2018年最終コラム ～ 昭和スタンダードが終焉した年

※　写真は昭和を代表する高級車です。イメージまで

仕事で情報を探していて見つけてしまったこの記事




https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58951

現代社会の抱える深刻な問題を取り上げておりました。
筆者は、こんな表現もしました。




そして、もっとストレートにわかりやすいのが、この記事

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55784



年末を迎えるにあたって、２０１８年ってどんな年だったかな～と自分になりに考えると、

それは「昭和スタンダードが終焉した年」

となる。




２０１８年の大きな事件の一つに「日大アメフト問題」がある。

当初この問題を知ったときに私は「監督が本気でこんなこと指導する訳ないじゃん」
と思ったものです。

多分、昭和に学生時代を過ごした人の多くは、そんな風に思ったのでは？？

でも、報道された時、「監督＝悪」と決め付けでなっておりました。
（その後、学生側も嘘を付いていたと報道があったが、真実は不明）

マスコミも世代交代が起こっており、幹部クラスが平成で大部分を過ごしてきたとなっていると思われます。
それが要因かどうかわかりませんが、「権力＝悪」とみなす報道が多すぎるような気がします。

例えば、麻生大臣に質問する記者達、「怒らせようとして質問しているようです」。
彼は、総理大臣経験者ですよ。

と考える発想が「昭和スタンダード」ですね（汗）。

昭和６４年が大学４回生だった私、昭和の基準が身についております。


１０１回目のプロポーズ、ご存知の方も多いでしょう。

あれは今では単なるストーカー。

金八先生、今なら即効"懲戒免職"

武田鉄也の役柄、「昭和スタンダード」ですね。

私の世代では、ブ男でも、現代のストーカー行為に近いことで、美人と結婚した人が多くいます。
多分、今は、ブ男と美女が結婚することは、難しくなっているような気がします。


さて、話を車に移そう。

昭和時代、追い越し車線の王者として君臨したのは、これではないでしょうか？

当時の感覚は、「おおおスゲー（スピードと高級車への憧れ）」という人が多かったかな。
でも今なら「危ねえだろ！バッカじゃないか！」

ご存知の通り、私は、

ＲＵＦ、ゲンバラ、シュトロゼック
といった昭和を代表するポルシェチューナーが大好きです。

全く今の基準では、何が良いかわからないでしょう。

でも、いいんです。
自分が若い頃から、恋憧れ、それが自分の元に居てくれるだけでも幸せです。

ただ、これらを走らせる時だけは、「昭和スタンダードは止めよう」と決心しております。

私は小さい頃、野球が好きで、中日ドラゴンズの大ファンでした。

今年亡くなってしまった中日のＨ監督。昭和を生きた偉大な監督です。
彼は昭和の感覚が残っていた時に活躍したから、永遠に美化された状態で人生を終えることができました。

長生きして、いつまでもあの感覚で指導していれば、「パワハラ」で、社会からやられたことでしょう。


「ハラミ」という言葉ができ（ハラスメントを未然に防ぐ、例えば、オヤジだけの飲み会）、
世の中もちょっと変な方向にいっているような気もします。

中国では、ハラスメントという言葉がないようなことも聞きます。
日本はどうなって行くのだろうか？