さて、勢いに任せて続きを書きましょう。
パジェロに代わる愛車を検討し始めました。
実はパジェロを選んだ時に条件がありました。
・6人が乗れること。
・ドライビングポジションは高すぎず低すぎず。(スペースギアの経験より)
・前方の視界が良いこと。死角が少ないこと。(ちょいと訳ありでして)
そして今回はもう少しドライビングポジションが低い方が良いだろうという改善案を盛り込みました。
ここ浜松には昔から自動車街と呼ばれる、自動車ディーラーがひしめき合う大通りがあります。
そこで。端から端までめぼしいクルマを見てみることにしました。
クライスラーでチェロキーやボイジャー。
スバルでレガシーランカスター。
国産ペーカーのミニバンなど。
どれもしっくりこなくて、あきらめかけていたときに目に飛び込んできた看板。
「LAND ROVER」
ここは、自分が買えるようなクルマはないけど、夢のレンジローバーが展示してありました。
店舗の表に飾ってあったのは、フリーランダーにディスカバリー・シリーズ2。
まあ、ついでにのぞいていこうかと妻とショールームに足を踏み入れました。
これが運命の出会いでした。
ショールームの窓側には外から見えたレンジローバーが、奥にはエプソムグリーンのディスカバリー・シリーズ2。そのとき初めて運転席に座りました。
驚いたことに、ボンネットの端がきっちりと確認できました。
レザーのシートに、レンジローバーほど豪華ではないものの、適度にウッドが配されていて上品な印象。
そして、7人乗りであることも初めて知りました。
ドライビングポジションは、高めでした。お値段も^^;
営業さんに進められて、試乗をしてみることにしましたがパジェロよりも遥かにワイドなボディに躊躇しながら走り出した記憶があります。狭い国道を怖々走りました。
しかし、国道1号線バイパスに出ると、それは一変しました。
とても見晴らしがよく、隣を走るセダンの家族が見上げるようにこちらを見ていました。
きっと、珍しかったんでしょう。
運転席から見える風景。
それは遠くまで見渡せて、自分のクルマのボンネットも見渡せるんです。
タイヤの位置も何となく把握できてるような感覚。
後で分ったんですが、これこそがランドローバー車の特徴の一つ。
コマンドポジションでした。とても新鮮でした。
乗り心地がよく、椅子は経ち気味なのに何ら違和感がありません。
これなら持病の腰痛にもいいだろうなと直感しました。
なぜか、妻も笑顔。
そこにはのんびりとした、気持ちのよい空気が自然に漂っていました。
ディーラーに戻るとすっかり虜になっていましたが、当然買える訳もなく帰ろうとしました。
そこで耳打ちされたんです。
「実はここのディーラーはオープンしたばかりなんです。オープン記念でディスカバリーの在庫車に好条件をお出しできます」と・・・
そこから、私のいろんな条件を話し・・・
三桁の値引きを提示、下取りも好条件。
果たして我が家にLANDROVER DISCOVERY Sireis II V8i ESがやってきました。
詳細はこちらもどうぞ。
慣れてくると、どんどん使いやすさが分ってきました。
あんなに大きなボディなのに、狭い道路も駐車場も全く苦になりません。
今タイヤがどこにあって、周りにどのくらいのスペースがあるのかが分りやすいんです。
高速道路はぴたっと吸い付くように快適です。
不安などみじんも感じないし、さすが椅子文化の国のシートはどこまで走っても全く腰が痛くなりません。
これは、パジェロのそれとは全く異なっていました。
というか、私にはこちらの方があっていたんでしょうね。
峠道。これは外せません^^;
運動性能。外観からはどうかんじるでしょうか?
実は、これまたとってもいいんです。
リアサスは電子制御のエアを搭載していました。
ACEという機構がそれですが、これが優れものでクロカン走行ではランド車本来の良くのびるオフロードを走破できるものです。一方、高速道路や峠道ではスポーティー車のようにギュッと足を締め付けてかっちりとしたものになります。
なので、峠道では足を目一杯に踏ん張って、タイヤの性能をフルに引き出してコーナーをトレースしていきます。全くと言っていいほどロールしません。結果、ハイペースで走ることができました。
しかし、何より気に入ってたのは、マイペースでゆっくり走っていても周りが気にならないこと。
やっぱり、ゆったりのんびり走って気持ちのよいクルマでした。
アウトドアに行ってみようと思ったのもこのクルマのおかげですね。
ディーラーイベントをLANDROVER EXオートキャンプ場で開催して、それに参加して以来毎年利用させてもらっています。
一番最初に行ったキャンプ場は富士の林間キャンプ場でしたが、家族には評判が悪く。
それがEXはみんなお気に入りで、ここだけは喜んでくれます。
インターネットでK_LANDをディスカバリー中心のコンテンツにしてリニューアル。
それから、このクルマのことについて問い合わせがいくつか入って。
皆さん、やはり英国車の故障の多さを気にしていました。
その時は決まってこんなふうに答えていました。
「確かに故障は多いようですが、私のクルマではまだ大きなものはありません。お金もかかるのかもしれませんが、それを補って余る魅力がこのクルマにはあります。それを知らないであきらめるのはもったいないですよ。」(ちょっと違うかな^^;)
そして、EXで同じディスカバリーのオーナーさんとお会いしました。
はじめてのオフミだったのかもしれません。
そして、たくさんの方々と出会うことになります。この出会いは私の宝ものになりました。
そうそう、このクルマは私が初めて車検を通したクルマになりました。
ディスカバリーにまつわるあれやこれやは放置している
K_LANDをご覧いただけると多少はお分りいただけると思います。
とびっきり程度が良く、格安に手に入るのならもう一度所有してみたいですね。
あ?次のクルマを買うとしたら、もう上がりのクルマになるんでしょうね^^;
おっと、つい長くなりましたね。
もう何書いてるんだか、ひっちゃかめっちゃか^^;
すんませんでした〜!