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ユ機ヒロのブログ一覧

2021年11月02日 イイね!

納車10周年/開業6周年記念日

納車10周年/開業6周年記念日本日で愛車が納車されてからちょうど10年、個人事業を始めてから6年となります!
納車記念日に合わせて開業したわけですが、その愛車も事業も順調に維持・発展できています。
納車時の総走行距離は158,550km、それがいまでは264,179kmです。
定常的に年間1万kmは走っている計算です。

私はいわゆる足車やセカンドカーなど持たない主義で、常に一番自分らしいクルマとひとつになっていたいと思う次第です。
セリカXXはもともと実用性の高い車種ということもありますが、旧車だからといって置き物にしたりせず、普段の足にも仕事の遠出にもどんどん使っています。
所有期間や走行距離の長さに関しては大先輩がたくさんいらっしゃいますが、
生活も仕事もたった1台の旧車に依存するようなカーライフを送る人間はそれなりに珍しいのではないかと自負しています。
愛車の主治医が自分自身だからこそ可能なことなのかもしれません。

愛車を通して得た人脈やスキルが事業の発展に結びつくことも多く、今年の夏などはシスコシステムズ様の東京本社のエントランスに設置する、大きなオブジェの製作を手掛けました。
世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社の、あのシスコシステムズ様です。







縦1.5m×横3mの大作!シスコシステムズ様のロゴをモチーフにした512個の要素が512個のモータでグリグリ動いて文字や模様を形づくります。
要求される複雑な制御は専門外なので、そこは外部の方の協力を仰ぎました。そのような仲間の存在もありがたい限りです。

私は一介の個人事業主ですが、上記のようなお仕事もあれば、過去には桐谷美鈴さんのドラマ撮影に関わったり、落合陽一先生のお仕事にご協力差し上げたり、はたまた車検場の設備を修理したり...。
振り返ればかなり特殊なお仕事をさせて頂くこともしばしばありました。

最近ではとある私立小学校の工作教室の講師もさせて頂くことになったりしています。
テーマは私が開発したホバークラフト工作キットなど...。



こうやって誰それと関わった、どこでどんな仕事をしたということを自慢するに留まらず、近い将来には自分自身が人から憧れられるような存在になることを目指しています。

幸いにも私はこのコロナ禍が始まるよりもずっと前から、独りで自宅にこもっていても継続的に仕事ができる環境を構築することに成功し、また生活習慣の面でも、公共の交通機関は極力使わず、外出先で楽しむような趣味はほとんど持たず、そして消毒薬やハンドソープを持ち歩くような具合でした。
いま不便に感じているのは、いざ外出をする際にマスクの着脱で髪型が崩れたり、そのマスクのせいで一目惚れから始まる恋がしづらくなっていることくらいです。
仕事のほうは減るどころかもはや独りではさばき切れず、心苦しいながらもご新規様からのご依頼をお断りしなければならないほどの状況がずっと続いています。

そうやって独りで生きているようでいても、実は世の中の多くの人の働きに支えられているからこそ、今の自分があります。
だからこそ私は自分にできることで世の中に感謝の気持ちを還元していきたい...!
これからは世界も日本も社会主義との闘いの時代に突入していくと感じていますが、個人の力を信じて私も闘います。
思えば自動車というのは、さらにいえば自家用車、改造車というのは個人の力の象徴なのかもしれません。
私はこれからも愛車と共にあります。
Posted at 2021/11/02 12:22:12 | コメント(5) | トラックバック(0) | 園部機械電子技術研究所 | 日記
2018年09月12日 イイね!

直近の製作・修理案件

大変ご無沙汰しております!

702KのLEDヘッドライトを楽しみにしてくださっている方々には申し訳ないのですが、昨年から引き続き他の仕事の依頼が全く途切れないため、着手できておりません...(゚ω゚;)
弊所が色々な業務内容を手広く手掛けているのは弊所ウェブサイトや、ここみんカラの記事をご覧頂ければお解り頂けるとは思うのですが、なにせ設計製作の作業だけでなく、お客様との交渉から物品の選定・購入、道具のメンテ、見積りの作成から発送・請求業務まで全部私独りですので...。
これぞまさに「自」営業!

