以前にツインHVについて調べていたらある自動車整備士の方のサイトで「ツイン ハイブリッド セルモーターの異音」という記事がありました。
内容としてはツインHVは通常のエンジン始動もハイブリッドモーターで行うのでセルモーター特有の大きな作動音がしないのだけど、セルモーター故障防止の目的で何回かに一回はセルモーターを作動させるため、その時だけは通常と違う大きな音が出るので故障と間違われる場合があるというものでした。
MGUを搭載したスズキ最新のストロングハイブリッドもS-エネチャージも最初のエンジン始動はセルモーターを使い、アイドリングストップからの再始動時のみISGを使用するということだったので、実燃費では敵わないけど、最初のエンジン始動時からセルモーターの耳障りな音が出ないところはツインHVが勝るところかなと購入前は期待していました。
ところが実際乗ってみると最初のエンジン始動時は必ずセルモーターが回るのでがっかりしました。前期型と後期型でその辺の制御が変わっているのかとも思いましたが分からないままです。しかしある時、キースイッチをスタート位置まで回してエンジン始動しようとしたもののセルモーターが回りだす直前に手を離してしまったことがありました。そして再度スタート位置に回そうとした瞬間なぜか勝手にハイブリッドモーターが回ってエンジンがかかりました。
それまで気がつかなかったのですが最初のエンジン始動はセルモーターとハイブリッドモーターの両方が作動していました。それならセルモーターを作動しないようにすればハイブリッドモーターのみでエンジン始動してくれるだろうと、セルモーターの始動信号端子(50端子)のコネクターを抜いて確認すると期待通りハイブリッドモーターのみによる静かなエンジン始動をしてくれるようになりました。これならセルモーターは無くても良さそうなのですがHVシステムが故障した時には必要になるので始動信号配線にスイッチを割り込ませて必要な時だけセルモーターを使えるようにしてあります。
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2018/04/17 19:06:30