グリルマーカー取り付けの下準備

アリエクで”フォレスターSK（前期）適合”のグリルマーカーがお安く売られていたので、遊び半分で買ってみました。
最近のアリエクは着弾までの日数が短くて、使い勝手が良いですね。

外箱と中身が違うのは中華アルアル。
ユニットは横長いスクエア型で、ステーに返しと両面テープがついており、これをグリルに引っ掛けて固定するようです。
防水性はユニットに配線が入る部分から水が入りそうな作りをしているので、少なくともその部分は防水処理した方が良さそうです。

我がE型フォレスターのフロントグリルに仮あてしてみたところ、多少工夫すれば取り付けることが出来そうでした。

安定化電源で試運転します。
定格に近い条件で通電させると約7.5W消費しており、計算上ではグリルマーカー全体で26Ω相当と出ました。

電流を絞れば1W以下で稼働できました。
定格で使うと明るいのは確かですがユニットがかなり発熱しており、日本の法律では明るすぎて違反になりそうなのと、LED自体の寿命にも良くないと思われたためDRLでの減光と、スモール連動で更に減光する仕組みを作ることにしました。

こういった場合、5極リレーを使うのが常套手段だと思うのですが、最近覚えたmosfetリレーを応用できないかと色々調べて、回路の設計図を作成しました。
今回もPチャネルのmosfetを使います。
ゲートに印加するとソース・ゲート間が遮断されることを利用して、2つの経路を作っています。
ゲートにスモール（イルミ）電源を接続し、DRLとして運用している日中、即ちスモール消灯時はmosfetのドレイン電流でグリルマーカーに通電します。
スモールが点灯する夜間はゲートに印加されることからドレイン電流が遮断され、100Ω抵抗を経てグリルマーカーに通電します。

使用したパーツは
・Pチャネルmosfet
・3W100Ωサンキン抵抗
・3W10Ωサンキン抵抗
・1/4W200Ωカーボン抵抗
・1/4W10kΩカーボン抵抗
部品代は数100円ってところです。
計算すると減光用の抵抗はワット数が大きくなるので、3W対応の酸化金属被膜（サンキン）抵抗にしました。

なお素人の設計ですので、模倣されて何が起きても自己責任です。

ブレッドボード上に回路を再現し、まずはゲートに印加していない場合のテスト。
10Ω噛ませただけでもワット数が落ちています。
LEDの発熱も抑えることができています。
10Ω抵抗がやや熱を帯びています。

そしてゲートに印加した場合のテスト。
こちらは直列の100Ωと10Ωを通じてグリルマーカーに通電しています。
更にワット数が落ちましたが、100Ω抵抗がやや熱を持ちます。

実験は成功とみて、次は基板上にはんだ付けをします。

実はスバルのディーラーに噂のアクセサリーライナー用のスイッチを部品注文しています。
先人の方の記事によれば1Aのヒューズが入っているとのことなので、減光ユニット自体は車内で配線が完了できるかもしれません。
当然ながらグリルマーカーへの給電は、アクセサリーライナー用のカプラーから取る予定です。