• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ユ機ヒロの"守護神" [トヨタ セリカXX]

整備手帳

作業日:2013年3月23日

ミッションオイル・デフオイル交換

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
愛車を買ってから1年5ヶ月。
買った当初は肩を痛めるほどシフトが固かったものです。
乗り続けているうちに一応柔らかくはなっていきましたが...。
マニュアル車に乗り始めて間もない頃だったので、変に力んで操作していたのもあるとは思いますし、ドライビングポジションも模索中、おまけにシフトノブも現在より短いものが着いていたので、そのせいもあるでしょう。
さらに当時はオイルの粘度も上がって不思議ではない真冬でした。
しかし、今思い出してもあの固さは異常でした。

あれから2万kmちょっとを走行。
いつかやらなければ...とずっと思っていたミッションオイルの交換に挑戦しました。
ついでに同じオイルを使ってデフオイルも交換。
画像ではオイルの容器は1缶のみしか写っていませんが、この2L入りを2缶用意しました。
現在0.8L余っておりますので、送料別1,500円にて、どなたかいかがでしょうか?

さて、ミッションとデフの双方にはオイルにじみが見られたので、漏れ止め剤を併用しました。
オイルそのものとの相性を考えて、メーカーはワコーズで統一。
説明書きによると、ミッションやデフに対しては5~6%の濃度で使えということです。

私のXXはW55ミッションなので、ミッションオイル容量は2.4L。
ということで、オイル2.26Lに漏れ止め剤0.14L。これで5.8%です。

デフは独立懸架用かつLSDでない6.7インチなので、オイル容量は1.0L。
ということで、オイル0.94Lに漏れ止め剤0.06L。これで6.0%です。
(※訂正!デフの正しいサイズは7.5インチ、オイル容量1.2Lでした!
  この場合、オイル1.13Lに漏れ止め剤0.07Lで5.8%になります。)

どうせ既存の古いオイルを1滴残らず抜くことなんて不可能なので、それで薄まる分を考慮し、なるべく6%に近い値を狙って調合しました。

ミッション用とデフ用とを大きな容器で一気に調合するのが効率的なのでしょうが、道具の準備や清掃の手間をケチったので、上記のようにむしろチマチマやることになりました。
2
高価なオイルシリンジの代わりには、ホームセンターで300円ちょっとの油差しを利用しました。
工業高校時代に実習工場でよく見た、懐かしい形状です(笑)

ノズル先端の細い部分は抵抗になるので切り落としてあります。
どれだけ正確か知りませんが、本体は容量の目盛付きで便利でした。

容量がたった0.18Lのこれを使って十数回、オイル注入を行ったわけですが...。
指の付け根が筋肉痛になりました(笑)
3
その昔、今は無き生家の物置に転がっていた工具類を、将来何かに使えるだろうと回収したことがあります。
その中にあったのが、やたらデカいインチ系のソケットレンチたち。
アメ車乗りがいたわけでもなかったのに何に使っていたのか知りませんが、自宅敷地内で自動車修理工場に土地を貸していた場所があったので、そこからの頂き物かもしれません。
良い家だったのですが、みーんな無くなってしまいました。

とにかくそんな不思議な工具のうちのひとつが、今回ついに日の目を見ることになりました。
今回のドレンプラグ類はほぼ全て対辺24mmのボルト。
そこで、画像の15/16in≒23.8mmのソケットが大活躍することになりました。
いま気付いたのですが、こやつはTONE製ではありませんか。
こんなブランド品であるあたり、やはり修理工場からの頂き物かと...。

ミッションやデフに付いていたプラグは、レンチをパイプで延長してやっと緩むほど固かったのですが、今回新品のガスケットを使って、とりあえず35N・mで締めておきました。
神が助っ人とは頼もしい、もとい、紙ガスケットのエンジンオイル用ドレンプラグで25N・mということですから、金属ガスケットの今回、だいたいこの位で良いかな、という勘によります。
トヨタ純正の修理書CD-ROMは持っているのですが、こういう情報が抜けていて不便なこともあります...。
4
ガスケットは新品に交換するとして、プラグ自体は再使用するのも大アリでしょう。
しかし、過去に色々な箇所へどのような手が入っているか判らないあのクルマですから、プラグも頭の角が潰れていたり、違うものが使用されているかもしれません。
ということで事前にパーツリストの品番通り、新品を用意しておきました。

