VDO C2DS  

　ドイツVDO社製のサイクルコンピュータです。（購入価格はうろ覚え）

　VDOといえばポルシェやメルセデス向けの計器類を作っているメーカーですが特に思い入れはありません。（イタ・フラ車好きとしては、もしVEGLIA製だったら無条件で飛びついていたと思います。）
　「無線式でケイデンスが測れて時刻が常時表示される」との条件で探してこの製品に辿りつきました。時刻が常時表示されるサイコンってあまり無いんですよね。
ハートレートはSUUNTOのt3cでモニターするので必要ありませんでした。

　使い勝手は至って普通のサイコンです。本体・センサー（速度・ケイデンス）の電池（CR2032）は一年持ちません。少し表示が薄くなったかな？と感じたら突然落ちます。電池交換推奨の表示が出ない上に揮発メモリーのため、ODOメーターの距離を引き継ぐには、電池交換の直前に記録して後で手動入力する必要があります。

　使用中に時々センサーの信号を見失いますが（特にケイデンス）、数秒間データをバッファに残して転送するので、データの欠落は無い･･･　とメーカーは説明しています。

　ブラケットは2本のタイラップで固定。本体を反時計回りに回してブラケットに固定します。
　私の場合、ステムのすぐ右のハンドル上にブラケットを固定したため、本体を反時計回りに回すとステムに干渉してしまうので、そのままでは脱着できません。（ハンドルを緩める必要あり。）

　サイコンに入力する”タイヤ外周”のデータですが、同梱される日本語マニュアルに記載されている値が違い過ぎるのでCAT-EYE社の値を入力しています。
　距離の測定精度はかなり高精度だと思います。