機にB液をDOT3からDOT4へ
・フロントのライトバルブ類を照度アップ品に交換
・以前オーナーより引継ぎの横長ハイマウントストップ
ランプとフロントバルジにカルソニックのステッカーと
ボンネット裏に、HKSステッカー
※ (前オーナーさんコンタクト下さいネ(^^)
・2005年、1DENラジオ付CDプレーヤー導入(今頃遅い)
・2006年4月、D側シートを中古レカロに交換。
(ストックのシートはレストアするか、検討中)
・2007年4月、ポータブル・カーナビ
(1998年6月製品というビンテージ物)を
超々破格値で導入。
ナビゲーションソフトの
更新にはまだ手が出ません(苦笑)
・2008/08、ストラットタワーバー導入、少しは
ボディ剛性UPを目指したつもりです。
2011年1月1日に
サンヨウのゴリラシリーズのワンセグチューナー内蔵
SSDポータブルナビゲーションNV-SB570DTを購入。
2011年8月18日夜追突され
修理不可能に付き永眠となりました。(合掌)
-主要緒元-
・全長、3735mm ・全幅、1590mm ・全高、1395mm
・室内寸法、長×幅×高 1715×1305×1145mm
・ホイールベース、2300mm・トレッド前/後、1350/1335mm
・最低地上高、120mm ・車重、770kg・乗車定員、5名
・最小回転半径、4・7m
・燃量消費率、10モード 16・0km/L
60km/h定地走行 26・5km/L
・ステアリングギア方式、ラック&ピニオン
・懸架方式前/後、独立懸架ストラット/4リンクコイル
・ブレーキ前/後、ベンチレーテッドディスク/
リーデリングトレーリング
・タイヤ前/後、175/65R13
・ビスカス式LSD、F/RスタビライザーΦ26/Φ18
・トランクアクスル、5速MT車がこの個体で
他に3速AT搭載車もあった。
-エンジン-
・MA09ERT型、OHC水冷直列4気筒
・シリンダー内径×行程、66・0×68・0
・総排気量、930㏄・圧縮比、7・7
最高出力、110/6400PS/rpm
・最大トルク、13・3/4800kgm/rpm
・燃料供給装置、ニッサンECCS
・使用燃料・タンク容量 L、無鉛レギュラーガソリン・40
-ボディカラー-
クリスタルホワイト、アクティブグリーン、
トワライトブルー、ブラックメタリック、
-特記-
・STのヘッドランプは60/55wのイエローバルブ標準装備
・リフレクター可動式フォグランプ55wは無色バルブ装備
-解説-
・MA09ERTエンジン
基本構造はMA10ETと同じ水冷直列4気筒OHC、
V型弁配置クロスフロー吸排気ポート、半球型燃焼室。
燃料噴射システムはシーケンシャルインジェクション。
最大の特徴はその加給システムにある。
スーパーチャージャー+ターボチャージャーの
「ダブルチャージ」。この複合過給機システムは市販車
として日本初である。(二度と出ないかも)
低回転域から高回転域まで全域にわたり、高トルク、
ハイレスポンスが得られる究極の過給システムといえる。
即ち、TCが効きにくい低回転ゾーンで主にSCが過給、
低速トルクとレスポンスを向上させタイムラグなしの
加速性能を引きだす。一方、TCは高回転ゾーンでの
過給を受け持ちハイトルクとハイパワーをもたらす。
この両者はバイパス制御弁によって滑らかに繋がり、
過給効果を最大に発揮。圧倒的な動力性能で
ドライバーを魅力する。最高出力110ps/6400rpm(NET値)、
最大トルク13・3kgm/4800rpm。
リッター当たり出力は実に118psをマークする。
またパワーウエイトレシオ(車重÷出力での数値で
その数値が小さい程、高い高性能車。
スポーツカータイプで約8・0くらい)は驚きの7・0
(STの5MTフロア車。Rは6・72)。
このデータ-を比較してみても、ポテンシャルの高さと