こちらはミッションケースプラグ。
ドレンの際の空気取り入れ孔と、新しいオイルの注油孔とを兼ねる部分に付くプラグです。

M18×12mm、ピッチ1.5mm。
こいつだけ頭の6角対辺が17mmです。

それにしてもこのネジ寸法...。
エンジンのオイルパンのドレンプラグと一緒ではありませんか!
5
こちらはミッションドレンプラグ。
ドレンの際、古いオイルが出て行く孔に付くプラグです。

M18×12mm、ピッチ1.5mm。
これもエンジンのオイルパンのドレンプラグと同一寸法。
鉄粉取りのマグネット付きです。
6
こちらは上記2種のプラグと組み合わさるガスケット。

2mm厚のアルミ板を打ち抜いただけの造りのようです。
内径18mm、外形24mm。
7
こちらはデフキャリアケースプラグ。
デフのドレンプラグも全く同じもので、そのため2個用意してあります。

M18×11mm、ピッチ1.5mm。
ミッション用より首下が1mm短いですが、下で紹介するガスケットの潰れ代に合わせているのでしょうか。

エンジンのオイルパンからミッションケース、デフケース、全ての箇所で同じプラグの流用が利きそうなので、次回からはマグネット付きのプラグで統一したくなってきました。。。
ガスケットの潰れ代がどうとか書きましたが、デフに首下12mmのプラグを使っても問題なさそうでしたので...。
8
ということで、こちらがデフ用の潰れるガスケット。
せっかく2つあるので、画像では両面が判るように写しています。
内径18mm、外形24mm。
ミッション用との差別化は何のためでしょう。

そんなこんなでオイル交換は大成功、効果のほどはこちらの日記にその感動を記しています↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/1472171/blog/29565598/

あとは漏れ止めがきちんと効いてくれれば言うこと無しです。
総走行距離18万km目前!まだまだいける!

イイね!0件




タグ

関連整備ピックアップ

タイヤ擦るからサイズダウン

難易度:

プロペラシャフトをオーバーホール!

難易度: ★★★

シュアラスターを比べて見た

難易度:

このオカルトは当たりだった🎯

難易度:

プロペラシャフトをオーバーホール!

難易度: ★★★

ネガキャンアダプター取り付け

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

2013年3月28日 0:36
あれ?1GGならたデフ7.5インチですよー( ´艸`)

容量はほぼ一緒かな?( ´艸`)
コメントへの返答
2013年3月28日 0:50
まぢですかー!
実は気になっていたことなので大変ありがたい情報です!!
ではあと0.2L追加しなくては!
2013年3月28日 6:54
T社のデフは
インチ
なんですね~(´∀`)

N社は多分
mm表記…
じゃなかろうか…


コメントへの返答
2013年3月31日 15:44
技術の日産、そこはSI単位系で正解だと思います。
いまどきインチなんて、自転車かと。。。
...いえ、いまどきのクルマではありませんでしたwww

それにしてもデフの寸法というのは、どこの部分の寸法を指しているのでしょうね。
ギアのピッチ円?外径?
デフケースの内寸?外寸?
調べてみます。。。
2013年3月28日 20:11
ミッションw55、w57、w58は2.4L
デフ6.5は1L
  7.5は1.2L
  7.5LSDは1.2L

GTは7.5ですよ


ミッションの横にあるボルトを外し穴からにオイルを注入
オイルが出るか出ないか程度が規定量というのが正規のやり方だと思いますよ
Dラーでもこの方法でやっていたので・・
コメントへの返答
2013年3月31日 15:53
情報ありがとうございます!
みんカラにはXXいじりの先輩方がたくさんいらっしゃるので、事前にここで確かめておけば良かったです。
自分で調べもせずに人に聞くだけの人間にはなりたくなくて...。
そして整備基準値の一覧を見て、7.5インチはLSDのみかと勝手に思い込んでおりました...。
かなり悩んだのですが、見事に誤った結論でしたね(゚ω゚;)

ミッションについてはあらかじめ計測しておいた2.4Lを全て飲み込んでくれたので、ひとまず量の問題は無いと思います。
溢れる直前まで攻める方法は、ケチな油差しで手が疲れたために実践する気力がありませんでした(笑)
あとひと握り!これが辛いのです(゚ω゚;)
やはり灯油ポンプのほうが良かったのかもしれません。。。

プロフィール

「もうすぐ27万km!」
何シテル?   11/02 12:23
機械・電子回路の設計製作や修理、金属・樹脂素材の加工などが得意で、そのような趣味を仕事にして生きることに成功しつつあります。 園部機械電子技術研究所 h...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

トヨタ セリカXX 守護神 (トヨタ セリカXX)
1985年式、私自身と生まれ年が同じこのクルマ。 前歴のよく判らない中古車でしたが、メカ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation