こんばんは♪
昨日の日記です。
11月25日(日)
よもぎで近所を散歩してきました。
桐生自動車博物館
国の登録有形文化財に指定されています。
大谷石造りのノコギリ屋根
かつては織物工場でした。
大きくてお城のようでした。
小さな博物館と、絵画のギャラリーが併設されています。
なんと夫と後部座席に座らせてもらえました☺️
天井が高く視界も良好♪
肘掛けも付いています。
当時は花嫁さんを乗せて走ることも多く
冷暖房完備ラジオも装備
何よりもシガーライターが付いていることがすごかったそうです。
当時の平均月給が6000円の時代に100万円ほどだったそうです。
夫はこの後ろ姿に惚れてしまったそうです(笑)
車を眺めながら
ホットコーヒーをご馳走になりました☕
駐車場から紅葉が見えたのでパチリ♪
博物館の向かいの大きなお屋敷の紅葉がとても綺麗でした。
次に向かったのは
国指定重要文化財民家「彦部家住宅」
駐車場から歩いて行くと
目の前にはタイムスリップしたような風景
約400年前の状態を維持するため手前には何も建てずそのままに残してあります。
長屋門をくぐりまずは
「冬住み」の屋敷へ
主屋は冬の間砦となっている山で日陰になり寒いため冬はこちらで過ごしたそうです。
地域の寄り合い所や寺子屋としても使ったそうです。
ここで彦部家伝統の料理
けんちん汁と銀杏ご飯を頂きました。
ここからはボランティアのガイドさんと見学です。
まずは一番奥まで行きます。
こちらは裏口
門の向こうに見える石積は矢羽状に積んでありとても珍しいそうです。
門の手前の小高い場所に上ると
堀に架かる橋が見えます。
この橋は縄を切ると落ちます。
橋から門に向かう道は直ぐに向かえません。
まるでお城のようでした。
次に案内されたのは
真竹の竹林
この竹林の竹と桐生の織物で戦の旗を作った徳川家は勝利を納めたので
縁起のよいものとされたそうです。
そのお陰か桐生の人は幕府から納税を免除されたりの優遇を受けていたとか。
その竹林の奥へ続く道を見て例えようのない気持ちになった私。
何かすごいパワーを感じました。
ガイドさんと夫の後をゆっくり進みます。
竹林を抜けると
石積の八幡社と屋敷神が祀られていました。
鳥居、太鼓橋、その先に鳥居、八幡社があります。
ここは神様の通り道だそうです。
はるか昔から守り抜いてきたのはすごいことだと思いました。
屋敷の敷地内には織物工場があり、かつては女工さんが働いており寄宿舎や医務室も残っています。
医務室は近隣の人々にも解放されていてお金のない人には薬を無償で処方していたそうです。
私利私欲に走らなかったからこそこうして今も大切に残されているのだろうと思いました。
織物工場の中には
染色していたり
機織機がありました。
工場を出ると
左は文庫倉
右は穀倉 今も中で梅干しを漬けているそうです。代々のお嫁さんのお仕事だそうです。
その梅干しをお土産にしました。
昔ながらの酸っぱい梅干しで美味しいです(‘*‘)
そして主屋へ。
さて、矢印の所はなんだと思いますか?
囲いの中はこんな感じ
玄関の横にあるこの場所
男性のトイレ🚹
目の前には長屋門が
なぜここにトイレを置いたのか
聞きたい
そしてこのトイレの木蓋
持ち上げてバタンと落とした音がインターホンの代わりだったそうです。
聞けば聞くほど「なぜ?」が止まりません(笑)
主屋のなかへ
土間になっていて
馬の部屋
馬専用の釜戸
護衛の人の部屋
壁には武器が
居間
床が竹なのは元々板敷きだったのを小田原城が陥落した時取り壊しを免れるために「うちは農家です。」と通すため竹にしたそうです。
天井は茅葺きで吹き抜けになっていて3階建て相当の高さだそうです。
釘は使っておらず東日本大震災の揺れにも耐えました。
そして奥座敷
この部屋だけは天井があります。
ここは吊り天井
天井裏に潜むことができない
綺麗な庭があるのに
外から襲撃されないように窓はなく壁
それだけ色々な人物がここを訪れたのでしょうね🤔
とても有意義な時間を過ごすことができました。
それからよもぎにご褒美のご馳走(笑)
今度はみかんに乗り換えてコーティングの点検洗車
ツルピカみかんになりました✨🍊✨
やっといなぱぱさんにもらったオリジナルステッカーを貼りました。
キリッとかっこよくなりました☺️
歴史を振り返る
充実した休日になりました~🎶
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Posted at
2018/11/26 20:42:21