そんなことをしながら、「この仕事で成功して、欲しいものは何でも手に入れられる身分になってやる」という野望があるわけですが、そんなことは言うだけなら簡単、しかし私は有言実行。
今回は大きな仕事からご紹介していきます。。。



Table Unstable -KYOTO SCIENCE OUTREACH-


10月11日に京都の宮津市にて、量子力学や量子コンピューターについて広く一般の方々向けに、解りやすさと楽しさとを備えた講習会が開かれるのですが...。
私が解説役のひとりに選ばれました(≧ω≦)



https://tableunstable-kyoto.peatix.com/

さすがに弊所では量子コンピューターなど作ってはおりませんが、量子力学の素養はあったりするもので( *´艸`)
登壇者の中にちゃっかり私の写真があります。
アゴのラインが今よりシャープな6年前の写真ですが...。

他の登壇者の方々ときたら!
CERN!京大!そして現代の魔術師、落合先生!

CERNですよCERN。
世界最大とも言われる素粒子物理学の研究機関、欧州原子核研究機構!
CERNのブラックホール生成実験がしくじったら地球が滅亡するなどとまことしやかに噂されていた、あのCERNです。

いや、大御所の方々とご一緒できるというだけで喜んでいてはいけません。
いつか私もこうしたメンバー一覧の写真の中で、トップに掲載される存在になってやりますよ。

八王子から京都への移動はもちろん愛車のXXでd(≧ω≦)b
無事帰ってこれたら、スターダストメタリックにオールペンしてやります!
この色のようにギラついた生き方を貫きたいと思っております。。。

Table Unstable、ご関心をお持ちの方はぜひご参加ください!

https://tableunstable-kyoto.peatix.com/



試作開発その後 - Trans-interactive Communication Agent


前回の記事で「特殊デバイス」としてご紹介済みものですが、その後にZMP社のロボットに搭載して品川の街を走ったり、

http://innolab.jp/work/1076



2018 58th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSでブロンズアワードを受賞したりと、エラいことになっております。

http://www.acc-awards.com/festival/2018fes_result/ci.html









この機体はそもそも、東大の暦本研究室様において既にあったこのようなプロトタイプに対して、



弊所の設備で製作可能な設計に翻案し、さらにそれに合わせて意匠も工夫したのが、開発を主導されていた暦本研究室様と電通国際情報サービス様から高いご評価を頂けた次第。。。
時期モデルの開発もお声かけ頂いておりますd(≧ω≦)b



修理 - 車検場の設備


ユーザー車検を受けた話ではありません。私が車検場の設備を修理したのです。
ついに行政からもご注文を頂く立場となりました!

風景についてはあまり写真を載せるとまずい気もしますので、誰もいない車検場と、ピットの下から見上げた風景だけ...。





ユーザー車検を経験された方ならお解りになると思いますが、検査の最終段階で下回りが検査される際、クルマが揺らされたりしますよね。
その設備のリモコンが、経年劣化と素人修理でぐっちゃぐちゃになっていたのを綺麗に復活させるというお仕事。。。











良い思い出になりました。。。



試作開発 - 垂直離着陸ペットボトルロケット


本業の傍ら、ロボット教室や教材の開発などをされているドクブラウン氏。
氏にはロボット教室で弊所製のマイクロロボット工作キットもお使い頂いております。

https://ameblo.jp/docbrown/

そのドクブラウン氏からのご依頼で、スペースX社のロケットのような動作が可能なペットボトルロケットの開発にご協力差し上げました。



軟着陸に必要な噴射の制御のため、電磁弁をペットボトルロケットに組み込むというところからのスタートです。
マイコンや電源などの重量物をロケットの先端と底部、どちらに搭載するかで2種類を作ってみました。













Maker Faire Tokyo 2018にも出展されました。

http://makezine.jp/event/makers2018/m0159/





このロケットはまだまだ開発中、そして私が手掛けた部分はほんの少しですが、綺麗に飛び上がって着陸してくる姿を見られる日を楽しみにしています。



試作開発 - 防水センサケース


これは大元をたどると産業技術総合研究所様の案件なので、あまり詳しいことは書けないのですが、動物の筋肉組織に埋め込むデバイスのケーシングと電池ホルダの設計製作を手掛けました。
IPX7相当の性能です。





修理 - GX71 クレスタ デジタルメーター


昨年末、ついにXXのクラッチが滑り始めまして。
4速で急加速するとエンジン回転だけ上がるという具合(゚ω゚;)
このクルマは仙台のカーサポート・ルーツ様で購入した過去があるのですが、現在のエンジンの調子から考えても大変信頼できるショップなので、DIYで手に負えない重整備が出てきたらそのショップにお願いしようと、以前から心に決めていたのでした。

http://www.roots830.com/

雪の降りしきる高速道路を滑りかけのクラッチを使って、自走で八王子から仙台まで日帰りで行ってきたのはまた別の物語...。
それはともかくXX購入以来6年ぶりの再会で、図々しくも私のほうから営業をしてみたのでした。
「ECU修理できますよ!」と...。

それからしばらくしてご相談頂けたのが、このメーター。
トリップ表示部が点滅してしまうのだとか。



案の定、電解コンデンサが液漏れして周囲を腐らせていたので、大手術と相成りました。













デジタルメーターを分解したことのある方ならお解り頂けると思いますが、スモークや透明のアクリル板が何層にも重なって組み込まれていて、全てにホコリや傷、指紋をつけずに分解・再組立をするのってかなり大変なのですよね。。。

最終的にきっちり直りました!





修理 - 多機能メーター


同じメーターでも全く異なるこちらは、みん友さんからのご依頼。
水温や油温、電圧などが表示できる簡易的なメーターですが、4眼中2眼のバックライトが消えてしまったとのこと...。
透明の窓はいわゆる「焼き潰し」で組んであったりして、これの分解・再組立にひと工夫必要でしたが、無事にLEDを交換して修理完了。











修理 - DUCATI MONSTER 1100EVO メーター基板


弊所初の2輪案件です。
今年はこの仕事で始まったという思い出があります。

お客様の話によれば、ウインカーリレーの役割を果たすICが焼損するトラブルに2度見舞われたとのこと。
つまり、一度は修理された経歴のある基板なのです。





ただ修理するだけでは再発してしまう可能性があるため、トラブルの原因は何なのか考えました。
ハーネスの被覆が傷ついたりバルブソケットに異物が入ったりしてのショートか、はたまた...。
どうしてそのような現象が起きるのか、海外での同様の故障事例を調べましたが、参考にならず...。

そして、このバイクの説明書と配線図を手に入れて読み込んでみたところ思い至ったのは、ウインカーバルブがハイワッテージのものに交換されているという可能性。
その後にお客様への問診の中で、まさにそれが原因であるということが判りました。

お客様にはウインカーバルブを本来の仕様のものに戻すようお伝えし、基板の補修とICの交換で無事に直りました!





製作 - ショックアブソーバー取付位置調整アダプター


こちらもみん友さん、700系ミラをお持ちの方からのご依頼です。
ミラのリアに社外品のショックアブソーバーを取り付けるにあたり、車高のセッティングに合わせてショックのストロークも調整したいというマニアックな目的が。。。

弊所としてははじめて、スチール材(SS400)の加工に挑戦しました。
弊所の切削加工機はアルミ合金や樹脂の切削に最適化しているため、スチールの加工をするには切削液の種類から変えないとマズいのですが、それはそれで元に戻すのが大変で...。
アルミ合金仕様のまま加工に取り掛かり、どエラい苦労の果てに何とか形になりました。

