Torque Pro用の端末をグレードアップしました。
まず、今まで使用していた端末はドコモ SO-01C でしたが、画面が小さいので少々見ずらいのと、古い端末の為処理速度が遅く、特にHVバッテリー電流の更新タイミングが遅い事に不満を感じていました。
そこで、できるだけお金をかけずに端末の性能アップを検討した結果、
Google(ASUS)のNexus7 Wi-Fiモデル(16GB)が最適であると判断しました。
Nexus7に決めたポイント
・価格が安い
端末の性能が高性能なほうが表示のタイムラグが少ない事はある程度検証済なので、可能ならば最新のスマホ等の方がよいのですが、白ロム等の価格が高過ぎるのと画面が若干小さいのでスマホは候補から外れました。
その点、Nexus7はなんといっても価格が安いのが一番の決め手になりました。
・Root化が容易に出来る
Nexus7以外の端末よりもRoot化の情報が多い為、ちょっとネットで調べればすぐに方法がわかります。特にNexus7のTegra3はクアッドコアのわりに性能面では評価が低く、デフォルト状態での性能が低そうだと判断していた為、Root化してオーバークロックを初めから考えていました。
※Root化するとメーカー保証が無くなるのと同時に故障(端末の文鎮化)の可能性が高くなります。
Root化をする場合は、自己責任でお願いします。
・大きさがちょうど良い
少し前に10.1インチのREGZAタブレット(AT700)を試そうと思ったのですが、ちょっと大きすぎて正直使い勝手が悪そうでした。
その点7インチのサイズはちょうど良いサイズであると思えます。
Nexus7の導入にあたっては自作でステー等を作成し(材料:硬質ゴム、スマホホルダー×2、スポンジゴム)、メーターとして見やすい位置に設置しました。
また、Root化、カーネルの変更、SetCPUでの動作クロックの変更(1.2GHz → 1.6GHz)によってレスポンスアップしました。※感覚的には前のより2倍くらい早い感じです。
また、画面内の表示を無駄に多くすると若干レスポンスが悪化するようなので、必要と思う情報を厳選し、必要が無いと思うものは表示させないようにしました。
ちなみに、画面のロックをなしにしておく事で起動時に指でタッチする必要が無く、スリープ状態から立ち上がるので指紋を付けずに綺麗な画面のまま端末をメーターとして使用できます。
Nexus7の導入によって、各メーターの表示が大きくなったので視認性が良くなり、HVバッテリー電流のレスポンスが良くなったので端末の性能はこれで十分かなと思えるレベルになり、とても満足しています。
今後問題があるとすれば、オーバークロックや車内で使用する事によって起こる熱問題です。
熱の上昇によって端末の寿命が短くなるのは確実なので、気休めにしかならないですが冷却ファン等を設置して対策しようと思っています。
ただ、万が一故障しても、実験して楽めたと思えば、十分元が取れるコストパフォーマンスの高い端末だと思います。
Posted at 2013/03/17 20:52:47 | |
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