優れた運動性能を知る事であろう。排気量930ccにして
高性能の小さな怪物を乗りこなして欲しい物である。
・フロントビスカスLSD(リミテッドスリップデフ)
STの5MT車は、フロントデフに
ビスカス・カップリングを用いたLSDを標準装備。
ビスカス・カップリングは多数の薄いプレートと高粘度
シリコンオイルで構成、このオイルの粘性によって、
トルクの伝達度合いを最適に制御する。
例えば、ハードなコーナリングを強いられた時、
フロントの左右輪に回転差が生じても回転差に応じ、
ビスカストルクを低回転側に伝達。
トルクは再配分され路面をしっかりグリップ。
パワーオン時のコーナリングもドリフトアウトしにくく、
限界性能を高める。又、低μ路でも
(雪道や濡れて滑りやすい路面)走行でも
左右輪の回転が急変しないので、ステアリングを
とられることがなく姿勢は安定。
リニアな操舵感覚で駆け抜ける事が可能。
・スタビライザー付きサスペンション
STはその高度な動力性能に応えるポテンシャルの高い
サスを用意している。フロントストラット式独立懸架、
リアは、4リンク式である。前後輪共にスタビライザーを
装着(Rとターボはリアのみ)スタビライザーは
車体の揺れや傾斜を制御する装置で、
コーナリング時にはボディのロールを防ぎ
又、高速走行時には操縦安定性を高める働きをする。
更にバネ定数やブッシュ類を最適に
チューニング。あらゆる走行状況下で軽快な
フットワークを発揮するサスペンションである。
-インプレッション-
STに乗るといつも新鮮な発見がある。
走るたびにもっとアクセルを踏めと三連サブメーターの
チャージランプが光り、ブース計のはりが震える。
独特のエンジンノイズが聞こえてくる「クッウワォ-ン」
スーパーチャージャーの作動音で、デュアルマフラーから
押さえ気味の低音の利いた排気音が耳を刺激するのだ。
ハンドリングはリニアでダイレクトに反応する。
ノーアシストステアリングは本皮巻きで、
本体も重いけれど、コントロールの楽しさが伝わる。
コクピットは走りに不必要な、
アクセサリーは付いていないが、セミバケットタイプの
シートは体をしっかりとホールドしてくれる。
クラッチコントロールは繋ぎ感覚がシビアで、
初めて乗るとエンジンストールを起こす。
足回りはスタビライザーとビスカス式LSDのおかげで
コーナーの限界性能は高く、不安を感じさせない。
競技仕様車『マーチR』譲りの
MA09ERTエンジンを搭載し、
低速域から高速域まできびきびした走りを見せる。
-デザインと装備アイテム-
外観は従来のスポーティイメージの
エアロ感覚でなく、ラリー車の持つコンパクトで
力強い新しいスポーティさを表現している。
専用フードバルジ、専用フロントグリル、
専用大型樹脂バンパー、サイドマッドガード
(サイドシルプロテクター)、
ルーフスポイラー、フルホイールカバーが特徴的である。
本皮巻き3本スポークステアリング、別置三連メーター
(SC作動検知LED付き、ブースト計、電圧計、時計)、
回転計付きメーターパネル、
フロントローバックバケットシート、
デュアルエキゾーストパイプ、フットレストが
スーパーターボ装備アイテムである。
-オプション-
ガラスサンルーフ(メーカーオプション)、
13インチアルミロードホイール(シルバー切削・ホワイト)
-キャッチコピー-
・1300ターボを迎え撃つ。
・こいつの心臓はなんてタフなんだ。
・こいつの心臓は凄い。
・リトル・ビック・カーだね。
・全身にまとったレーサー感覚。
・全身、スポーツギア感覚。
(※今思うと恥じい文句だぞ~) (笑)
-CMソング-
映画「トップガン」の
デンジャゾーンの別アーティスト版。
(※画像参照、自動車CM大全さんH.P.)
・自車画像は、フォトギャラリーの初頭と
旧車王国さんH.P. の
旧車アルバムの方にもあります。