機械も頑張ってくれましたが、私も頑張りました。
スチール相手にM20×60mmのタップ立てとか...。







いったん製作後、さらに追加工の必要が...。
形状を変えて、さらにウレタンクリアで表面を保護。



そして実車に取付。



まだまだ改良の余地がありますが、面白い経験ができた品でした。



製作 - ハブリング


グランビアにお気に入りの社外ホイールを、というお客様。
ホイール現物をお預かりして、ドンピシャの精度で製作。
材質はA5052です。





製作 - VWゴルフIII用ヘッドライト光軸調整ロッド関連部品


これは発表以来、たまにご注文を頂くのですが、今年はVW専門店のニュル・シュティール様と、エネオスのスーパーステーションNT茅ヶ崎SS様へそれぞれご納品致しました。
クルマのプロが認める仕上がり!

http://www.nurnstil.co.jp/

https://eneos-ss.com/search/ss/pc/detail.php?SCODE=014129





追加工 - アキュラ エンブレム


エンブレムチューンをお楽しみのお客様からのご依頼です。
他車種用のアキュラエンブレムに、元々のホンダエンブレムに倣ってセンサー用の窓を開けて欲しいとのこと...。





突起の移設も併せて行い、綺麗に追加工ができました。
もちろん窓は貫通穴ではなく、アクリルの部分を残しているのがポイントです。







製作 - シフトパターンプレート


それぞれ別のお客様からのご注文。
いつもの漢数字ながら2色使いのものと、ジュラルミンで完全にワンオフのもの。







新商品 - デスビキャップセグメント強化カバー (トヨタ 19101-88303用)


弊所の独自製品、 「デスビキャップセグメント強化カバー」に新モデルを追加しました。
今回のものはトヨタ純正品番:19101-88303のデスビキャップに対応します。
具体的なエンジン機種、車種は次の通りです。

エンジン機種
1G-EU、1G-GEU

車種・型式
スープラ:GA70
ソアラ:GZ20
マークII/チェイサー/クレスタ:GX81
クラウン:GS131



http://www.sonobe-kiden.jp/page016.html

今回のモデルは70スープラにお乗りのお客様のご依頼・ご協力を頂き完成に至ったものです。
以前にエンジンECUとランプフェイリアの修理のご注文をくださったお客様でした。
このようなご縁を大事にしていきたいものです。


さて、以上のほかにも常日頃、独自商品のマイクロロボット工作キットを製造販売したり、お得意先の企業数社から切削加工や電子部品実装のご依頼を頂いたりしております。
それらを除いたバックオーダーだけでも現在11件あり、無茶苦茶忙しい状況です...。

思えば、仕事が無くて不安だったのは開業後の数ヶ月だけで、その後はずっと仕事に恵まれています。
私とお付き合いしてくださる方々に深く感謝をしつつ、自分という人間だからこそここまで来れたのだという自負もあり...(なにぶんナルシストなもので)。

開業当初は何が当たるか判らないので自分にできること全部を業務内容に据えたわけですが、播いた種が全て芽を出したというか、全ての業務に特定・不特定問わず多数のお客様がつきました。
そろそろ「選択と集中」をして業務内容を絞る時期なのかもしれませんが、世の中に数ある企業の中から弊所を選んでくださったお客様を切り捨てるのは忍びなく...。
当面、このまま営業します。
702KのLEDヘッドライトはもう少々お待ち下さい...(゚ω゚;)
Posted at 2018/09/12 04:27:41 | コメント(8) | トラックバック(0) | 園部機械電子技術研究所 | 日記
2018年01月05日 イイね!

