毎年恒例の遅い夏休み(^O^)/
例年ならセブ島リロアンでダイビングなんだけど、今年はコロナの影響で出国出来ません。
代わりに神様が行った事が無いという山形県へドライブ。
当初は東北自動車道から山形自動車でイッキに山形入り、鶴岡市、酒田市、銀山温泉、蔵王温泉に泊まって、蔵王を越えて東北自動車白石ICで帰る予定でしたが、台風接近で後半荒れた天気なりそう気配。
計画を変更して行きに蔵王越え、帰りは高速に変更。
この変更が初日のハプニングに引き金になるとは…
【いって!みっぺ!】
東北自動車道を快調に走って、白河を越えたらいよいよ「みちのく」東北地方最初パーキングエリア阿武隈PAで休憩。
福島県を走り抜け宮城県へ、東北自動車道は白石ICで降りてここから蔵王エコーライン、蔵王ハイラインを走って、蔵王の「噴火口御釜(おかま)」に到着。
登って来る途中は濃い霧がかかっていましたが、山頂は霧も晴れて「お釜」とご対面。
これで青空だったら申し分ないけど、見れたから良しとするか
神様もスイッチが入ってひと安心
蔵王ハイラインを登ってくる時に1m位の岩の上に車が飾ってあったから、事故防止のオブジェかと思っていたら、事故だったみたい。
料金所の脇でおっちゃんが座りこんでいたのは、レッカー車待ちだったのね。
クレーン車で上から吊らないと脱出できないと思うけど…
蔵王を山形県側下って、次の目的地は「道の駅 白鷹ヤナ公園」
最上川のそばにあって、日本最大級の簗(ヤナ)が仕掛けられいる道の駅です。
「ヤナ場」は誰でも見学自由、運がよければ漁にも参加できます(鮎拾って生簀に入れるだけ)
外の売店では香ばしいにおいが立ち込め食欲をそそります。
炭火でじっくり焼いた鮎
味噌が焼ける香りに負けて、豆腐の田楽をガブリ
お食事処の「あゆ茶屋」でランチタイム!
これが一番の目的です(笑)
・鮎の塩焼きと鮎の田楽焼 ・鮎の甘露煮 ・季節の煮物 ・季節の小鉢 ・鮎ご飯 ・お味噌汁の鮎定食
頭からがぶりとイケる。
香ばしく焼き上げた鮎の塩焼きと鮎の田楽焼
柔らかく炊き上げた鮎の甘露煮
鮎の旨味たっぷりの鮎ご飯
ランチが済んだら次の場所、出羽三山のひとつ羽黒山へ
随神門近くの駐車場にクルマを入れて、出羽三山神社に向けて出発!
随神門から先が出羽三山の神域
門をくぐると継子坂という下りの石段
継子坂を下ると小さなお社が出現
お社を過ぎ神橋を渡ると「秡川神社」と「須賀の滝」
昔は出羽三山に参拝する人々は必ず祓川で身を清めたそうです。
左側に見えるのは樹齢千年を越え、国の天然記念物になっている「爺杉」
根周り10.5m、幹囲8.25mで、羽黒山では最大にして最古の杉です。
以前は近くに「婆杉」もあったそうですが、1902年の暴風で倒れてしまったとの事。
「爺杉」の奥には麓のメイン「国宝 五重塔」
「五重塔」は羽黒山内では最古の木造建築、三間四方の塔は高さが29.4m。
平将門により承平年間(931年-938年)に建立されたと伝わっていわれています。
「五重塔」を参拝した後は、いよいよ本格的な石段が始まり。
最初の難所が「一の坂」
まだまだ続く石段。
石段が造られたのは約400年前。「これだけの石段を江戸時代に造ったとは(@_@。」
全体の中で一番勾配がキツイ「二の坂」
「二の坂」は別名「油こぼしの坂」とも。あまりの勾配に弁慶が奉納する油をこぼしてしまったと伝えられています。
両側に並ぶ杉並木ですが、参道の両側合計で約600本あり、慶長から寛永(1596年-1643年)にかけて植樹されたそうです。
この参道はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星に認定された道だそうです。
「三の坂」の先にゴールの鳥居
2,226段の半端ない石段を登り切って「羽黒山神社」に到着。
出羽三山である「月山神社」、「羽黒山神社」、「湯殿山神社」の三神が合祭された三神合祭参集殿。
修復工事で足場が組まれていて外観は見えませんでした。
山頂に到着したのは17:00少し前、御朱印所は既にクローズしていたので頂けませんでした。
「お釜」に立ち寄って来たから予定より1時間程の到着が遅れたから仕方ない。
神様が事前に調べたところ、17:15山頂発の終バスに乗れば歩かず駐車場まで戻れるとのこと、間に合いそうなのでバス停に急ぎます。
実は羽黒山山頂は路線バスが通っている他、駐車場もあります。
お手軽に羽黒山を楽しむなら、「五十塔」で引き返して車で山頂へ向かうプランあります。
御利益があるかはわかりませんがね。
バス停で時刻表を確認すると17:15のバスが無い、終バスは17:02だと(>_<)
念のために近くの茶屋で聞いてみると今さっき終バスが出たところだって(T_T)
今回、いろいろとお世話になった「ごへい茶屋」
店先で旦那さんが丁寧に焼き上げるやまぶし団子は、石段を登ってへろへろになった身体に最高の糖分補給(笑)
お茶と玉こんにゃく、やまぶし団子を頂きながら駐車場への戻り方を聞いてみると「石段を歩いて戻れば30分、タクシーを呼ぶことも出来るけど麓にいないと時間が掛かるよ。歩いて下るならもう暗いから熊に気をつけてね」だって
膝痛もそろそろ限界にきているから、タクシーを呼んで貰おうと旦那さんにお願いしたら、女将さんが奥から「もう店じまいして帰るから、うちの車に乗っていきなさい」とありがたい御言葉。
御言葉に甘えて同乗させて頂きました。
山を下る車内では、ここで熊を見たとか、このコーナーにいたとか、熊の目撃情報を聞きながら10分程度で駐車場に到着。
旦那さん、女将さん、本当にありがとうございました<(_ _)>
ここからは今日の宿まで30分程度、さらに山を下ります。
途中の大鳥居でキレイな夕焼け
道路わきに車を停めて思わず撮影
無事に今日の宿にチェックイン!
ひと息ついたら、晩ごはんを求めて街に繰り出します。
「ごへい茶屋」のご主人にホテル近くのオススメのお寿司屋さんとか居酒屋さんを教えて頂きましたが、もう歩きたくないからホテル周辺マップに掲載されていた一番近い焼き鳥屋さんへ
民家を改装した感じの小さなお店「ととこ」
小さい店ですが店内に入ると地元の方でほぼ満席
ふたりだったからカウンターで即着席、その後もひっきりなしにお客さんが来ていました。
予約すれば庄内鴨の「鴨しゃぶ」も頂ける。
焼鳥メニューもリーズナブル。
とりあえず焼鳥メニューから、焼ける物を全部2本ずつ塩でと梅キューをオーダー。
梅キューで焼酎をチビチビ飲みながら焼き上がりを待つと、程なくして焼鳥第1弾が着ダーン(^O^)/
第2弾は食べるのに夢中で写真を撮り忘れた。
追加で「庄内鴨」のネギ塩焼をオーダー
こちらも美味しく頂きました(^o^)
お腹いっぱいになるまで焼鳥を堪能して山形の初日は無事終了。
1日目の走行データ
525.83km、15時間28分(観光込み)