ご報告が遅くなりましたが、11月10日にBRZが納車されました。
自動車工房丸田小屋様で売りに出されていたZC6 BRZ RA Racing(2015年式、走行12万キロ超)を一般整備とサーキット仕様への制作をして頂いた上で納車となりました。
仕様はタイム重視という訳ではなく、オートポリスで練習して運転技術向上につながる事を重視し、オートポリスで行われているJAF公認の地方戦(ゴールドカップレース)の86/BRZレースの中のクラス3(86/BRZ Race 2021 クラブマンシリーズ規定に合致した車両)に準ずる仕様としました。(シートなどがFIA公認でない為クラス3車両としてJAF戦に出る事はできませんが。)
丸田小屋様のブログに作業内容がアップされてますので、リンクを貼っておきますね。(http://で始まるURLの為、警告が出るかもしれません)
http://www.maruta-goya.com/wp_blog/archives/64936
http://www.maruta-goya.com/wp_blog/archives/64998
http://www.maruta-goya.com/wp_blog/archives/65323
http://www.maruta-goya.com/wp_blog/archives/65426
http://www.maruta-goya.com/wp_blog/archives/65743
以下丸田小屋様の許可を頂き、ブログの画像や作業内容等引用させて頂きます。
足回りはレギュレーションに準じたSTIの車高調の中古です。
ブレーキはキャリパーの錆落とし、オーバーホール、塗装をしてくださってました。
それからディクセルのローターとエンドレスのパッドの新品を装着。
ブレーキ関係が綺麗に生まれ変わっていて感激です。
シートはRECARO PRO RACER RMS 2700G にしました。
FIA公認モデルは高いので非公認モデルです(涙)
陸運局で車検を受け、
11月10日に納車となりました。
納車日は金曜日でしたが、午後から休みを取り、電車に乗って丸田小屋様の最寄り駅まで行きました。駅には丸田代表が迎えに来てくださいました。
そういえば電車で車を受け取りに行ったのは、1999年にGC8インプレッサを売り、徳島のショップからSW20 MR2の1型に3型のエンジンを載せた物を安く買った時以来です。
MR2は、運転が上手くなりたくて、「MR2で練習したら上手くなる」と言われ、新車で買ってお金もかけたGC8インプレッサから乗り換えたのですが、
この時は妻に、「新車で買ってお金もかけたインプレッサを安い値段で売って、ボロな車買って!しかも子供が居るのに2人乗りにするなんて!」と激怒されました。(ちなみにファミリーカーはもう一台ありました。)
今回も妻の反対を押し切って古い車を買い、妻が拒絶反応を示している状況が、MR2の時と似ているなと思います。色もMR2と同じく赤だし、、
それでも、MR2で練習したお陰で運転技術はだいぶ上達できたと思うし、MR2に乗れて良かったと思っています。
BRZにも、後に「乗れてめっちゃ良かった!」と思えたら良いなと思います。
夫婦仲が悪くなる事は繰り返したくないですけどね、、
ところで、
私は車にも魂があると思っていて、自分の車には名前をつけるようにしています。
BRZにも名前をつけたのですが、名前の由来について、ちょっとお話させて頂きますね。
私は元々WRCのような速いドリフト走行に憧れ、そういう走りを目指してるので、車の限界を超えた所まで攻めてコントロールを練習したいという思いがあり、若い頃は突っ込み重視の荒い運転でした。
その後運転を学んでいく中で、「丁寧な運転をしつつも、車は派手に滑っている」ような走りを目指すようになりました
それでも、以前NAロードスターでオートポリスを走っていた頃までは、限界内でスムーズな走りをする事よりも、ブレーキとステアによる荷重移動でリアを流す練習をひたすらしてきました。人からは批判的に見られる事も多かっただろうと思います。
その練習に関しては一旦区切りをつけ、これからはスムーズで速い走りの延長で限界域のコントロールを練習する方向でアプローチしてみようと思っています。
これはiDMのグループで練習させて頂いた影響もあると思います。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1543798/blog/41616439/
前置きが長くなりました。
命名の由来ですが、
最速の走りをしている車は、美しいラインを描き、たとえ素早く動いていても挙動はスムーズで、美しいメロディのような旋律を奏でるようなのではないか、
そして、そのような時は運転者の心も(ゾーンに入って余分な緊張や怒り、恐れなどの雑念がない)静かで和やかな状態なのではないかと、思っています。
実際には、特にレースでは、「勝ちたい!」と強く思い、クラッシュや時には生命の危険を感じながらも、その恐怖に打ち勝つ闘争心も必要だとは思いますが、自分としては和やかな心で、美しい旋律を奏でるような走りを目指したいと思っています。
普段の街乗りでも、イライラしたり怒ったりせず、常に和やかな心でいたいと思っています。
サーキットでご一緒する方々、ショップさんやショップのお客さんや、車を通して関わったり知り合ったりする多くの方々と、仲良く和やかにお付き合いしたいとも切に願っています。
そういう、「和やかな心で美しい旋律を奏でる」という目標や、
私が好きな「和をもって尊しとなす」という聖徳太子のお言葉や、
「大調和」、「日本の車」
などの意味も込めて、この新しい相棒に
「和奏(わかな)」
という名前をつけました。
和奏、ようこそ我が家へ。
これからよろしくね。
妻との調和もよろしく頼むよ!