「林道」
この言葉を聞いて私は胸高まる。
私は林道が好きだ。
今でこそオフロードバイクに乗っているが、中学生/高校生の頃からたびたびマウンテンバイクで近所の林道に行くのが好きであった。
何で林道が好きか。
はっきりした理由は自分でもよく分からない。
自然が好きだからかもしれない。
一人になりたいからかもしれない。
まだ見ぬ未踏の地をこの目に収めたいからかもしれない。
森の奥深くに一人で挑むというスリルを感じたいためかもしれない。
多分、全部であろう。
林道と一口で行っても、実は結構種類がある。
・人工林を植樹/伐採するための作業道
・廃村となった集落へのアクセス道路
・人工物を建てるための工事道路
・林道と林道を結ぶショートカット
・昔の旧道 などなど
林道の特徴としては
・悪路(土、石、泥など)
・狭い
・木、草だらけ
・落石、転落注意
・熊注意
と、悪いところばかりのように見えるが実はそれを乗り越えた先に感動があるのである。
いや、乗り越えるというか、世のオフローダー達はそれすらを楽しんでいるのである。
林道を楽しむためには準備が必要である。
まずは、林道を走破出来る乗り物である。(もしくは徒歩)
私の場合はオフロードバイクであるが、マウンテンバイク、ジムニー等の車高が高い自動車が挙げられる。
なぜか山中ではジムニー等のオフロード4輪ではなく、圧倒的に軽トラとの遭遇率が高い。
どこから来たんだ!?というような場所に軽トラはいるのである。
それと、無理をしない心である。
林道は、下手をすると本当に死ぬ。
崖から落ちるかも。熊に襲われるかも。山中奥深くで怪我をして動けなくなるかも。
なので、後先考えずに突っ込むのではなく、引き返す勇気が必要である。
これをいいところで見極めるスキルは、何度も林道に行くしかないと思われる。
藪捕まり、泥にまみれ、苦労して手に入れるスキルである。
後は、少しでも良いので食料と水が必要である。
私の場合はこの他にもプロテクターを装備している。
オフロードバイクの場合は飛び石や木の枝でスネを強打することがある上に、横転した場合は100kg近いバイクに下敷きになるかもしれないためである。
林道は基本的に街中にはなく、主に山や川沿いに存在する。(当たり前か)
林道に行くためには当然ながら途中の道路や町、集落などを通るが、近所でありながら意外と知らない名所や名水などに巡り合うことがある。
そういう場所を知ることが出来るのも一つの楽しみである。
また、山中では川を見つけることもあり、シーンとした山中で水の流れる音が聞こえると少しホッとする。
さらに遺構を見つけたり、
急に視界が開けてよい景色を見つけることもある。
時には倒木がありびっくりするが、
林道を抜けて舗装路に出た時の安堵感は言葉には出来ないほどにたまらない。
わざわざ人里から離れて、あえて人が来ないような場所に好んで突入する。
傍からみれば理解出来ない狂気にも似た感情であるが、それでもオフローダーは林道が好きなのである。
そしてまた今日も、軽トラですら通れないような山中に行くのであった・・・
(体調不良なので今日は行きませんけどね)
--------------------------------------------------------
なんか無性にこんな書き方をしたくなりましたが、慣れない書き方だったので肩と首が凝っちゃいました(^_^;)
プリウスに乗っていると林道には行けないので、オフの日のいい刺激になっています☆
これまで林道を散策していて、泥にハマったりして、「これは帰れないかも・・・」という場面を何度か経験しましたが、怪我さえしなければ、時間かかっても人間何とか生還出来ますね(笑)
私がプリウスをラリーカーちっくにしているのは、林道好きの影響があるのかもしれませんね!
長くつまらないブログになってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございますm(_ _)m
Posted at 2014/06/09 11:46:08 | |
トラックバック(0) | クルマ