目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
Y34のデッドニングを2012年9月頃にしました。
やることは、外す・切る・貼るの三つだけなのですが、思いのほか手間がかかる作業です。
切る、外す、貼るの作業は他にも優れた整備手帳がありますから割愛したいと思いますが、注意点などをメインに記載していきますので、作業時の注意点として活用いただければ幸いです。
ちなみに私はこれが初めてのデッドニングでしたから、プロフェッショナルな方には馬鹿馬鹿しい内容だとは思いますがご容赦ください。
2
ドアノブのプラスチックパネルは、内張りはがしを入れる場所に注意が必要です。
尖った部分から入れると、ツメが折れます。(社長席のを1本やらかしました)
オススメは、助手席では4~5時の位置から外し、一箇所はずれたら、今度は7時くらいの位置で内張りはがしを左右に浮かせて外す方法です。
この二箇所が外れたら、パネルを少し垂直に持ち上げるようにしてやると外れます。
結構、ここが鬼門ですので注意してください。
力を入れすぎるとパネルが凹んで戻りません。
3
第二の鬼門がこのウインドウコントローラーです。
助手席ではネジ固定されていないため、内張りはがしで浮かせてやれば外せます。裏側に配線のカプラーがあるので、ツメを押さえて引っ張れば外せます。
このウインドウコントローラーですが、助手席、後部席は案外簡単に外れますが、運転席が非常に外しにくいです。
解決策は、力技です(笑)。
コントローラー先端のサイドミラー調節器あたりに内張り剥がしを差し込んでおき、浮かせたら、取っ手の部分に両手をかけて、手前に引っ張るようにします。
すると、コントローラーが内張りから外れて、垂直に引っ張れば外れるようになります。
私はここで小一時間ほど悩んで、最初のデッドニングを断念しました。
4
内張りはネジで留まっています。
助手席は3本です。
便利なページがアルパインさんの車種別取付情報にありますので、参考にしています。
内張りを外すには、ネジを全て外し、ドアヒンジ側に内張りの出っ張りがあるのでそこから手前に引くと簡単に外れます。
中の固定リベットが外れると窓枠からぶらさがった状態になります。
この時、横から覗き込むと配線が1本見えるので、このカプラーを外します。あとは垂直に持ち上げれば外せます。
注意点は、いきなり内張りをひっぺがさないことです。
足元灯の配線が付いているので、思い切り引っ張ると断線します。
5
助手席側の内張りを外したところです。
登場当時はY34の静粛性に対抗して、ベンツが窓を二重にしたらしいですから凄いものです。
ちなみに、私はデッドニングしてはいますが、防水シートはそのままにしています。
浸水も怖いですが、単に貧乏性で捨てきれないからです。
6
防音材とシートを持ち上げるとこうなります。
シートのブチルゴムが手につくと非常に厄介です。
シートをはがす際、シートを強めに引っ張りながら自然と剥がれてくるのを待つようにすると、案外きれいに剥がれてくれます。
シートをはがす場合は、パーツクリーナーで掃除してやると綺麗に落ちます。
既にデッドニング後の画像ですが、ヒラリとシートが落ちてくっつくとレアルシルトが黒くなります。
7
内部が見えたら、ひとまず貼りそうな場所をパーツクリーナーで掃除して、脱脂しておきます。
接着が悪くなるそうです。
画像はスピーカー裏面です。
吸音スポンジを貼っていますが、バーが横切っているため、真っ二つに切って貼り付けしています。
ちなみにこのスポンジは、UD-K712のキットに入っていたものです。
それ以外の部分については、レアルシルトのLサイズを16等分して、ドアの外側から軽く叩きながら、コンコンではなくポンポンと音のする場所に貼り付けています。
結局1枚分を貼り付けています。
8
尚、特に振動しやすそうなのが外側鉄板の中央部です。
純正で既に鉛シートが貼り付けられていますが、この部分がなかなか納得のいく仕上がりになりません。
私はある程度のところで妥協しましたが、ここは難しいです。
それにしてもギリギリの画像だなぁ(笑)
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