目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
えー、ここはどこの氷原だと言われるかもしれませんが、札幌方面から函館に向かう高速道路です。吹雪のためガードレール、中央分離帯、道路標識、路肩など必要なものが何も見えません。
2
このように対向車が来ると初めて対面通行だとわかります。遠くに凍結50キロ制限の標識が見えます。これほどの吹雪でも通行止めではありません。
3
もう少し吹雪がおさまってきますと、このように車線が見え、積雪の中を走行していることがわかります。道路はこれはシャーベット状ではなく、立派に凍結しています。肉眼では50m先までしか見えない感覚で、こわごわ運転しています。
4
別な日(今日)の路線図ですが、岩見沢や旭川方面は黒く通行止めになっています。上記の吹雪以上に悪天候だということです。北海道の田舎では車より動物が多いなんて悪口を言われますが、高速の大動脈たる札幌函館間すら、行程の半分の室蘭〜大沼公園が対面片側一車線70キロ制限、夜間照明無しという状況です。千歳札幌間だけを視察して、北海道にはもう高速道路は充分だと言う人は考え直して欲しいです。
5
愚痴はここまでにして。吹雪を走行してもCX-5にはそれほど雪が付きません。ブリスXコーティングしているせいかもしれません。ただ車体の低い部分には路面の雪が巻き上げられてついていきます。フロントグリルはハニカムのメッシュが空いていないところにみっちり詰まっています。ナンバーは白く消しましたが、厚さ1センチほどの半透明の氷に覆われています。そしてフォグも真っ白に凍っています。ヘッドライトはHIDで、フォグはイエローハロゲンですが、まだ点灯していませんでした。ランプの熱が弱いといざという時にこのように凍って暗く点灯することになると思われます。それが怖いので、私はHIDやLEDにしないで、このままハロゲンで行こうと思います。この後さらに吹雪を走行している間にヘッドライトが凍結してゆきましたが、点灯したフォグは氷が溶けた綺麗な状態で到着しました。函館市内に入る前に、下り坂のアイスバーンで、5台の玉突き事故の横を通りました。
6
高速では雪は窓から飛んでいくのですが、街乗りではワイパーを動かすと雪がフロントガラスの右端と左下に溜まっていきます。視界の問題もそうですが、ワイパーのモーターが故障するのも心配で、この商品を探していました。
雪スベールです。探し回ったあげく、札幌市北区のジョイフルAK屯田店で見つけました。ジェームスには類似品のシリコンテープがありましたが、ゴムや塗装面に接着することになるので、後が汚くなると思い止めました。オートバックスは探した範囲ではどちらも置いていませんでした。価格はアマゾンで1400円+送料位ですが、ジョイフルでは1280円です。
7
長さを5センチほど切り詰めて、ウインドウの右端に設置します。ガラス面に両面テープで貼り、ゴムや塗装部分はまたぐだけの構造です。寒さで接着が悪いことを考え、ガラスを温め、マイクロファイバータオルで磨き、シリコンオフで脱脂して、少し温めた雪スベールを丁寧に貼り付け、上からマスキングテープで1日押さえました。少し日差しのある暖かい日を選んだせいか、一発で付いたようです。この後使用してみると、ワイパーで右端に集められた雪はある程度溜まってから雪スベールの上に上がって飛ばされていくようです。まあまあ良いと思います。少なくともスノーワイパーへの負荷が減ったと思います。良く見ると、CX-5はフロントウインドウの左右の溝を屋根からの水が流れていく構造になっており、この製品はその溝をまたぐ形になります。そこが凍結するとどうなるのか、また上から屋根の雪が落ちてくるときや雪をスノーブラシで落とすときに一緒に剥がれないかに注意していきます。ウインドウ端の黒いガラス部分に貼るため、車内からは見えず、視界への影響もありません。
8
函館からの帰り道(1月13日)には、吹雪のため八雲という土地の周囲で高速道路が閉鎖されて、一般道に下ろされました。この写真はその近くの長万部の一般道を走っているときに撮りました。凍結した片側一車線対面通行で、ガードレールの向こうには雪の積もった海岸、その向こうに噴火湾を挟んで、山並みと室蘭市の岬が見えます。道路は悪くスリップに注意しながらですが、できればこういう快晴の中を気持ちよくドライブしたいものです。
本州も降雪、寒波だそうですが、北海道も函館〜札幌間300キロ走ってみると、ところにより猛吹雪、ところにより快晴という不思議な天気でした。この晴れの後には想像しにくいと思いますが、再び高速道路に乗ると、北広島で事故で高速閉鎖、その先もまた大雪で閉鎖されていました。
(2014.5.07追記 雪スベールは春になるとガラスの汚れがかえって溜まってしまうので撤去しました。裏の両面テープを貼り替えれば何度でも使えるようです。効果としては確かに右に大きな雪だまりが出来なかったので、来年もつけてみようと思います。)
(2016.3.2追記)雪スベール案外役に立っています。そして春から秋までは剥がして粘着部分にビニールをつけておくと、次年度何の補強も無く、再び粘着してくれます。これで3シーズン使いました)
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連整備ピックアップ
関連リンク