目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
愛車を買ってから1年5ヶ月。
買った当初は肩を痛めるほどシフトが固かったものです。
乗り続けているうちに一応柔らかくはなっていきましたが...。
マニュアル車に乗り始めて間もない頃だったので、変に力んで操作していたのもあるとは思いますし、ドライビングポジションも模索中、おまけにシフトノブも現在より短いものが着いていたので、そのせいもあるでしょう。
さらに当時はオイルの粘度も上がって不思議ではない真冬でした。
しかし、今思い出してもあの固さは異常でした。
あれから2万kmちょっとを走行。
いつかやらなければ...とずっと思っていたミッションオイルの交換に挑戦しました。
ついでに同じオイルを使ってデフオイルも交換。
画像ではオイルの容器は1缶のみしか写っていませんが、この2L入りを2缶用意しました。
現在0.8L余っておりますので、送料別1,500円にて、どなたかいかがでしょうか?
さて、ミッションとデフの双方にはオイルにじみが見られたので、漏れ止め剤を併用しました。
オイルそのものとの相性を考えて、メーカーはワコーズで統一。
説明書きによると、ミッションやデフに対しては5~6%の濃度で使えということです。
私のXXはW55ミッションなので、ミッションオイル容量は2.4L。
ということで、オイル2.26Lに漏れ止め剤0.14L。これで5.8%です。
デフは独立懸架用かつLSDでない6.7インチなので、オイル容量は1.0L。
ということで、オイル0.94Lに漏れ止め剤0.06L。これで6.0%です。
(※訂正!デフの正しいサイズは7.5インチ、オイル容量1.2Lでした!
この場合、オイル1.13Lに漏れ止め剤0.07Lで5.8%になります。)
どうせ既存の古いオイルを1滴残らず抜くことなんて不可能なので、それで薄まる分を考慮し、なるべく6%に近い値を狙って調合しました。
ミッション用とデフ用とを大きな容器で一気に調合するのが効率的なのでしょうが、道具の準備や清掃の手間をケチったので、上記のようにむしろチマチマやることになりました。
2
高価なオイルシリンジの代わりには、ホームセンターで300円ちょっとの油差しを利用しました。
工業高校時代に実習工場でよく見た、懐かしい形状です(笑)
ノズル先端の細い部分は抵抗になるので切り落としてあります。
どれだけ正確か知りませんが、本体は容量の目盛付きで便利でした。
容量がたった0.18Lのこれを使って十数回、オイル注入を行ったわけですが...。
指の付け根が筋肉痛になりました(笑)
3
その昔、今は無き生家の物置に転がっていた工具類を、将来何かに使えるだろうと回収したことがあります。
その中にあったのが、やたらデカいインチ系のソケットレンチたち。
アメ車乗りがいたわけでもなかったのに何に使っていたのか知りませんが、自宅敷地内で自動車修理工場に土地を貸していた場所があったので、そこからの頂き物かもしれません。
良い家だったのですが、みーんな無くなってしまいました。
とにかくそんな不思議な工具のうちのひとつが、今回ついに日の目を見ることになりました。
今回のドレンプラグ類はほぼ全て対辺24mmのボルト。
そこで、画像の15/16in≒23.8mmのソケットが大活躍することになりました。
いま気付いたのですが、こやつはTONE製ではありませんか。
こんなブランド品であるあたり、やはり修理工場からの頂き物かと...。
ミッションやデフに付いていたプラグは、レンチをパイプで延長してやっと緩むほど固かったのですが、今回新品のガスケットを使って、とりあえず35N・mで締めておきました。
神が助っ人とは頼もしい、もとい、紙ガスケットのエンジンオイル用ドレンプラグで25N・mということですから、金属ガスケットの今回、だいたいこの位で良いかな、という勘によります。
トヨタ純正の修理書CD-ROMは持っているのですが、こういう情報が抜けていて不便なこともあります...。
4
ガスケットは新品に交換するとして、プラグ自体は再使用するのも大アリでしょう。
しかし、過去に色々な箇所へどのような手が入っているか判らないあのクルマですから、プラグも頭の角が潰れていたり、違うものが使用されているかもしれません。
ということで事前にパーツリストの品番通り、新品を用意しておきました。
こちらはミッションケースプラグ。
ドレンの際の空気取り入れ孔と、新しいオイルの注油孔とを兼ねる部分に付くプラグです。
M18×12mm、ピッチ1.5mm。
こいつだけ頭の6角対辺が17mmです。
それにしてもこのネジ寸法...。
エンジンのオイルパンのドレンプラグと一緒ではありませんか!
5
こちらはミッションドレンプラグ。
ドレンの際、古いオイルが出て行く孔に付くプラグです。
M18×12mm、ピッチ1.5mm。
これもエンジンのオイルパンのドレンプラグと同一寸法。
鉄粉取りのマグネット付きです。
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こちらは上記2種のプラグと組み合わさるガスケット。
2mm厚のアルミ板を打ち抜いただけの造りのようです。
内径18mm、外形24mm。
7
こちらはデフキャリアケースプラグ。
デフのドレンプラグも全く同じもので、そのため2個用意してあります。
M18×11mm、ピッチ1.5mm。
ミッション用より首下が1mm短いですが、下で紹介するガスケットの潰れ代に合わせているのでしょうか。
エンジンのオイルパンからミッションケース、デフケース、全ての箇所で同じプラグの流用が利きそうなので、次回からはマグネット付きのプラグで統一したくなってきました。。。
ガスケットの潰れ代がどうとか書きましたが、デフに首下12mmのプラグを使っても問題なさそうでしたので...。
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