「過去整備」　リサーキュレーティングボス交換

過去に実施してきた３４８の整備作業のUP。

348のフロントトランク内空調ユニット（シロッコファンが覗いている黒いBOX）に内気⇔外気切り替えの（ウレタンスポンジが貼られた）フラップがあるのはご存知でしょうか？

内気循環のボタンを押せば、本来は９０°程度フラップが上方に回転し外気を閉じますが、これが下に下がったまま…常に外気になっておりました、エアコンの効きが悪い訳だ。
定番の故障箇所らしいです 。

フラップを動かすモーター音はする（ラジコンのサーボのようなBOX）ので、モーターのシャフト辺りかと外してみれば…、モーター部とフラップをつなぐ小さなプラスチック製のボスが割れて空回りしていたのである。

実は、ここをやるのは２度目。
先回はこれを再利用し、ドリルとエポキシ接着剤を駆使し、D型の穴に整形して再装着し、しばらくちゃんと動いていたのです。ところが、プラスチックがボロボロで、再度Ｄ型の穴がバカになってしまった…。
フラップが金属製で凄く重いのです…。

純正はこの小さな単体だけでパーツが出ない、とんでもないものまでごっそり付いてきてしまう。
ところがニーズも多かったのでしょう、お馴染みヒルエンジニアリングがそれ（リサーキュレーティングボス、真鍮製）を単体、数千円で出しており、迷わず購入。で、ポン付けで終了。

その後当然ですが、エアコンの冷え方が変わりました小さな部品ですが、これで内気・外気切り替えはバッチリです。
地味な話でしたが、一度３４８乗りの諸兄も、フラップがちゃんと動いているかご確認を。