前々日の水曜日は大雨。
前日の木曜日は小雨。
仕事で 福岡 を訪れていた私は
その日の天気がどうなることかと はらはら しながら
天気予報とにらめっこ (*^^*)
今回の ツアー に
晴れ男がいることを祈るのでした(笑)
そんな祈りが通じたのでしょう♪
藤の海原
誰のおかげか
その日の天気は晴れ♪
でも、雲は多く
日陰の時間と陽射しの時間が織り混ざり、
予報のような 快晴♪ とまではいかなかったのですが、
私自身の 日頃の行い を考えれば
上出来です(笑)
新緑に伸びて
着いた早々、私は
甘い香りと藤色に囚われてしまいます。
“こちらから行きましょう”
確か そんな風に
声を掛けてくれた人がいたような記憶もあるのですが
いつの間にか
ひとり 違う道順で 回りはじめるのでした。
誘われて
もっとも、
ふと我に返って探してみたら既に全員が別行動。
皆様、同じ種類の人間かと… (*^^*)
さて、
訪れた 河内藤園 といえば、
藤のトンネル
実在する世界の美しい場所。
そんなフレーズで人気に火がつき
この藤のトンネルが 見どころ となっています。
実在する美しい場所
ただ、
訪れた日は ピーク には少しだけ早かったようで
そこまでの美しさではありませんでした。
それでも
時を忘れるには十分な美しさで、
青藤に咲く
赤藤に白蕾
朱に染まれ
春色のステージ
空と森と藤と
光とランデブー
こうして撮影をしていると
何時間でもいられるような気がしてくるのです。
新緑の道
風に揺らされ流されて
夢への旅立ち
それにしても、
藤色とは不思議な色です。
その色は
単純な ひとつの色 ではなくて
淡く藤色を纏う白だったり
淡藤色
ほのかな薄紅だったり
薄紅藤色
濃淡が織り交ざっていたり
藤色濃淡
さらには
ひかりによって色調が変わるようで
くもり空のときには
色温度が落ちて青味がかかり
青藤色
陽が差し込むほどに
赤味を帯びてきて
陽に焼かれて
ついには
赤紫へと変化していくのです。
赤藤色
そのすべての色が藤色だとすれば、
藤色とは
なんと表情豊かな色 なんでしょうね。
季節の彩を撮りたい
そう思っている私にとっては
最高の被写体なのかも…です (*^^*)
河内藤園のなかで
もっとも気に入った場所は 大藤棚 のあたり。
木道の回廊が設けられていて
真横から古木を見据えることができますし、
大藤棚の古木
縦というか
風が吹き抜けていくような角度で
全体を見渡すこともできますし、
奥行感
いつものような イメージ撮影 をするにしても
いろんな表情の藤を見つけられます。
藤のカーテン
特に
この成長とともに垂れ下がってくる
花房が風になびいて
さらさら
ひかりが零れ落ちていく様は
きらきら
とても美しい情景♪
紫の風
ひかりに導かれて
心まで
藤の甘い香りに満たされるのでした。
最初は 怪人 のようにも見えた藤の花(笑)
怪人藤面相
そのうち、甘い香りに絆されたのか
小さな 羽を持つ天使 に見えてきます。
天使降臨
袴を履いた和天使
いつも
藤の花にまとわりつくクマンバチは
色からして悪魔の化身 (^_^;)
しかし、
この日は金をまとった彼がいて
天使の遣い
天使の卵
最盛期に向けて卵を返そうと
準備に忙しそうに見えるのでした。
天使のお仕事
そんなふうに
現実ではない世界に居られる時間は短くて
藤の蕾が ちいさな靴 に見えるようになってくると
そろそろ終わりの合図。
天使の靴
人の声が聞こえ始めて
現実に引き戻されたはずの私の目の前を
天使が駆けていきました♪
天使駆ける
その子の視線に合わせようと屈んでから
眩しさに上を見上げると
すべての視界が藤の花で埋め尽くされて
藤色の雨
心に残る 情景 となるのでした。
静かなるとき
天使からの贈り物ですね♪
揺れ落ちて
今回も
長い長〜い blog になってしまいました。
おつきあいいただきましたこと。
感謝いたします♪
【本日の一枚 〜藤色 降るとき〜 】
私が河内藤園に出掛けたのは
4月29日の昭和の日。
週末にかけて福岡に出張が入ったので
もう一泊して行きたかった河内藤園に
出掛けようと決めていたのでした。
そんな折、
福岡にお住いの austin_さん からお誘い?の言葉 (*^^*)
逆に河内藤園にお誘いしたところ
予定を変更してまでおつきあいしてくれました♪
朝の6時半に天神を出発して
austin_さんご夫婦とそのお友達のSMさんとのプチオフ。
とても初対面とは思えないくらい自然な時間が流れていて
楽しい ひととき となりました。
みなさん。本当にありがとうございました (*^^*)
クロのEVOQUEは
白革の内装もあって ラグジュアリーな雰囲気 と
どこまでも走っていけるような安心感を兼ね備えた
美しいクルマ。
銀のアルファは
青味がかった塗装と低い車高と
乗られているSMさんのファッションもあって
お洒落なクルマ。
そんな魅力的なクルマたちに囲まれたというのに
1枚も撮っていないことに今更ながら気がつく私… (^_^;)
河内藤園への 思い が強すぎたようですね。
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撮影日記 | 日記
Posted at
2016/05/03 20:00:01