エルフと言えば? ①女芸人 ②いすゞのトラック ③野々村病院の人々 オ、オイルは…?(´Д` ;)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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春になったのか、まだ冬なのか、よくわからない今年の初春、いかがお過ごしでしょうか。
少し前の作業ですが、久しぶりにカローラ作業しました。
そもそも投稿自体も久しぶり、ここのところ、書類紛失で処刑台に上がったり、愛知県民、ひいては日本の誇り、鳥山明先生が身罷られたり、いろいろとありまして・・・
気分転換にも、オイル交換です。
先ずは、アンダーカバーを外します。
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上抜き用電動ポンプが壊れて以来、下抜きに戻った私です。負圧式上抜きポンプでも買おうかな?
車高が低い・・・と言うより、オイルパン位置が低い我がカローラ、オイル交換の手順①、パンダジャッキで、少しだけ車体を上げます。
ドレンボルトも外しやすくなる・・・と言うより、廃油受け箱を潜り込ませるためです。
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そして今回は、フィルターも交換します。
フィルターケース下の真ん中のプラグを外すと、ケース内のオイルが・・・
ほぼ出ません。
そこに、フィルターと同梱されている、使い捨てのドレンパイプを差し込むと、蓋代わりになっている内部バルブを押し上げ、フィルターケース内のオイルが排出される構造です。
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今回用意したフィルターは、PIAAの『ツインパワー』です。
濾過重視の層と、通過重視の層とが重なる、凝ったフィルターです。
4AG(後に7AG)の頃から導入していましたが、2GR用にもラインナップがありましたので、採用です。
実は・・・
今までモノタロウブランドのフィルター(画像比較右)を使っていましたが、交換のたびに激変・・・激しく変形していたのですが、原因が分かりました。
今まで、『2GRーF“S”E(縦置き2GR)』用を、なんと間違えて使っていました・・・!
「あれ、カローラ縦置きでは?」
このエンジン、縦と横の『ニコイチ』なのですが、フィルターケース(が付くオイルパンデッキ)は横置きの物なのです。
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適合表をしっかり見定め、横置き用をチョイス、案の定、高さが違いました・・・どおりで、使用後のフィルターが潰れていた訳だ・・・よくトラブルが起きなかったなと、胸を撫で下ろしています。
ちなみに、今回用意したPIAAフィルターは、まさかまさか、家の近所にあるホームセンターに、ネット価格よりもさらに安い、1700円でありました。
モノタロウブランドの(適合する)フィルターだと1490円、それならこのツインパワー買うでしょ。
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ただし、PIAAフィルターには、Oリング2種はあるものの、使い捨てのドレンパイプは同梱されていませんでした。
まあ、L字金具でも突っ込んでやれば、排出はできますので、これでようやく“エコ”かな?
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今回用意したオイルは、人生初のELF『エボリューション900FT』の、0Wー40という、恐ろしく高価・・・と思いきや、なんと4Lで5100円という、むしろ心配になる価格でした。
エルフと言えばエステルベース・・・だったと記憶していたのですが、恐らく最上位グレードではなさそうなので、エステルじゃないのかな?
探せど探せど、成分記載は見つからず。価格からすると、VHVIかな、それは寒いな・・・
はてさて真夏に耐えられるか、昨年の夏は、エステルベースながら0Wー30、油温はヒヤヒヤものでした。
ついでに、イクセルという添加剤も注入してみます。
4AGでは、それなりに効果を感じたのですが・・・どうかな?
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ここ最近は、ずっとペール缶で購入していたので、久しぶりの『缶移し』です。
油圧もシッカリかかり、まずは一安心。
・・・オイル交換だけでは、25ページなんて埋まらないぞ!?
どうするんだ!
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カローラ側ハーネスは4本。
①青
②青/黒
③青/白
④青/橙です。
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MRーS純正は5ピンです。
が、1本はアースなので、電源とコントロールは、同じく4ピンです。
このモーターを入手する際、カプラーと若干でもハーネスが残っている物を選びました。
このハーネスの色が、ヒントになると信じて・・・
MRーS↔カローラ純正間ハーネスアダプターを作ります。
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あとは装着あるのみ。
このカローラ、ワイパーモーター交換には、ちょうどそこの隙間にある(他に設置可能場所が無かった)チャコールキャニスターが邪魔になります。
外したら、ワイパーモーターの固定4本ボルトを外し、可動範囲で引っ張ると、ワイパーリンクの端だけ届きます。
ここで端の固定ナットを外して入れ換え、でも良いのですが、ニュートラルの位置を割り出すのが難しい・・・
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ので、裏からアクセスしましょう!
・・・今にして思えば、外す量が多過ぎるので、やはりモーター入れ換えで、2、3回トライ&エラーを繰り返せばできたかも〜、とも思いますが・・・
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カウル内のカバーを外すと、直接ワイパーリンクに手が届きます。
モーターの固定ナットを外し、軽くこじると、すんなりモーターは外れました。
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あっ、こんな時にこそ、汚れを取っておきましょう。
MRーSモーターを装着したら、裏からワイパーリンクの端の穴を、モーターの回転部スプラインに押し込み、ナットで留め・・・
ナットで留・・・あれ?
全く手応えがない?
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いったん外して、両モーターを見比べてみると・・・
なんと、カローラ純正はナット装着部がM6、MRーS純正は、M8でした。
汎用のM8ナットで装着・・・
ナット装・・・あれ?
ピッチが違う(細目)!
M8ナットの細目は、今手元に無いよ〜
買いに行くの?近くのショボいホムセンには無いよ~・・・
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いいや、作っちゃえ!
M8/1.25P→M8/1.0いいのいいの、噛んでるから。
ワイパーリンク端を、なるべく伸ばして(1番戻った状態)、モーターのスプラインに差し込み、ナットで締め込みます。
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カウル内の蓋、ブチルで接着されているだけでした。
ということは、剥がしきれず残ったブチルを剥がすのが大変ですよっと・・・
蓋は持ち帰り、簡単にサビ、汚れを落とし、耐熱ブラックで塗装しました。
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さー、繋ぎましょ、繋ぎましょ。
繋ぎま・・・
繋・・・ちょっとー!?
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なんだこの整備性の悪さは!?
装着順序
①ワイパーモーターカプラー装着
②チャコールキャニスターを、ブラケットを付けた状態で、カプラーを躱しながら真横から挿入
③キャニスターブラケットを固定
クリアランス・・・当たらなきゃ、こちらの勝ちよ。
多少当たっても割れなきゃ、こちらの勝ちよ。
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もう陽も暮れてきた・・・
キレイに仕上げたかったのですが、あまり時間も無いので、カウルは簡単に汚れを落とし、とりあえず、装着〜
モーターのカプラー、アース線も延ばして、ボルトと共締めします。
仕上げにワイパーを、左右角度を合わせながら固定します(ワイパーアーム自体にも、左右差あり)。
ちょうどこの作業の翌日、雨となりまして、早速の実戦となりました。
https://youtu.be/_jkRK6Nfh8E?si=wI-9w8c5hrJtRxMq
ア゛ーーーーッ!スタートが僅かに戻ってから回る!
でも、滑らか!現代車だ!
微調整が必要ですが(まあ、気にしなければ問題無いかな?ということは多分、微調整しないな)、実に満足度の高いアップデートとなりました。
確か、2代目か3代目?のデミオとか、初代ミライース?のワイパーモーターも、ボルトオンで装着できた・・・のでは?
おひとついかがでしょうか。
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