2013年12月26日
大御所御三家の来日とチケットの値段
11月にポール・マッカートニー来日。
そして新年2月にはローリング・ストーンズ、3月にはボブ・ディランが来日予定だそうです。
ポール・マッカートニーは大人気だったようです。私の周囲にも申し込んだのに抽選に外れたという人が少なからずいました。私自身は申し込まなかったのですが、申し込んだけれど仕事でどうしても行けなくなったとやんぢさんから運よく実費で譲ってもらうことが出来ました。
ローリング・ストーンズは友人が私の分も申し込んでくれました。抽選に当たり24日締め切りで振り込みました。すると昨日、携帯電話にauから“ローリングストーンズ来日auユーザー特別枠のご案内”なるメールが配信されてきました。24日時点で予約金を振り込まなかった人が多数出て、席が余っているのではないかと想像します。
ボブ・ディランは、本当は自分にとってこの大物御三家の中で最も大きな影響を受けたミュージシャンなので是非行きたいと思ったのですが、東京の初日が3月31日。私は転勤で4月1日の朝にはシンガポールに出勤しなければならないので、断念せざるを得ませんでした。
それにしてもすべてS席だとすると、ポールが16,000円、ストーンズが18,000、ディランが22,000円(スタンディングは13,000円)、ネット申し込みの手数料などを入れると6万円コースです。
この値段では、多感な若者にはそう簡単には無理です。露骨に中高年を狙ったビジネスですね。そしてこういうやり方が、若者の音楽人口を狭めて、ひいては音楽産業自体の首を自分で絞めているようにすら思えます。
ちなみに1978年のボブ・ディラン初来日は当時洋楽外タレのチケットとして最高価格と言われましたが、S席で3,800円でした。1990年のストーンズ初来日も当時最高価格と言われましたがS席10,000円(同年のポールは8,000円)でした。
当時国内盤LPは2500円。ディランほどではない外タレのライヴも2,500円くらいでした。国内アーティストは、例えば1980年の伝説のRCサクセション久保講堂ライヴが1,500円でした。ですからLPとライヴは同等価格。
対して現在CDは値崩れの一方、ライヴは高騰。
高校生の私の息子は、中古CDを数百円で大量に買えるので私が高校生のころより沢山の音楽ソフトを堪能していますが、ライヴは高くて行けない状況。
どちらがいいのでしょうか?
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Posted at
2013/12/26 13:36:33
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