スポーツカー乗りの皆様 ～ 社会と共存していこう

ちょっと最近感じていることをコラムとして綴ります。

世の中、変わってきました。いや、変わった。

もう、５年以上前からなんとなく感じていましたが、
今、ハッキリと変わったと思う。

正直、私、その変化への対応がまだ完全にできておりません。



この前、久しぶりに会った先輩との会話です。
この人は子供が大学を卒業したら「フェラーリに乗る」って言ってました。

その話になると、「なんと価値感が変わってしまった」と。
私がＦのオーナーでないことを確認した後、出た言葉は、

「今時こんなクルマ乗ったら馬鹿に見られる」

これはフェラーリだけの問題ではなく、ランボルギーニもそして私が好きなポルシェも同じ範疇である。

我々スポーツカーが大好きな人間にとっては、認めたくないことですが、
世の中、そんな感覚を持っている人が激増している。



そして、最近の「オラオラ運転問題」

「オレはやってないよ。」と思われるかもしれませが、
一般の人が考える「オラオラ運転」の基準は厳しいです。

恥ずかしながら、私の運転でもオラオラ運転と感じられている可能性があります。

高速道路で左から追い抜いぬけば、二アリーオラオラ運転です。
追い越し車線で前の車に”高速”で近づけば確信犯です。

遅いクルマが追い越し車線を走っていると、ついついやってしまいますね。
特に馬力がある車だと。

ちなみに、３車線を使って、右に左に追い抜いていくのは、論外です。



カレントライフにはこんな記事が載りました。

https://crediblecar.life/carzeni/car-average-speed/
記者は書きました。
”（世の中の）コンセンサスが今、「公道でいちいち飛ばす奴は馬鹿」と言ってるのだ。”

オラオラ運転には、社会全体から大ひんしゅくを買います。

この前買った「○○ヘッドⅢ」。
登場するポルシェオーナー、公道レーサーに近い表現で文面が飾られている。

これを楽しく読んでしまう自分がいるが、冷静に考えると、ちょっと時代遅れです。

今後、ドライブレコーダーがほとんどの車に付いていきます。

いつでも、我々は撮られているのです。

一般の人の目となって考えていかないといけない。




でも、自分はやはりドデカイウィングでモデファイされた９１１が好きです。

こんな車が後ろから近寄るだけで、オラオラ感が出ているかもしれない（汗、汗）

そして、ある程度のスポーツドライビングも楽しみたい。




回答はなかなか見つからない。

ただ、我々スポーツカーを愛する者として、

”スーパースポーツカー乗り＝馬鹿”という社会常識が出来上がらないようにしたい。