リヤスポイラー 2ndバージョン

リヤスポイラーを作り直しました。
本格的にメス型から作ります。

ウレタンフォーム(断熱材)を削りリヤスポイラーの形にしました。
発泡スチロール用の樹脂でコーティングしてオス型(マスタ)の完成

メス型を作ります。
オス型の下にPPシートを敷きます。
PPシートはダイソーにあります。
リヤスポイラーは反っているのでPPシートをスポイラーに接着して隙間を無くします。ホットボンドが後で剥がしやすいので接着しました。

マスター型にワックスを掛けます。
ボンリワックスがオススメです。
クルマ用の固形ワックスで試しましたが剥がれず悲惨でした。
その上にPVA(洗濯のりで代用)を塗ります。が、コレもワックスに弾かれて乾いたらダマになってせっかく作ったマスター型が台無しになります。
後で試したらPVA無しでいいです。

サフェースマット
ガラスクロス
ガラスマット
の順に積層していきます。

樹脂はノンパラ(ワックスなし)
最後の積層にパラ入りを使います。

固まったらPPシートを剥がします。
そしてマスターを抜くのですが
やっぱり抜けないσ(^_^;)
バラバラに砕いて抜きました。

メス型に
ボンリースワックスをタップリ塗ります。
透明ゲルコートをタップリ塗ります。
透明樹脂を塗ります。
樹脂がゲル化してきたらカーボンを貼ります。
透明層が厚ければ完成してペーパーで磨く際にカーボン層を削るリスクが少ないからです。
カーボンに樹脂を塗ります。
サフェースマット、ガラスクロス、ガラスマットの順に積層します。

乾いたら型から完成品を抜きます。
が！最初にゲルコート層を塗ります過ぎてカーボンとの間がムラになりました(T_T)

仕方ないのでペーパーで磨いていったら、カーボンまで削ってしまいました。

補修用に樹脂を上塗りしました。
カーボンとの間がムラなのは補修できないのでタミヤのクリアブラックで塗装してアラを見えにくくしました。
その上にウレタンクリアでコーティング

1000番ペーパー
2000番ペーパー
コンパウンド7500
コンパウンド9800
で磨きました。

しかし黒過ぎてカーボンの目が分かりにくい(T_T)

遅くなりましたが完成品をアップ
コンセプトカーのキープフォルムなので
控えめな仕上がりです。
折角のカーボン製なのにクリアブラックを塗装したためにFRPと変わらん(~_~;)