直近の製作・修理案件

明けましておめでとうございます!
年末年始も仕事漬けでした。。。

小回りが利くことを売りにしていると、「12月中にどうにか...」とか、
「年明けまでに...」というご要望の多いこと。
頑張りました。

クルマ関係以外のものもどんどん載せていこうと思います。


特殊デバイス


電通国際情報サービス様ならびに東京大学の暦本先生の研究室から頂いたお仕事。
遠隔地でカメラに映った風景を観ているヒトや人工知能が、
その風景の中のどの点に注目しているかをLEDの光る位置で指し示すデバイスです。



私はハードウェアの設計製造を担当しました。
カメラモジュールの選定とソフトウェアの構築は暦本研の院生様にお任せしています。

こうした綺麗なデモの発光プログラムは院生様の作品。。。





据え置き型のほかに、ウェアラブル型もあります。



カメラモジュールを外した状態ですが...。



このデバイスの設計製作には、久しぶりに相当な労力をつぎ込みました。

外装の球面状のレンズと、内部の5角形のフレームは全て平板から削り出したもので、
それだけで何十時間かかったことか...。
フレームのヒンジの部分には、手作業による溶着作業も関わっています。
ねじやピンもかなりの数を使用しています。





LEDの並んだ基板は設計から始まり、6端子のLEDを632個ハンダ付けし、
104本の被覆線を切り被覆を剥き、コネクタのコンタクトを200個圧着し...。
ハンダ付けと圧着は納期前夜の一夜漬けで16時間かかりました。
ヒョロく見えて意外と体力・精神力のある私でも、このときはさすがに眼精疲労からの頭痛が...。
しかし私には、自分の手と頭を動かして稼ぐという自負があります。
虚業ではなく、実業中の実業で稼ぐ!



苦労した甲斐あって関係各位にお気に召して頂けたようで、
現在さまざまな展示会と学会で発表されているそうです。


NSXオーディオデッキ修理


初代NSXのオーディオデッキです。
電源を入れても電子音のようなノイズが出るばかりとのこと。



メカ寄りのハード屋としてはこのエレメカ感が、見ているだけでもたまらんですね。



いくら当時の電解コンデンサが諸悪の根源とはいえ、
この頃のホンダ車はエンジンECUから何から皆この調子...。
こういうものを作業時に加熱すると眼が痛くなる蒸気が上がるのですよ(*ω*)





いつものように補修します。
腐蝕範囲の広さもさることながら、今回はフラットケーブルと
その専用コネクタのメーカや型番を探るあたりがちょっとした手間でした。






シフトパターンプレート製作


サンバーディアスクラシックをお洒落に乗られている女性からのご注文。
「エクストラロー」表示のあるプレートです。



もの凄く喜んで頂けたようで、私も嬉しかったです。



こちらのお車は外装のお写真も頂いているのですが、
トレンディドラマの登場人物が乗っていても似合うほどの仕上がりでした。
それでいてエクストラローを装備したMTというのが良いです。


目立つものは以上です~。
このほか、電子部品の実装や、まだ公表できないブツの設計・試作などを
企業様からお受けしたり、個人様からの各種ご相談に応じたり、
弊所のお客様が弊所の製品を改造して出場される高校生対象のロボコンを見に行ったり、
そんなこんなで年を越しました。。。

そして今年からは株式会社ロビット様と技術提携することになり、
週一で八王子から水道橋まで通うこととなりました。
もちろんXXでd(゚ω゚)b
https://robit.co.jp/


ロビット様の代表的な商品に、「めざましカーテン mornin' 」というものがあります。
これは朝日を感知してカーテンが自動で開閉し、快適な目覚めがもたらされるという装置で、
既存のカーテンに後付けすることも大変簡単にできるという優れモノです。
Gacktさんをはじめとした芸能人の間でもウケているとかで、
今度は乃木坂46さんをCMに起用するというお話!
ぼちぼちどころではないくらい儲かっているようで...。

惜しむらくは、私個人は太陽の光が苦手なことです。
毎日好きな時間に寝起きしたいというのも独立の動機のひとつですし...(゚ω゚;)

また別の話ですが、私が学生の頃から関わっているイベントで、
「国際マイクロメカニズムコンテスト」という大会があります。
http://mn.jspe.or.jp/MMcontest/index.html

