先日、友人と2人で馴染みの居酒屋に呑みに行った時の話...。
午後8時37分。
1件目の焼き鳥屋を出て、刺身の食えるこの店にやって来た。
平日にも関わらず、店は結構繁盛しており、店内は怒号とも吐息ともつかぬ不思議な喧騒に包まれていた。
「今日はこんな席でごめんねぇ!😅」
っと店長に案内されたのは、滅多に座ったことの無い店の奥の小さく狭い座敷席だった...。
いつもなら入口近くの、カウンターの8番が、俺の指定席なのだが...。
見知らぬオババ2人連れが陣取り、大口を空けて
「(;^Д^)ワヒャヒャヒャヒャwww‼」などと喚いているのを横目に、
自分の物でも無いのに
「姐さん方...、今日んとこは許しちゃるが、この席ぃちょっとでも汚したら許さんけんねぇ‼そんときゃぁ死んで貰います!(-_-)(。 ー`ωー´) キラン☆ナメタラいかんぜよ‼」
と心の中で大声で唱え、
ギンギラと“必殺‼コンニャロ光線”をオババ達に浴びせながら、大人しく奥の席に通されたのだった(笑)
▒▓█▇▆▅▃▂▁ԅ(¯Д¯ԅ)
通された席はほぼ相席に近く、密集した酔っ払いの中を器用にくぐり抜け、的確に料理を運ぶアルバイト青年が爽やかな印象だった。
......。
「ったっく、冗談じゃねぇーっての‼何様だよ‼」
「あの馬鹿、偉そうな事言う割には、仕事全然しねぇじゃねーかよ‼
。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。」
まぁ、大抵の場合、酔っ払いの戯言はこんな感じで始まり、あまり進展する事もなく、都度思い出した事を追加しながら、永遠の“ループ”に突入し、本人が疲れ果てるまで繰り返されるのが相場だ。
その日、我々が通された席の隣りに居合わせたのは、30代半ばとその先輩と思しき40代前半の看護師の様だった。
着席する直前に、店長から耳打ちされた。
①右隣りの女性2人組の話は聞いてはイケナイ。
②間違っても決して彼女達の話には介入しない事。
(」⸝⸝⸝•O•⸝⸝⸝)」お─い!! モシモシ?
面白そーじゃねーかよ‼\(^o^)/
そう言うの大好きなのよね~(笑)
聞くなと言われても、聞こえちゃうんだから仕方ないでないのよ(笑)
後で店長に聞いた話だが、彼女らは酒癖があまりよろしくなく、先日も隣り合わせた客とトラブったそーで...。
「普通のお客様なら心配無いんですけど、yah!さんったらそう言うの大好きでしょ!?(爆)」
だってやんの...。
Σ\(゚Д゚;)オイオイオイオイwww
その通りだよん‼
事前にご忠告ありがとう‼😅
この先輩ヅラした女は、始終偉そうな口振りで人生を語っており、その話の半分位しか理解していなさそうな少々オツムの弱い後輩の2人連れ...と言った感じ(笑)
「大体ねぇ、あの馬鹿上司のそのまた上のお偉いさんがバカなんだよ‼💢」
「上はアタシがこんなに頑張ってるのに、何にも分かっちゃいねーんだよ‼」
「あの馬鹿上司、仕事はしねぇし、やった所で遅せぇし...、どーしょもねーんだよ‼(`Д´) ケッ」
「あいつとアタシの仕事量なんて
【うんぜん】の差 だかんね!
アンタも分かるでしょ!?」
...???
【う・ん・ぜ・ん】??•́ω•̀)?
普賢岳か‼(爆)
最初は私の聞き間違いだと思っていたのだが、その後3回繰り返したところをみると、どーも正しい言葉を知らないらしい...😅
しっかし
お二方ともいい呑みっぷりだ😅
次第にロレツも怪しくなって来た(笑)
っと、おもむろに、
「てーんちょ~っ‼オーダー良い?」
っと後輩女が店長を呼ぶ。
周りにアルバイト店員は何人も居るのに、何故わざわざ店長を呼ぶのか?
酔っ払いの心理は分からない(笑)
メニューを見ながら後輩女が、
「海鮮サラダと、えーとえーと...
このお奨めの “デジルマキ” 頂戴!」
?????
【デジルマキ】とは何ぞよ!?( ∗︎°⌓︎°∗︎ )♡︎
確かにそう言ったよな?
店長が注文を繰り返すと思いきや、
「はーい!かしこまりました!」
っと言ったきり、下がってしまった。
慌ててメニューを開き、得体の知れぬメニューの確認をしてみると...。
そこには、
「三陸フェア」
【わかめといさだの 出汁巻き玉子】580円 とあった。
ほーぉ...😅😅
デジルマキねぇ...(笑)
じゃ、何か!?
この、だし巻きに“タルタルソース”を混ぜたら、
【デジタル巻き】になるってか!?(爆)
その後も急ピッチで冷酒を煽っていた2人。
終盤、先輩女が言って曰く...
「あー、もう無理!頭痛ってぇよ、明日仕事休むかんな!お前も休んじゃえよ!」
この方々の上司の皆さんのご苦労が忍ばれます。
ご愁傷さまです。( ;ᯅ; )
バカな話に雪崩の如く巻き込まれ、中途半端な酔いと共に、帰路に着いたのだった...。
おしまい。
Posted at 2019/04/04 13:46:08 | |
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