◆苦労した◆ツインエア(312A2)エンジンの刻印(エンジン形式番号)の確認!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
5年目の車検(もちろんユーザー車検)に向けての準備です。
前回の3年目の車検でもよくわからなかった「エンジンの刻印(エンジンの形式番号)」をついに確認できました。
必要なのは、ロッド式の鏡と小型懐中電灯。両方共、ダイソーに同等品が売っています。
注1 : 車検において、車台番号とエンジン型式の確認は「同一性の確認」といって、車検書類とクルマ本体が一致していることを見る最初の項目なんです。欧州車はエンジン本体の刻印がとても分かりにくい場所にあって、ユーザー車検でこの点を突かれると、非常に困ったことになるのです。(突かれないことも有る様ですが・・・)
注2 : 車検をディーラーや民間車検場に任せる場合は、自分でエンジンの刻印を意識する必要は無いです。ですので、殆どの人にとっては、エンジンの刻印を意識することなど、生涯無いかな・・・。ユーザー車検愛好家や、エンジン載せ替えを行う場合に重要になるものです。
2
ボンネットを開けて、次のコマとその次のコマの作業箇所はこの部分から覗き込んだ場所です。
※私の場合は、この場所では前準備作業のみ行いました。ここからでも刻印を確認できるのかもしれませんが、私は別の場所から確認しました(詳しくは後述)。
3
まずはこの付近に注目。
【重要情報 : 刻印場所はどの辺り?】
刻印は、黒いパイプの曲がり角=赤い星が有る所から、奥側(進行後ろ側)に水平に7cmくらい行って、左に水平に5cmくらい行った所に有ります。(どう考えても見にくい場所です)
小さな金色のプレートみたいなもので、この写真で右から左を見たら正対となります。
4
さて、前のコマと同じアングルの写真です。こんな感じで小型の懐中電灯を置いて下さい(前のコマの★のパイプの上です)。テープで固定しても良いです。
前のコマに説明したとおり、だいたいの刻印の位置をイメージして、そこに向けて光を照らして下さい。(ここまで前準備)
5
鏡のロッド部分を伸ばします。
私の場合、全長37cmくらいでした。
鏡は45度くらいの角度をとりあえずつけて下さい。
6
ここからは試行錯誤です。エンジンとバッテリーとの間に鏡を上から下方向に差し込んで、あーでもない、こーでもない・・・という感じで、手探りで刻印を探して下さい。鏡の角度も適宜変えて下さい。
ちょっと見えにくいですが、写真中央に、鏡のロッドの柄の部分が見えます。
つまり、鏡の棒は、真上から真下方向に差し込んでいます。先端の鏡は、前のコマに記載の通り、大体45度くらいにしてあります。
7
分かるかな~?
(ちなみに、左がエンジン、右がバッテリーのプラスね)
鏡はかなり深く入れています。この場所の底についている状態。
8
拡大。
鏡なので文字が逆になっていますが、間違いなく「312A2・・・・」が確認できます。書くと簡単ですし、技術レベルなんて皆無なのですが、クソ暑い中、嫌になる作業でしたよ~。
最初は前方向から鏡を差し込んだのですが、なかなかうまく行きませんでした。懐中電灯の光が刻印に届いているので、懐中電灯の場所から刻印を確認出来るはずなんですけどね(汗)。どなたか再チャレンジを!
(オマケ情報)
ヤフオクで「312A2」を検索すると、解体状態のエンジンがいくつか出品されています。エンジン側面=バッテリー側の中央付近、ミッションのすぐ上の部分に金色のプレートの「刻印」が有るのが分かります。私も、解体業者さんの出品の写真が無いと、刻印のイメージが全然掴めませんでした。ヤフオクのエンジンの出品者様に感謝です。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク