※またしても有名なキャッチコピーと、某ボカロのヒットナンバーからパクっていたりしますが、温かい心で見ていただきたいのであります。画像は、ブロアファンを分解してダストを飛ばして拭き取った時のものです。
こんにちは、ぷりんす34です。急激に気温が上昇しており、人も車も溶けてくるのでは?とばかりに、グッタリとしてしまうこのごろですが、いかがお過ごしでしょうか。鋳鉄製のシリンダーブロックを採用している時代の車にとっては、衣替えならぬオイル替えの季節と言えます。温度変化に敏感なところが困りものですが、オーバーヒートに強いというメリットは見逃せません。
さて、先日バッテリーを程度極上の中古品に載せ換えたにも関わらず、いまいち調子の出ないカローラⅡ。挙句には、その日最初のエンジンスタートが出来ないという事態が頻発するようになってきました。搭載する前にキチンと比重があるのを確認しているので、電圧不足は考えにくい。燃料供給であれば、走行中も不調でなくてはならない。
やや短絡思考かも知れないが、恐らくはスロットルボディーと吸排気バルブ、そしてピストンヘッドが汚れているがゆえに、始動不良になっているのではと。
時期的にもオイルを夏の気候に合わせたものに交換したいと考えていたので、みんカラの皆様が施工されているのを参考に、呉工業製のエンジンコンディショナーを使ってみました。手が油でべとつくと、洗剤で洗ってもキレイさっぱりとなりにくいので、先にオルタネーターベルトを交換しました。やはりパワステベルトと同じく、AA-TOP製のVリブドベルトを採用しました。他社製よりも硬い傾向にあるので、張りを調整しやすかったです。
それが終わってから、スロットルボディーとピストン周辺のお掃除に挑戦しました。缶に記載されているとおりに細いパイプを外して拭きこむ。更に、アクセルワイヤーと連動することでフラップを開閉させているパーツを手動させては、スロットルボディーの手前部分を存分にクリーニングしました。そして本題である、ピストンヘッドにこびり付いた汚れを落とすべく、プラグを外して吹き付けました。3回くらいに分けて各気筒のプラグホールに噴射すると、呆れるくらいにエスプレッソみたいな泡が溢れてきました。
ウエスをかぶせ、コンクリブロックで重しをして、5~6回クランキング。後は、プラグホールの上部を拭きとり、プラグをしっかり締め込んでプラグコードを差し込みました。最後に普通にエンジンを掛けるのですが、まず一発ではスタートしません。10回くらいに分けて、キーを捻ってようやく始動しました。汚れが酷いほど、白煙を噴くという他の方のインプレッションどおりに、もくもくと出てきました。車体が軽自動車サイズならば、懐かしい2スト軽自動車そのものです。
5キロくらいの距離を大人しく走行してから、在庫していたシェブロンの10W-40を3本使ってオイル交換しました。オイルエレメントとドレンパッキンは、もちろん交換します。値上がり傾向で気軽に買えなくなりましたが、やはりアメリカ製のオイルは一味違います。ピストンの首振りを感じさせることなく、一気に拭け上がるのが病みつきになります。
果たして、エンジンの始動性が劇的に改善しました。2回くらいキーを回さないといけない状況から解放されただけでも嬉しいのに、停車時の振動も激減しているというおまけも付いてきました(ハンドルやシフトレバーに触れないと分からないレベル)。小高い丘のような踏切で一旦停止して走り出すのも、いたってスムーズ。この車、本当に初年度登録が平成8年なの?と、自分でも信じられないくらいでした。これでエンジンとミッションのマウントを交換すれば、NVHのうちVこと振動の項目は100点満点で採点すると、90点はいけると予想しました。
またしても、止め処なく長々と書いてしましましたが、ますます愛着がわいてきたカローラⅡとの日々をこれからも綴っていきたいと考えた日でありました。
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2016/07/03 01:09:21