私も学生の頃に一度だけ世界一のタイトルを獲りましたよ...。





100円玉は昭和60年にしておけば良かった...。



この大会は、精密工学会の下部組織であるマイクロ/ナノシステム研究専門委員会の限界により、
その運営を新しく立ち上げるNPOに移管しようという段階にあります。
光栄なことに、そのNPOの理事長すなわち代表に私が選出されてしまいました!
この仕事は園部機電技研とは全く別に進めていくことになります。

NPOの立ち上げは今後1~2年以内の予定ですが、目下、NPOの社員や職員となって頂ける方や、
イベント運営、BGM製作、ウェブサイト作成など得意な方々、
そして寄付金を頂ける個人様、企業様を大大大募集しております。
ご興味・ご関心を頂ける方はぜひ私にご連絡頂けますようお願い致します!

それにしても今は、全国のお客様のご期待にお応えするため、そして弊所の売上を伸ばすため、
早く702KのLEDヘッドライトバルブを作らなければと焦っております。。。
他の仕事はその後にしたい...!

と、独りで仕事が回らなくなり始めておりますので、
「根拠ある自信」に満ち溢れたお手伝いさんも募集しております。。。
几帳面な性格の方、細かな作業が得意な方、日常的に趣味で工作をする方、
卓上NCの取り扱い経験が豊富な方、ハンダ付けが得意と胸を張って言える方が今欲しい人材です。
しかしその前に私自身が雇用に関する勉強をしなくてはならないし、やるべきことが一杯です!

看板娘 兼 嫁さんになって頂ける美少女も引き続き募集しております!

今後とも何卒宜しくお願い致します(゚ω゚*)
Posted at 2018/01/05 19:14:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | 園部機械電子技術研究所 | 日記
2017年11月16日 イイね!

直近の製作・修理案件

今年は桐谷美玲さんにハンダ付けをご指導差し上げたり
(私の指示と関係ないところが作中のシーンとなってしまいましたが...)、
東芝様の下請けとなったり、電通様&東京大学様と共同開発する案件があったりと、
個人事業風情でもここまで人脈が拡がるのかと、我ながら驚いております。。。


(右奥の方に私が...)

それでいま大金持ちなら良いのですが、ただでさえ長い睡眠時間は削らない主義なので、絶賛貧乏中です。
私はこの現代日本において、このスタイルで成功してやりますよ。

毎度自慢話や自分語りばかりで恐縮ですが、自営業は自らの存在と技術と実績と、
そして自信のほどをアピールしていかないと生き残れないと思っておりますので、どうかご理解頂けますよう...。

概念的なモノを転がすだけの虚業ではなく、自分の手と頭を動かして形あるものを作り、
世の中の役に立ち、そして儲ける、真の実業家を目指しております。

そしていつの日か、いや3年以内に、木村葉月ちゃんのような超絶美少女を愛車の助手席に座らせるのです。



さて、しばらく更新が滞っていたお仕事紹介ですが、自動車関係かつ公開しても問題のないものはそう多くありません。
下記、ざっと...。


EG4シビック エンジンECU焼損修理




おなじみ、ホンダの燃えるECUシリーズです。
いや、ホンダは悪くありません。当時モノの電解コンデンサにクセがあるのです。
(参考リンク:Weird:80年代末期の“亡霊”に注意、現代の修理業務でも遭遇率高し)

EG4、EG6、EG2(CR-Xデルソル)あたりはこの電源系が燃えるようで、これまでに複数手掛けた経験があります。





表で燃えて



裏までこんがり



ここまで焼けてしまうと基板が炭化して、わずかながら導電性を持ってしまいます。



そこで例によって、思い切って繰り抜きます。



ユニバーサル基板の切った張ったで完成!
高周波の信号が流れない箇所だからこそ許される手法...。





継ぎ当ての部分だけプリント基板で作っておけば作業の効率化と美観、
そして信頼性が確保できるのですが、例えばEG6だけでも個体によって
基板レイアウトが少しずつ違っていたりするのですよ...。
1種類だけ用意して済む話ではありません。今後の課題!

VTECの切替に関わるIC「Sanken SI-5050S」も熱害を受けていたので、
全ての電解コンデンサと合わせて今回はそのICも交換しています。
後発品の「SI-5151S」を使用しましたが、海外から取り寄せてどっちゃり在庫がありますので、
必要な方はお声かけください。


フォードマスタング BCM修理




2005年式マスタングのボディコントロールモジュールの修理です。
お客様のほうで、US仕様のウインカー配線を国内仕様に改造しようとしたところショートさせてしまったそうです。



このクルマのウインカーに関しては(左+右)×(フロント+リアサイド+リア)で合計6つのバルブのそれぞれに駆動用ICが1個ずつあるということが、ウェブで見つけた海外の資料から判明。

よく観察したら、左フロント用のICに過熱の痕跡が...!
ハンダがいったん融けてから再度固まったようで、ダマになっていました。



テスターで簡易的に計測したところ、ある程度の抵抗値を持っているべき個所が絶縁している状態。
こやつが故障箇所とみて間違いありません。
そこで同じ型番のICをebayで取り寄せて交換。



直らなかったら返金というお約束をしていたのですが、あれからご連絡がないので、
きっと直ったと信じております。


番外編 ヨネザワピットギアオーバーホール




無理やりクルマネタ。
以前私へ定期的にECU修理のお仕事をくださっていた方の思い出の品です。
メカがかなり凝った構造です。



20年に渡る経年劣化により、電池は寿命を迎えて塩を吹き、
端子も被覆線も錆びつき、ステアリング用のモータは固着してしまっています。









色々なケミカルを使用しつつ錆を取りモータには注油をし、
配線を引き直し電解コンデンサを換え、
今では入手難であるこのサイズのニカド電池を取り寄せて交換し、
結構な手間をかけて仕上げました。





技術的にはおもちゃの病院が務まる気がしつつ、それをボランティアでやるほどの経済的・時間的余裕はありません。


番外編 安定化電源修理




上のピットギアの方が、自他のクルマを診る上でご使用されるという安定化電源。
ダイワ PS-140Yです。

何やら電圧が上がらないということでお預かりし、分解。
外ではヒートシンクが曲がり中にはホコリが溜まり、
セラミックコンデンサが割れ、電解コンデンサからは液が漏れ、かなりお疲れのご様子。











さらに電圧調整用の可変抵抗と、基板上の微調整用の半固定抵抗がガリガリガリオーム。



全部綺麗にしてやりました。









半固定抵抗は固定抵抗に置き換え(゚ω゚;)



可変抵抗は元通りCカーブの10KΩを取り寄せて交換。





しっかりと電圧が出るようになりました。。。




以上です~。

毎度毎度、カタカナ言葉の末尾の長音はJISに沿った表記で統一したい気持ちはありつつ、
「電解コンデンサ」、「ウインカー」、単語によって自然に読みやすい書き方がそれぞれある気がして、
わざと混ぜ書きをしてしまうのです。
いつか統一するべきかと悩んでおります。
ちなみに弊事業所の公式ウェブサイトでは、教材関係のお堅いページはJIS準拠、
クルマ関係の趣味要素が入るページは伸ばし棒ありというマイルールで書いております。。。

さてさて、現在、クルマとは別の業界で進めている大きな話も2つほどありますが、
予定を書き連ねるだけなら簡単なこと、きちんと形になってからご報告致します(≧ω≦)

園部機械電子技術研究所、今後とも宜しくお願い致します!
Posted at 2017/11/16 20:31:52 | コメント(5) | トラックバック(0) | 園部機械電子技術研究所 | 日記
2017年11月16日 イイね!

702KタイプLEDバルブ開発スタート!

