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イイね!
2017年03月01日

プライスレスな楽しさ、費用対効果抜群

プライスレスな楽しさ、費用対効果抜群
レビュー情報
メーカー/モデル名 マツダ / ロードスター web-tuned@Roadster (2003年)
乗車人数 2人
使用目的 レジャー
乗車形式 マイカー
総合評価
おすすめ度
5
満足している点 コンバーチブルトップ(幌)を開けるだけで、いつもの道がエンターテイメント空間に変わります。

ロードスターシリーズは馬力も無いので、目を三角にしてスピードを競わなくても、目の前の交差点を法定速度で曲がるだけでも「楽しく」感じるはずです。

なぜならば、楽しく走るための機能以外は基本持ち合わせていないこと、特にロードスターはライトウェイトスポーツというジャンルで「ボディの軽さ」が最大の性能です。
万有引力の法則に従って、まるで手足のようにクルマが動くさまは、一度体験すると感動するはずです。

また、この第二世代(NB型)ロードスターは現在では珍しくなった、極力エッジやキャラクターラインを用いない、コークボトルシェイプの有機的なデザインです。クルマは見た目が9割という話もありますが、毎日見ても飽きない造形美はハマると抜けられません。

マツダでは「人馬一体」という表現をしますが、走りの良さ、デザインの良さは言葉にできない程の所有欲を満たす、まさに自分の愛馬となる存在です。
不満な点 本末転倒な話ですが、2シーターというのはパートナーを選ぶことになり、用途によっては出番がないシーンも存在します。

コンバーチブルトップ(幌)も、布素材を用いるので経年劣化が生じます。趣味車なのでメンテナンスを行うこと自体は楽しいのですが、長く乗るためには交換コストも視野に入れる必要があります。(ハードトップ(※樹脂製の屋根)にして、クーペとして楽しむ選択もあります)

ちなみに日本車の品質水準は充分保っているので、機構の信頼性はお墨付き。メカが壊れる部分は年式相応です。

また、走るための基本性能の作り込みは素晴らしいですが、それ以外の部分は軽量化という命題もあり内外装共にチープなところがあるのも事実です。それを自分色にカスタマイズすることは十分可能な反面、それなりのコストがかかります。
総評 【※まとめから読まれる方へ:本文中の出典リンクを押さないと、全文が表示されません】
世間一般的には2シーターオープンカーは敷居が高いと思われるかもしれませんが、この第二世代(NB型)ロードスターは、恐ろしく楽しめる趣味車の割には2017年現在が底値かもしれません。

一生乗るとまではいかなくても「一年だけオープンカーを楽しみたい」位のお気軽さで一度ステアリングを握ることをお勧めします。

電子制御が極力少ない、コンパクト(5ナンバー)で、中古車市場だからこそ安価であるライトウェイトスポーツなNBロードスターのような存在は、リスペクトはあっても同じものが復活することは今の時代情勢からいってもほぼ無いでしょう。多分、現代人じゃないと楽しめない存在です。
自分の子供、孫の世代に「こんな体験をしていたんだぜ!」と古き良き時代を語れるチャンスは今しかありません。

どの世代のマツダ・ロードスターも楽しいですが、あえてNB型ロードスターを一緒に愉しみませんか?
項目別評価
走行性能
☆☆☆☆☆無評価
「人馬一体」「走る歓び」といったマツダのプロモーションは誇大広告ではなく、NB型の現役当時はヨーロッパでポルシェ911とベストハンドリングを競って、勝者となったホンモノです。

スピードに左右されない、どんなシーンでも楽しめるという評価は現在のマツダ車における、ハンドリングのベンチマークにもなっています。(J07より限界を高めない)
乗り心地
☆☆☆☆☆無評価
基本、ロールをさせて曲がるスタイルなので(グレードによっては脚が硬い場合もありますが)ピョンピョン跳ねることもなく、軽快にコーナーを駆け抜けます。ボディの軽さを実感する瞬間です。

また、第一世代(NA型:ユーノス)ロードスターよりも腰廻りの補強と、足回りのセッティングが変更されているので直進安定性もあります。ただ、高速巡航時は(特に幌だと)ナビシートの声が聞こえないくらい煩くなりますし、ロードノイズも素敵な感じです。

しかし、そんな文句も屋根を開ければすべてが許せてしまうロードスターの世界観があります。
積載性
☆☆☆☆☆無評価
積載量は屋根が空くこともあり意外に空間が稼げることと、ふたり分の旅行+お土産などは十分運べます。

また、タイトな室内空間にドリンクホルダーや小物入れなど、意外な程「隠し場所」が存在します。グローブボックスに鍵が掛かるのはオープンカーならではの嗜(たしな)みです。
燃費
☆☆☆☆☆無評価
ロードスターシリーズ、とりわけNB6C(1600cc)は馬力がないのでエンジンを回してあげたほうがクルマは喜びます。
もちろん高速巡航や低回転の燃費重視なスタイルもこなしますが、平均燃費(レギュラーガソリン)でリッター10~12の辺りをウロウロします。

ガソリンを入れる度に、自分の走り方を振り返る瞬間になるはずです。
その他
故障経験 動力ユニットまわりは年式相応で、オイル漏れに伴う対策・交換を行いました。あとは基本消耗品(油脂まわり、ブレーキパッド、幌、バッテリー)の交換くらいです。

余談ですが、ロードスターは10万キロまでが慣らし運転です。走行距離よりも、使用用途に見合ったコンディションか判断する方が重要です。
ブログ一覧 | ロードスター | クルマレビュー
Posted at 2017/03/01 20:39:06

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この記事へのコメント

2017年3月1日 21:35
NBロードスターに出会えたこと…
それを駆る仲間たちに出会えたこと…

プライスレス(///ω///)♪
コメントへの返答
2017年3月2日 19:29
人生一度きり、ならば可能な限り楽しまなきゃ勿体ないですよね。

押しつけはしませんが、クルマに少しでも興味があれば、一度はステアリングを握って欲しいです。

その体験は素晴らしいものになるかと・・・!
2017年4月26日 12:18
私も2年前に底値!?で購入出来たのかと思います。笑
ただ北海道車でしたので、下廻りの錆が酷いので少しずつリファインしております。
交差点曲がっただけでも楽しい
日常域のスピードが楽しい
幌を開けたら違う世界
コークボトルデザインにうっとり

個人的にNBは後ろから見たデザインが好きですヾ(´ε`)ゝ
コメントへの返答
2017年4月26日 20:09
最近はNDロードスターの伝説ばっかりですが、実はNBのリアフェンダーの絞りとか、当時の金型技術でも特出していたという話があります。マツダの技術者凄いって話題になっていました!

今や、市販車はエッジの効いたデザインが主流で、キャラクターラインの少ないNBデザインのようなものが復活する事は無いかもしれないですね。

あぁ、NBロードスターに乗れて幸せ!


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