最近の仕事内容のご紹介の前に、ビッグニュースです。

ホンダがヘッドライトバルブの独自規格として一時期採用していた702K、
最近ではめっきりマイナーなものとなってしまったためか、
流行りのLEDヘッドライトバルブに関しては各メーカーから相手にされておりません(・ω・;)

「それでも愛車のヘッドライトをLED化したい!」というお客様の熱い想いにお応えするため、
弊所ではこれまで、H4タイプの市販LEDバルブのフランジ部分を
702Kの形状へと変換するフランジを製作・販売して参りました。


ノーブランド用






IPF用






これらは弊所の公式ウェブサイトでのご紹介はしていないにも関わらず、
みんカラや口コミで多くのお客様にご注文を頂いております。感謝感激です。

しかしながら、H4と702Kとではどうしても発光点位置やシェードの有無などが異なるため、
実際の使用においては焦点や光軸が最適なものとならず、
灯体を直視すれば相当に明るいように感じても、周囲を照らすにあたっては
バルブが持つ本来の明るさを活かし切れないようです。
最近ではこうした問題のご報告をいくつか頂くようになってきました。

今後の方針を考えておりました矢先、本日になって、過去にお取引頂いたお客様の人脈から、
愛知県のビート専門店「西田ファクトリイ-B」様より弊所にお電話を頂きました。
https://sites.google.com/a/nishidafactory.com/05868615989/

西田ファクトリイ-B様においては、H4からの変換ではなく、
初めから702Kの構造を持ったLEDバルブを一から作る計画を過去にお持ちであったそうです。
それは弊所としても目指している究極形でしたので、この度、西田様と弊所とで協力し合い、
702KタイプのLEDバルブを開発しようという計画がスタートしました。

ところで、先日東京モーターショーに立ち寄ったのですが、
そこでは幸運にもIPFの技術者の方とお話しさせて頂く機会がありました。
IPF製のLEDバルブは放熱関係の工夫のみならず、
近年の電子制御だらけの車両にも安心して使えるように
LED駆動回路のノイズ対策にもかなり工夫をされているとのことでした。

一方で、702Kが使用されていた年式のクルマではその点は重視しなくて済むため、
低コストで設計製作することが可能となります。
もっとも、産業界でいうところの「量産」に該当するような数量は作りませんので、
半ば手作り、それなりのお値段にはなってしまうと思いますが...。

私としては、これから1~2ヶ月ほどで試作開発完了まで持っていければと考えております。
ご期待ください!

西田ファクトリイ-B様ではビートのECUの修理を手掛けていらっしゃるようですが、
弊所でも各車種のECUの修理を受け付けております。
経年劣化により液漏れした電解コンデンサの交換に加えて、
その電解液で腐蝕した基板の洗浄と断線部の補修、
故障したICの海外取り寄せおよび交換などが可能です。

特に1988年~2000年頃は各電子部品メーカーにおいて、
電解コンデンサの電解液に「第四級アンモニウム塩」という
クセの強い化学物質が使用されていた時代とされています。
http://ednjapan.com/edn/articles/1208/01/news006.html

そのような電解コンデンサが経年劣化することで激しい液漏れを起こし、
近年ではメーカー問わず様々な車種のECUでトラブルが散見されます。
ホンダ車ではビートやEG6シビックに多くの事例が見られます。
ECUの故障が疑われましたら、ぜひ一度ご相談ください。



さらに弊事業所では、トヨタ車およびホンダ車のデスビキャップの
電極の消耗を抑えるパーツもお取り扱いしておりますので、ぜひご覧ください。
MTREC用もあります!
http://www.sonobe-kiden.jp/page016.html





今後とも宜しくお願い致します(゚ω゚*)
関連情報URL : http://www.sonobe-kiden.jp/
Posted at 2017/11/16 16:57:01 | コメント(7) | トラックバック(1) | 園部機械電子技術研究所 | 日記

プロフィール

「もうすぐ27万km!」
何シテル?   11/02 12:23
機械・電子回路の設計製作や修理、金属・樹脂素材の加工などが得意で、そのような趣味を仕事にして生きることに成功しつつあります。 園部機械電子技術研究所 h...
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トヨタ セリカXX 守護神 (トヨタ セリカXX)
1985年式、私自身と生まれ年が同じこのクルマ。 前歴のよく判らない中古車でしたが、メカ ...

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